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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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0-1
内容は大惨敗でした
レッズ何もできず

しっかりと守備を固めたレッズ、
それを崩そうとするミランという図式
忠実なチェックでドフリーに前を向きはさせないものの、
足元へのパスは難なく通される
ボール奪取をしてもすばやい寄せのせいで落ち着いてボールを回すことができず、
前線に大きく出すも、かなりベタ引きで守っているので、
前線ではボールに触ることすらできない
トゥリオも上がらないというよりは上がらせてもらえない
という感じで延々と試合が続いていく
まったくシュートを打てる機会すら作れない

テレビでもとりあげられている局面を抽出
まずカカーが真ん中でボールもって突破→セードルフ→シュート外れる、のシーン
ここですごいのはカカーのドリブルではなく、
カカーが突破することを信じてゴール前に襲い掛かった他の3人だと思うわけです
ネネがカカーに振り切られ、
次にトゥリオがカカーにいった時点で、
残っていたDFの坪井・細貝でフリーランでゴール前に向かう3人を見なきゃいけなく、
本来ネネが見るべき左サイドのセードルフがフリーになり、シュートを打たれた
つまり、
ネネがいれば4vs4の局面だったんだけど、
抜かれたことで3vs4になったってこと
3vs4になったのは、もちろんカカーが抜いたこともあるけど、
ミランの3人が各々でパスコースを確保しながらゴール前に向かっていたこと
カカー以外に3人前線にいるってことは、
本来は中盤より後ろにいる選手が上がってきてないとありえない
このカカーの縦のスピードにあわせた他の3人忠実な押し上げがすごい
スピード切り替えのタイミングとその強弱の徹底
うん
レッズも何回かは前線で3vs3ぐらいの局面を作れているんだけど、
プレースピードをあげきれず4人目の攻め上がりが無く、
結局相手の戻りを許し、3vs3を3vs4にしてしまう

次に得点シーン
左でカカーが1人振り切って中に入れる→フリーのセードルフ→押し込むだけ
ここは、
正直、
レッズの相馬のせい
まっすぐゴール前に入ってくるセードルフについて、
まっすぐ戻っていたんだけど、
セードルフがやおらニアに方向を切り替えたことへの反応が遅れ、
フリーにしてしまった
カカーとセードルフの間にはDFがまだ2人いたけども、
彼らはカカーの方を向いているので背後のセードルフをケアすることはできない
という得点シーン
後ろに戻るだけでは守備にならないことを実感
ボールの落ち着いた局面ではやっぱり人にしっかりとつかないとね


で、
なぜ大惨敗になったか、
なぜ何もできなかったか、
ですが、
もうどうしようもないことではないと思います
ミランもレッズもやっていることは一緒
攻撃ではボールを持っていない人も忠実に動いて、
マークをずらして局所的な数的優位を作ってる
守備ではボールがおさまるところに素早くよせて、
前を向かせず味方の戻りを待つ

それでも見ての通りの圧倒的な違いが出てくるのは、
局面ごとのスピードの切り替えでしょう
「機を逃さぬスピードアップ」とも言えると思います
上で触れた前者のケースのように、
中盤でボールを奪取した時の攻め上がりのギアチェンジ
また、
相手の不用意なバックパスに対する猛烈な攻撃的守備
もちろんこういったことを可能にするのは、
正確な足元の技術や身体能力なんですが、
それよりも局面を読む力、いわゆる試合観・得点感覚というヤツの違いでしょう


なんだかまとまらないけど、
要するに、
まだまだレッズの、そして日本のサッカーは子供ってこと
コンセプト通り忠実に動けてはいるんだけど、
ここぞという局面でもっと狡猾に、貪欲に、猛烈に動かないとね


アベ・スズキ・ハセベはやっぱりがんばってた
ワシントン・ナガイはゲームに入れてもらえず
ソウマは不発
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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