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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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研究の話。

9月から滞在教授(?)でUWからマーヴ・リリー教授(Prof. Lilley)がいる。
たぶん世界で一番研究内容が近い研究者。

朝10時のお茶会は他ラボのポスドク院生がワイワイやってて避けてたが,
リリーがちょこんと座っていたのでちょっと会話。

UW関係者定番の「Kenは24時間ラボで働いて」というヤツなど。
ついでに「乗船は好き。次の予定は2018年。生きていれば乗船する。」とか。
なんとすでに74歳だと。
今年定年の恩師が64歳なので,それよりさらに10年も上。
ほげー。
なぜETHに滞在しているのかはイマイチよくわからんのだが。

別の日にお茶会を見てみたら,
マーヴが火山岩研究室の院生(ニコ)と話をしてた。
ちょっと横に立って話を聞いていたら,
マグマ中での炭素のスペシエーションと同位体とか,そういう話。
ちょっと興味がある部分で質問とかしてみたら,
ニコが色々と話をしてくれて,さらに「時間があったらラボに」と誘ってくれた。

はじめに連れて行ってくれたラボがIRMS部屋で,
ニコはがんばってラインの説明をしてくれていたんだけど,
マーヴが「彼は専門家やで」とツッコミを入れてパパッと終了した。

次に,マグマ温度装置。
金カプセルで(水無しで)煮込む。
ドライなので加圧が無くてハンドリングは簡単そう。
これまでの結果も教えてくれた。
「興味があれば実験しても良いよ!ぜひ!」とのこと。

居室側にあるラボも紹介してもらって(金を封じる装置),
部屋に戻って,自分の仕事の紹介。
ついでに「読んだ方がいいよー」とマッカラム総説も紹介。

誰かと話せば,それがこうやって思いもしない展開になるので,
やはりオープンな場に出ていくことと,オープンマインドでいることは,
大事だなぁと思った次第。

今週は木金でコーネル・デロンデの集中講義。
開催前に少しだけ話をしたら,来月までサバティカルでETHにいるとのこと。
再来週あたりにランチに行こうと約束。
集中講義自体は熱水調査の初歩的な紹介。
プルーム探査の重要性とか。まぁふつう。

月曜はIskwくんと街で,木曜はKkc-HbさんIskwくんと三人でコンテナ。
木曜夜から寒くなってきて,ノドに痛みと腫れ。
やばいか。
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