自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
連合から声明も出ているみたいなので、
現在の自分の状況を記しておく
参考にされたし
質問は直接メールでされたし
ポスドクの形態の一つとして、
プロジェクトに雇用されるというものがある
この場合、理屈上、
「プロジェクト研究に従事する」ことになるため、
「プロジェクト以外の仕事はしてはならない」ことになる
いわゆるエフォート100%状態
でも、これでは研究者としてのキャリアの一歩目から、
研究者としての自由度が無いことになってしまう
連合の声明というのは、
お金の出所とかを考えた場合には、
「筋論的にそれは無しでしょ」なのだが、
若手の立場に立った人情論で言うと、
「そうしてもらわないと困る」ということ
で、
でも、
連合声明はいささか無理筋な感じがするのですが、
実はボク自身はその無理筋を解決するトリッキーな状態にあります
それを紹介するのがこの文章です
さて、ボクの話ですが、
身分的には某機構のポスドク研究員
ボクと機構は1枚の契約書で契約関係にある
機構ポスドク研究員としてのエフォートが、
80%->科研費(ボスが代表)
20%->所属ラボ
ということに(たしか)なっていて、
上記の契約書にも、
「科研費~~に関する研究」および「~~に関する研究」と記されていて、
この通りの配分で給料の「出所」が分別されている(らしい)
(契約書には配分は書いていない)
「らしい」というのは、
「給料の出所」というのはボクの財布に入る一歩手前の話で、
いわゆる会社の中のお話
機構からは契約書通りの額が月に1回振り込まれているので、
ボク自身にとっては「給料の出所」の実感は無い
とはいえ、
毎月出勤簿と一緒に勤務報告書みたいなものを提出していて、
そこには「今日はアッチ」「昨日はコッチ」ということを書いて、
実質の(つまりは書面上の)エフォートが、
給料の出所に関するエフォートと一致するようにしている
ボスの科研費での雇用にあたる80%に関しては、
そのまま科研費の目的に沿った仕事をしている
一方、
機構のラボの仕事に従事している20%というのは、
普通に機構の金で雇用されているポスドクと同じように、
科研費を含む外部資金に応募する資格を有し、
実際に獲得・利用しながら、
ラボの研究を実施している
エフォート管理も普通の人たちと同じだ
ということで、
現在のエフォートは(細かい数字は間違ってると思うけど)、
80%->ボスの科研費
8%->自分の科研費若手
8%->自分の外部資金A
2%->自分の外部資金B
2%->ラボの仕事
ということになっている(はず)
と、
ボクの場合は20%分を「機構のお金」でまかなえるので、
「科研費で雇われつつ科研費を受領(申請)する」ことが可能になっている
しかし、
たとえば大学教員の科研費で雇われる場合、
科研費以外の残りの部分をどのように捻出するのか、
大学としてどのような形式がありえるのか、
これは個別の事例になってしまうかもしれない
いずれにせよ、
科研費申請資格の有無というのは、
お金を得ることができるかどうかはもとより、
「研究費獲得実績」にも関わるので、
非常にシビアな問題である
と、いうような認識をポスドク自身が持つことも重要かと思う
「ラボにお金あるから科研費申請せんでもえーわー」とか、
そういうこと言ってるとそのうち痛い目にあうかもしれませんよ
あと、
ボクのようにややトリッキーな方法が実際に行われていることを、
情報として提示できるだけで、
それぞれの所属でのヤリクリをお願いする糸口になると思うのです
事務手続き的には結構お堅い我が機構で出来ていることですから、
大学でも(大学ならではの問題を除けば)可能なはずなのです
Tweet
現在の自分の状況を記しておく
参考にされたし
質問は直接メールでされたし
ポスドクの形態の一つとして、
プロジェクトに雇用されるというものがある
この場合、理屈上、
「プロジェクト研究に従事する」ことになるため、
「プロジェクト以外の仕事はしてはならない」ことになる
いわゆるエフォート100%状態
でも、これでは研究者としてのキャリアの一歩目から、
研究者としての自由度が無いことになってしまう
連合の声明というのは、
お金の出所とかを考えた場合には、
「筋論的にそれは無しでしょ」なのだが、
若手の立場に立った人情論で言うと、
「そうしてもらわないと困る」ということ
で、
でも、
連合声明はいささか無理筋な感じがするのですが、
実はボク自身はその無理筋を解決するトリッキーな状態にあります
それを紹介するのがこの文章です
さて、ボクの話ですが、
身分的には某機構のポスドク研究員
ボクと機構は1枚の契約書で契約関係にある
機構ポスドク研究員としてのエフォートが、
80%->科研費(ボスが代表)
20%->所属ラボ
ということに(たしか)なっていて、
上記の契約書にも、
「科研費~~に関する研究」および「~~に関する研究」と記されていて、
この通りの配分で給料の「出所」が分別されている(らしい)
(契約書には配分は書いていない)
「らしい」というのは、
「給料の出所」というのはボクの財布に入る一歩手前の話で、
いわゆる会社の中のお話
機構からは契約書通りの額が月に1回振り込まれているので、
ボク自身にとっては「給料の出所」の実感は無い
とはいえ、
毎月出勤簿と一緒に勤務報告書みたいなものを提出していて、
そこには「今日はアッチ」「昨日はコッチ」ということを書いて、
実質の(つまりは書面上の)エフォートが、
給料の出所に関するエフォートと一致するようにしている
ボスの科研費での雇用にあたる80%に関しては、
そのまま科研費の目的に沿った仕事をしている
一方、
機構のラボの仕事に従事している20%というのは、
普通に機構の金で雇用されているポスドクと同じように、
科研費を含む外部資金に応募する資格を有し、
実際に獲得・利用しながら、
ラボの研究を実施している
エフォート管理も普通の人たちと同じだ
ということで、
現在のエフォートは(細かい数字は間違ってると思うけど)、
80%->ボスの科研費
8%->自分の科研費若手
8%->自分の外部資金A
2%->自分の外部資金B
2%->ラボの仕事
ということになっている(はず)
と、
ボクの場合は20%分を「機構のお金」でまかなえるので、
「科研費で雇われつつ科研費を受領(申請)する」ことが可能になっている
しかし、
たとえば大学教員の科研費で雇われる場合、
科研費以外の残りの部分をどのように捻出するのか、
大学としてどのような形式がありえるのか、
これは個別の事例になってしまうかもしれない
いずれにせよ、
科研費申請資格の有無というのは、
お金を得ることができるかどうかはもとより、
「研究費獲得実績」にも関わるので、
非常にシビアな問題である
と、いうような認識をポスドク自身が持つことも重要かと思う
「ラボにお金あるから科研費申請せんでもえーわー」とか、
そういうこと言ってるとそのうち痛い目にあうかもしれませんよ
あと、
ボクのようにややトリッキーな方法が実際に行われていることを、
情報として提示できるだけで、
それぞれの所属でのヤリクリをお願いする糸口になると思うのです
事務手続き的には結構お堅い我が機構で出来ていることですから、
大学でも(大学ならではの問題を除けば)可能なはずなのです
PR