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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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今日は南エンセイ論文
ストロンチウムの話をうまく盛り込めた気がする
これで具材はすべて挙げた
あとは最後の仕上げと、
入り口の整備だ

どこに力点を置こうか、
悩み中
ノーマルが一番なんだろうけど、
自分の思いも詰め込みたい
難しい 

しかし、
引用で済まそうと思っていた部分も図が必要な気がしてきて、
そうなると日本語総説の図がすべてマイナーチェンジして登場することになる
なんかコピペ論文のにおいがプンプンするが、
ボクという一人の研究者が取り組んでいることだから、
しょうがないといえばしょうがないのかなぁとも思う

しかし、しかし、
GeopigでLogKを取得するだけで、
こんなにも考察に深みが出るとは・・・
おそるべし



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Seanが黙々と、
そしてせっせとイオンソースを解体修理
レンズが真っ黒で「ここかー」みたいいな感じ
「John(ヘイズね)のところで習ったよ」
とか言って、
一人ですいすいと作業する
ステキね
測定できるようになりますように

あとは部屋でプレゼン練習
PPT直しつつ喋りつつなので、
原稿作るのは効率が悪い

話したい内容盛り込んで、
かつ時間を守ろうとすると、
どうも中途半端
まぁしょうがない
細かい話はセミナー後に個別に、ということで 

次のサンプリングは水曜に決定

オフィスのコーヒーがなかったので、
ビレッジまでテクテク歩いてオブセッションでラテ
テクテク戻ってプレゼン原稿作り
しかし、
PPT自体の流れが悪すぎてイマイチ
PPTを作り直そう

昼抜きで夜はSteve'sでピザ
三度目
すばらしい

あぁ、もっと生産的な生活をせねばね
 
朝起きたらMarkがいない
車もないし、
たぶんボストンの彼女のとこだな

朝一で買い物に行って食糧補給
ついにレトルトに手を出した
まぁ良かろう

家に帰ったぐらいから二日酔い
自転車でまわったのかも
午前中はソファーで睡眠

お昼食べて、
パワポの詰めをして、
査読を終わらせて、
ダラダラと過ごす

明日からはマジメに働こう
とりあえず、
セミナー発表の原稿作りだ


 
いつも通りお一人様ランチをして食堂を出たところで、
日本のラボのヘッド、シローイマワキとすれ違う
その後ろに、ふ、ふたむら隊長!
なんとイマワキ理事に随伴していると
なんたる!

夕方に家に戻ってゴロゴロしていると、
ふたむらさんか「日本人会あるけどこない?」
とお誘い
喜んで参加

昔「かいこう」のパイロットだったというミカガワさん宅
理事ご一行様に加え、
ホンジョウ(Honjo)さん夫妻、
ワダ(Wada)さん、など

Honjo奥方に「宝塚の魅力を語れ」という無茶ぶりをされ、
あげく「なんだかがっかりだわ」みたいなことを言われた
あんまりだ・・・・

Honjoさんからは、
「科学には哲学が大事」
「こっちではまずそれをみっちり教える」
「野崎にはそれがあった。野崎の本にはそれが表れている」
とのコメント
そうか、それは読み直さねば

ふたむら隊長とは機構内の某案件など
色々と衝撃
うちのラボ、無くなるの?みたいな
今後の動向から目が離せない

久々に日本語を話して、
ビールをしこたま補給しました
ぶひー

何にもめでたくないけどね

JSPSのリリース

なぜPDなんだ
PDとDCが逆だろ

コンテストにした民主も、
PDを出場させた文科省も、
ウンチですね 

学振PDに関する以前の文章たち

定年延長がポストの流動性を下げたのでは?


学振PDは他のポスドクとは違うのだ

学振PDは生活保護・弱者救済なんかじゃない

ちなみに2ch情報によると、
Webで確認すれば、
当選者->学振受理
落選者->不採択
となっているとのこと


2回試料採取したので温度を上げる
より有機物が壊れるのでは無いかと期待
圧力モニタしてるだけで半日が終了

残りはプレゼン作り
話したい内容が多すぎてやばい
やはり全部流して喋ろう
んで、
「後から個別に聞いてチョウダイ」作戦だ

オバタ閣下から論文リターン
予想通りのコメントで、
やはりそうすべきだと感じる
しかし、
セミナー発表と南奄西が先
ぐはぁ

今年の6航海、
というか前年のインド洋から、
ほとんどまとめきれていない
仕事が遅い!


