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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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日本学術会議の第25期が2023年9月末で終わる。
第25期のはじまりは2020年10月1日。
コロナ禍の発端が2020年1月、ワクチンの医療従事者への流通が2021年初頭からなので、コロナ禍の行く末が見えない時期だった。
さらにいわゆる「任命拒否問題」が発覚し、第25期は最後まで翻弄されることになった。

若手アカデミーは、日本学術会議の会員・連携会員あわせて約2000名のうち、45歳未満の者が任意に参加する集団だ。
ボクは第23期の終わり頃に、すみいさんが流布した公募に応募して特任職として参加。
第23期の代表は上田さんだった。
この時、ちょうどスイスにいたので、初参加がハイブリッド・オンラインだったこともあり、雰囲気は掴めないままだった。

第24期からは、コオプテーションによる恩師からの推薦を受け、日本学術会議の連携会員に選出され、若手アカデミーにも所属することになった。
日本学術会議の任期は、一度の選出につき2期6年間なので、第25期にも継続して活動することが、この時点で決まった。
第24期の若手アカデミー代表は岸村さん。
若手アカデミーの下に設置される複数の分科会のうち、学術の未来検討分科会で主に活動した。

そして第25期。
若手アカデミー代表には、満を持して、岩崎さんが登板。
「20年後にあたる2040年を見据えたリモデリング戦略」という明確な旗を立て活動を開始した。
50人ほどのメンバーを8つほどの分科会にわけることで、比較的少人数での活発な議論を促す方針も奏功。
学術界の内外で色んな仕掛けが出来た、と思うし、その結実たる見解は近日中に発出見込みだ。

第24期の学術の未来検討分科会の議論を継承した上で集団を発展的に分裂させ、片方を人材育成、もう片方を業界体質改善とした。
「学術界の業界体質改善分科会」という名称に、当初はシニア側から難色を示されたという話も聞こえてきた。
若手アカデミーでも分科会に所属希望したのは、最少の5名。
当初想定した実質的な議論のフォーカスは、学会活動の負担だった。
途中から、任命拒否問題からの関係改善にむけた(?)政府からの諮問に対する『回答』を用意する議論にも付き合ってもらった。

〜〜
第24期は、岸村アニキをみんなで担いで、わっしょいわっしょいと進めていた。
第25期は、ワタルさんがビシッと示した道を、みんなでワイワイと歩いて行った。
そんなイメージをもっている。
甲乙は付けがたい。両方よかった。


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