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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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憲法9条改正だとかなんだとか言ってるが,
双方の言い分を極論してしまうと。
「軍を持っているから殺してしまうんだ。持たなければいい。」
「軍を持っていないで無抵抗のまま殺されてもいいのか。」
ということで,
こうして考えると,
「たとえ殺されても殺さない」のか,
「殺されるぐらいなら殺す」のか,
という話に帰着できる気がする。

でもね,
戦争の引き金って,後者だと思うんですよ。
「得体の知れない相手がいて,
 何をしだすかわからなくって,
 でもまだそんなに力は持ってなくて,
 だから今のうちに屈服させておこう」
ってのが,
強い方が弱い方に攻め込む口実じゃないですか。
(湾岸もアフガンも,そんな感じじゃなかったっけ?)

あとネトウヨ系の人々は,
「中韓は日本を嫌っているから何をするかわからん」
「日本の領土侵攻を企んでいる」
「戦争ならやってやるよ!」
って感じだけども,
彼らとて,領土領海を増やしたいのかもしれないけども,
本気でドンパチ戦争を仕掛けてくるってことはないんじゃないか。

というのも,
今のご時世,アメリカが圧倒的に強くて,
彼らは経済的な事情からか,示威行為なのかわからんけども,
とにかく兵力をどこかに投下して,
「世界の警察・米軍は必要だよね」
というポーズを決めたいわけでしょう。

そうやって考えると,
日本のとる立場として,
変にカッコだけ立派な兵力を整えてしまうと,
周辺国からは「大日本帝国の暴走再び」と誤解されるし,
米軍からは「世界の警察の一員ならもっと頑張れや」と言われるし,
で,
良いことがないように思われる。

むしろ,
軍備を完全に放棄してしまったらどうか。
それを世界中にアナウンスすればどうか。
「得体のしれない恐怖」を周辺国にあたえることはないし,
領土問題の解決策として戦争を選択する恐れもないし,
たとえ政権が変わって好戦的な内閣になっても急に軍備することは出来ないし。
周辺国も米軍も,
完全武装放棄を宣言した国に対して戦争を仕掛けることは,
世界の警察・米軍の睨みがきいているという意味でも,
世界の警察・米軍の立場としても,
出来ることではないように思われる。
仮に完全武装放棄をした国に攻め込もうものなら,
国際的な批難は必至だから。


ということで,
世界に先駆けて,
日本は「完全武装放棄」を宣言すれば良いと思うの。
わりとマジで。

で,その旗の下になら,
大同小異で,
現野党も結集できると思うんだけどなぁ。
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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