UBCのAndrewに声をかけられた
シドロモドロしてしまって詳しい話が出来なかった
次はこちらから声をかけてみよう
 
連合から声明も出ているみたいなので、
現在の自分の状況を記しておく
参考にされたし
質問は直接メールでされたし


ポスドクの形態の一つとして、
プロジェクトに雇用されるというものがある
この場合、理屈上、
「プロジェクト研究に従事する」ことになるため、
「プロジェクト以外の仕事はしてはならない」ことになる
いわゆるエフォート100%状態

でも、これでは研究者としてのキャリアの一歩目から、
研究者としての自由度が無いことになってしまう

連合の声明というのは、
お金の出所とかを考えた場合には、
「筋論的にそれは無しでしょ」なのだが、
若手の立場に立った人情論で言うと、
「そうしてもらわないと困る」ということ

で、
でも、
連合声明はいささか無理筋な感じがするのですが、
実はボク自身はその無理筋を解決するトリッキーな状態にあります
それを紹介するのがこの文章です


さて、ボクの話ですが、
身分的には某機構のポスドク研究員
ボクと機構は1枚の契約書で契約関係にある

機構ポスドク研究員としてのエフォートが、
80%->科研費(ボスが代表)
20%->所属ラボ
ということに(たしか)なっていて、
上記の契約書にも、
「科研費~~に関する研究」および「~~に関する研究」と記されていて、
この通りの配分で給料の「出所」が分別されている(らしい)
(契約書には配分は書いていない)


「らしい」というのは、
「給料の出所」というのはボクの財布に入る一歩手前の話で、
いわゆる会社の中のお話
機構からは契約書通りの額が月に1回振り込まれているので、
ボク自身にとっては「給料の出所」の実感は無い


とはいえ、
毎月出勤簿と一緒に勤務報告書みたいなものを提出していて、
そこには「今日はアッチ」「昨日はコッチ」ということを書いて、
実質の(つまりは書面上の)エフォートが、
給料の出所に関するエフォートと一致するようにしている

ボスの科研費での雇用にあたる80%に関しては、
そのまま科研費の目的に沿った仕事をしている

一方、
機構のラボの仕事に従事している20%というのは、
普通に機構の金で雇用されているポスドクと同じように、
科研費を含む外部資金に応募する資格を有し、
実際に獲得・利用しながら、
ラボの研究を実施している
エフォート管理も普通の人たちと同じだ


ということで、
現在のエフォートは(細かい数字は間違ってると思うけど)、
80%->ボスの科研費
8%->自分の科研費若手
8%->自分の外部資金A
2%->自分の外部資金B
2%->ラボの仕事
ということになっている(はず)

と、
ボクの場合は20%分を「機構のお金」でまかなえるので、
「科研費で雇われつつ科研費を受領(申請)する」ことが可能になっている

しかし、
たとえば大学教員の科研費で雇われる場合、
科研費以外の残りの部分をどのように捻出するのか、
大学としてどのような形式がありえるのか、
これは個別の事例になってしまうかもしれない

いずれにせよ、
科研費申請資格の有無というのは、
お金を得ることができるかどうかはもとより、
「研究費獲得実績」にも関わるので、
非常にシビアな問題である

と、いうような認識をポスドク自身が持つことも重要かと思う
「ラボにお金あるから科研費申請せんでもえーわー」とか、
そういうこと言ってるとそのうち痛い目にあうかもしれませんよ

あと、
ボクのようにややトリッキーな方法が実際に行われていることを、
情報として提示できるだけで、
それぞれの所属でのヤリクリをお願いする糸口になると思うのです
事務手続き的には結構お堅い我が機構で出来ていることですから、
大学でも(大学ならではの問題を除けば)可能なはずなのです


 
早くも三週間が経過

今日は二度目のサンプリング
不飽和が崩れていく様子を確認
すばらしい

ショーンがキャリブレーションをしてくれるのだけど、
申し訳ないから横で見てたら「Do you Wanna do?」だって
全然やりたくないので、
いやいや、やって、と言っておいた

昨日NBAが開幕
オニールは最年長らしい
のっそりとダンクしてた
今日はMBLがワールドシリーズ
家に帰ったらプレミアも放送してた
すばらしい環境

しかし相変わらず英語がわからん
困った

明日からはプレゼン作りと練習だ

 
県知事の育児休暇が世間を少し騒がせておるようなので、
個別の案件については事情もあろうことでしょうから、
ここでは男性育児休暇の哲学について少し私見を記しておこう

