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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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ちょっと間が空きましたが、
これぐらいのペースの方が色々と考えられていいですね


オーバーアチーブについて、
「共通・相対的」と「個人・絶対的」の二者に分類するのは、
納得がいくものでした
共感

で、
オーバーアチーブは行動の結果に関することだけど、
その行動を実施する際の目的意識・動機付けには、
「内発的動機付け」と「外発的動機付け」があると聞いたことがあります

それぞれの意味は読んで字のごとくで、
内発的動機付けってのは、
自分の内側から湧き出る感情に基づいた行動動機を、
外発的動機付けってのは、
誰かに動機付けられることを言うようです
(専門的な意味はわかんなくって、ボクの解釈です)

T氏が例として挙げた「腹筋100回」というのが面白いので、
これを例にして考えると、
「腹筋100回やる」ことは動機的には内発的でも外発的でもありえると思います
「昨日は99回できたから今日は100回だ」は内発的、
「100回できないと罰が待ってるから100回やらねば」は外発的、
って、そんな感じ
数字を媒介するからなんとなく「共通のオーバーアチーブ」な感じがするけども、
本質的な部分は、
「その数字を設定したのはなぜか」にあるのかと思います


前回は「ゲーム」と「スポーツ」と言ってしまいましたが、
そもそも「スポーツ」ってなんやねん、って部分がややこしいですね
「スポーツ」の「ゲーム」的な部分は「競技」と呼ばれるものだと思います

「競技」ってのは相手と競うものだから、
そのもの自体が外発的動機によって行われてる
たとえば野球ってのは、
すごく競技として発達してるんだけど、
でも、
その競技での勝利を追求していくと、
相手や環境ってのは自分ではどうしようもないから、
どうするかって言うと、
もうそれは自分でできる範囲のことをより良くするしかない
そうすると、
もはや相手の実力や環境、競技の特性、
つまり外発的な事象なんかは到達目標の支配要因ではなくなって、
自分の行うことは内発的な動機に支配されていて、
練習が目的というか、
自分の心身操作(自己研鑽)が目的になっていくんじゃないかな

「競技」を突き詰めると、かえって「競技性」からは遠ざかっていく

そんな感覚じゃなかったかな、と自分を振り返っても思うなぁ
自分の話をすると、
フォームを確認するために泳いでいるときにタイムを採られると、
「今はタイムを計る場面じゃないでしょ!?」
みたいな
わかりにくいね


もう少し一般化すると、
ちょっと焦点がずれるかもしれないけど、
「自分が自発的に何をするか」じゃなくて、
「自分が何が起こることを想定しているか」って感じ
「後の先」ってのはこういうことを言ってるのかもしれない
「後の先」ができるための準備ってのは、
「先の先」だよね
で、
「何が起こるか」を想定するっていったけど、
そこで「世の中、何でも起こりうる」って考えてしまうと、
もう自分が何を想定しているのかが無くなってしまうよね

マンガの「昴」で、
プリシラってプリマドンナが、
まぁすごいバレリーナなんだけど、
この人は、
ただ立ってるんだよね
それってまさに「先の先」だな、って思いましたとさ
(おススメのマンガなのでぜひ読んでください)


なんか話がグダグダになってしまったので、
ちょっとお題らしきものを提案します

WBCが盛り上がったわけなんだけど、
NPB(日本のプロ野球)はいまいち盛り上がらない
サッカーのW杯予選は盛り上がっても、
Jリーグはさほどでもない
五輪のレスリングは盛り上がるけど、
プロレスは全然ダメ(比較対象が悪いか)
朝青龍は何やっても盛り上がるけど、
白鵬は勝っても負けても盛り上がらない

これって、
スポーツの種類じゃなくて、
「競技性の追求」と「それ以外の何か」で決まってる気がする
なんかそれぞれ「野蛮」と「茶番」で説明できそうなんだけど、
どうだろうか
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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