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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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海洋研教育委員会からご指名をいただいたので、
博士懇談会で話題提供をさせていただく
直前まで悩んだけど、
他の人は比較的キャリアパスの話だったし、
せっかくの機会なので、
ぬるいのはやめて、
何人かを念頭に、
心に刺さるようなバージョンの方でお話しをする
発表のパワポのコピーは末尾に掲載

発表後、
「意外と色々考えてるんだね」
と数人に言われ、
そこまで何も考えてないように見られていたことに愕然
意外なのかぁ・・・

懇親会では久々に若者と戯れる
しかし門限もありますし、
後ろ髪をひかれつつ、
2130に退散


------(以下発表の骨子?)--------

北大(学部~修士)の研究室では6男坊で6段階劣化コピー
国内に同じことができる同世代(6年以内)に他に5人もいる (下もいれるともっと)

この研究室で身に着けた技術・思考法だけでは研究者として生き残れない
(ポストや資金の応募、論文を書くネタなどの重複)

独自色を獲得するために博士では移籍しようと決意
行くなら人的交流の活発そうな首都圏だろう


博士院生生活は結果オーライで順調だったけど、
その後ろでは次のようなことを心に決めていたこと

・博士院生は学生ではなく社会人(研究者)だ
→自己管理・大人(先生)に甘えない・社会の仕組み(研究費・公募)を知る
・学生でいられる最後の期間だ
→今のうちに色々習っておく・先生の名前の力を借りる(共同研究など)
・誘いは断らない
→チャンスのドアにはドアノブがない。開いたドアに気づく感性


@置かれる状況
・やれることは山ほどある
・やった方がいいことも色々ある
・やれと言われることはあまりない

だからこそ

@主体的な行動
・やるべきことを選択する 
・やれるかどうかを判断する
・やるからには主体的にやる


博士課程を生き抜く戦略の提案
@博士課程の早いうちに一本論文を書き上げる
・書くことに対する漠然とした不安の払拭
・査読とはどんなものかを経験
・観測や実験時に論文にできるデータかを見極める力の体得
・論文を書く重要性の認識
・業績の獲得(卒業条件のクリア、公募で優位)


(コウチャンを引用して)
境界領域での共同研究に生きる道を模索する
同一分野にとどまる限り指導教員を超えるのは並大抵ではない


指導教員
「上司」だけど「先生」「指導者」ではない
博士の早い段階での親離れ子離れが重要
プロ野球の監督と選手の関係
ベンチがアホやと野球ができへん
(だからアホな監督は早く引退して席を譲れ、と言ってしまった)


所内連携研究、PDの参画の提案
・新たな研究テーマへの取り組み  (研究者としての視野拡大)
・現在ある設備で研究ができる   (資本金いらず)
・所の持つ人的・物的潜在能力の発掘(海洋研としての強みの発信)
・研究の輪郭がクリアで論文化が近い(業績が早く作れる)
・申請書書きの練習        (生きていく術の習得)



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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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