というのも、
色々と考えているうちに、
これまでの自分の考えの浅薄さに気づいてしまったから





男性育児休暇の要諦は、
「業務に支障を”きたす”出産・育児について、
女性のみでなく相当の男性を追ってもよろしかろう(追うべきだ)」

という部分にあるのだろう
だから、
「業務に支障の無い範囲での育児休暇」
というのは、
ただの家族サービス休暇であって、
育児休暇には勘定されない

これまでの社会では、
女性のみが出産育児に関わる休暇を取っていた
これを会社視点で見た場合には、
「不定期に長期間の非戦力化する」女性は、
戦力として計上できないため非常にハイリスクな雇用であり、
これが男女雇用機会均等の理念に対する、
現場からの生の声、つまりは異論として、
長らく(今もなお)唱えられてきた

社会制度をどのように改訂しようとも、
出産は絶対的に女性にしか担えないものであり、
また出産は社会的に否定されざる絶対的な行為であるから、
(人間がいなくなったら会社はいらないから、って意味で)
女性にこのリスクを回避することを強いるのは、
社会的、道徳的な観点からも許されざることである


こうした背景を勘案すると、
女性のリスクを排除できない以上、
男性も同等にリスクを負うことが、
男女雇用機会均等の理念に叶う次善の策となる
(最善は女性がリスクを負わないことだけど、それは無理筋)


こうして男性の育児休暇をとらえると、
それは常に「会社人女性の育児休暇」とトレードオフでなければならない
感情的には「専業主婦の育児も云々」となるところだろうが、
これは男性の育児休暇を語る上で計上してはならないだろう
男性の育児休暇論の本質は「業務に支障をきたすリスク」にあり、
「育児労働の男女不均等負担」ではないからだ
(そもそもの雇用機会という視点などではこれも重要なのだろうけども)


繰り返しになるが、
男性の育児休暇(制度)については、
「会社人としての女性と同等」の、
「不定期・一定期間の非戦力化」を、
「潜在的リスクとして備えた上で就職」することで、
はじめてその理念を実現しうるのである(と思う)



というようなことを考えると、
夫婦が同じ組織で仕事をしていないと、
トレードオフ感がまったくないのだが、
それは社会全体で勘定すれば良いことにすればいい

だから、
何度も繰り返していますが、
男性の育児休暇には妻の社会復帰が伴わねばならない
理念的には、ですが

現在の問題は、
「雇用機会均等」と「家事労働負担」とが区別されていないこと、
そして、
男性の育児休暇は、理念的には、
「妻が出産した場合の休暇は"強制されるべき"もの」である、
という認識がないことでは無かろうか

要するに、
会社が「育児休暇を取る権利を男性に与える」うちは、
まったく男女平等は不十分であって、
女性社員が出産する時に生じる「必要な休暇」を、
男性社員にも「強制」することが、
会社視点での社員の扱いとしては、男女平等に叶うのでは無いだろうか

そこで、
知事など会社の長にあたる人が、
ロールモデルとして男性の育児休暇を実践するということは、
今後、育児休暇という理念を浸透させていく上では重要なのである
で、あるからして、
知事が、
「業務に支障のない範囲で育児休暇」とか、
「男性の皆さんもどんどん育児休暇とりましょう」とか、
そういうことを言うのは「違う」のである


なんだか意味がわからなくなってきましたが、
本当に男女雇用機会均等を目指すのであれば、
出産時に絶対必至な産休相当の休暇を、
男性にも育児休暇として強制しなさい、ということです
その間の非戦力化は「そういうもの」として社会全体が認識し、
そのリスクを社会全体が負い、
新たな人間が誕生したという計り知れない利益を社会全体で享受し、
それでトレードオフということにしましょう、というのが、
理念的には、辻褄があうのじゃないかな、と思うのです


しかし、
個人的には、
そもそも男女は別の機能を有しているんだからナンセンスじゃね?とか、
妻が専業主婦の場合は別に休む必要なくね?とか、
思うところも色々あるわけです

やばい
まとまらない
 
という風に、
だんだんと自分の中での考え方が変わってきていて、
帰国後に育児休暇をどうしようかというのが悩みになってきています

当初は、
1ヶ月(自ら)強制的にラボから隔離される、
その状況を広く公表する、
それでもちゃんと研究者として生き延びる、というのが、
自分に課したミッションのようなものだったのですが、
それも何だか違う気がしています

もう少し考えます


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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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