書きたいこといっぱい その③ （イアンソープ）

イアンソープ引退

2000年秋にソープの地元、オーストラリアでシドニー五輪が開催され、
水泳の実力はもとより、その顔立ちの良さや全身スーツ、
さらには「ロスはカールルイスのためにあった、シドニーはソープのための五輪となる」
なんて事前の煽りもあり、日本中の注目を集めたわけですが、
それから6年
はっきり言って、引退報道をされたとて、
もはや「過去の人」となってしまっていた感は否めません

と、一般論はさておき、個人的なソープへの思いを
ボクは、ソープの泳ぎが特段凄いとは思っていません
34cmといわれる異常なまでの足のでかさや、
それを使いこなす脚の筋肉、
肩の可動域の広さは確かに目を見張るものがありましたが、
泳ぎ方自体は、パーキンスやポポフに受けた以上のインパクトは無く、
現在のスタンダードな泳ぎと言っても差し支えないでしょう
それが証拠に、体つきで数段劣るピーターとも記録はそう変わりません

一方で、彼の日本水泳界への貢献は非常に大きいと思います
彼のおかげで水泳はお茶の間スポーツとなったわけで、　（テレ朝さんのおかげももちろん!!）
彼がいなければ、現在のような北島康介への注目は無かったかもしれません

今回の引退会見では「モチベーションの低下」を主原因に上げていました
速く泳ぐことを、世界記録の更新を要求される境遇の中で、
結果が出ない、故障を負う苦悩は凡人には計り知れないものだと思います
が、それだけでは無いように思えます
むしろ、彼ほどのアスリートなら記録が出ないことはむしろ「モチベーション」になるはず、
そう思えて仕方が無いのです

「水泳をしなければ自分はどうなるのだろう」
というコメント
臭います
なんとなく、臭います
たぶん、オンナです
「水泳ばっかりしてたら会う時間が無いわ」
「名前の売れてるあなたにはもっと適当なビジネスがあるはずよ」
です
間違いない!!　（あえて長井風で）
あのタイガーウッズも一時期オンナに溺れて成績を落としたように、
若くからストイックにやってきた人間にありがちな展開です

と、いうことで、
ボクは北京はスルーするものの、ロンドンで電撃復帰、と読んでます
かなり願望が含まれますが、
これまでの彼の姿勢から考えても、ありえますよ
今24歳、2012年でもまだ30歳

まってるよー