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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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よくまとめているサイト

個人的には異論があるが、
このブログを経由して情報収集している人のために
PR
最近、
科学会のあり方など色々と考えている訳ですが、
なんといいますか、
タイガーマスクとしてリングを華麗に舞い観客を魅せながら、
素顔の佐山聡としては相手を倒すための格闘技に魅力を感じているという、
そんな状態であります
違うか


というのは、
一人間としてのkawagucciは、
科学研究費が削られてしまった、削られそうだということは、
しょうがないことだと思っているのです
自分が職を失うのも仕方がない
だってそういう道を選んだもの

科学は、
ルネサンス以来のいわゆる科学史を鑑みても、
時の為政者、あるいは大資本家の、
ほとんど狂気といえる科学者への寵愛や科学力への期待によって、
飛躍的に発展を遂げてきているわけですよね
よく言われる戦争が科学を発展させたというやつです
その一方で、
数多くの勤勉で優秀な科学者になるべき人材が、
これもまた時の為政者によって、
歴史に名を残すこともないままに葬られてきているわけです
(残ってないからわかんないけど、たぶんそうです)

ということで、
今回の件について、
やや冷めた気持ちでいるわけです


しかし、
地球科学者としてのkawagucci、
あるいは日本国民としてのkawagucciは、
今回の予算編成のみを念頭においた科学政策の舵切りに、
大いなる失望と憤怒を覚えているわけでもあります

とにかく科学技術国家を目指すというトップダウンのスローガンと、
数字だけを血眼に追いかけるボトムアップの予算編成でしか、
国益(のようなもの)が語られていないことが大きな問題なのだと思います


何事も大事なのは中庸です
視点としての中庸、
定量的な意味での中庸、
そして感情も中庸でいきたいです


途中からポスドクの話になってしまい、
その後はグダグダでした

取り上げられたのは三点
・テニュアトラック制度
・科研費の若手区分
・学振特別研究員


このうち、
テニュアトラック制度については、
特に大きな議論になることがなかった
たぶん、
どういうものなのかすら、
あまりわからないからだろう


科研費若手について
なんとなく議論の方向が、
「無能な若手をすくいあげるための制度」
なのだから、
「若手はなくても基盤に出せばいいじゃないか」
みたいな流れで、
「より若年者だけに絞って実施すれば」
という結論だったように思う

まぁ、それはそうですよね、と思うわけですが、
仮にそれを認めたとしても、
そのロジックからいけば、
若手分は基盤分に再分配されるということで、
若手分は無しになってしまう、というのはおかしいでしょう
この議論では科研費の総額について言及がなかった
ここはちゃんと詰めるべき

あと、
「分担などを駆使して途切れなく科研費を取ろうとしている」
との指摘も
仲間内での互助的な応募への不満?なのかしらないが、
そうでもしないと生きていけないでしょ
しかもこれ、若手の話じゃないし



さて、学振特別研究員、というかポスドク問題
なんだか色んな意見が出てました
「博士取得者だけ国の予算で就職を優遇するのはどうか。
 博士取得者自身の、個人的な生活戦略の失敗ではないか。
 過保護な政策ではないか。」
という意見については、
「学振PDの採択率は10%を切っている。
 本当に優秀な人を選別している。」
との回答
これはそうだと思う
あらゆるポスドクポストの中で、
もっとも採用プロセスが厳格な制度でしょう

「特別研究員制度の成果を示せ」との要求に、
「9割以上が10年以内に常勤研究職に就いている。
 著名な科学者には本制度経験者が多数いる」
との回答
これも良いと思う
しかし、
「優秀な人だっただけではないか。
 この制度が無かったとしてもそういう人は著名になっていただろう。
 そういうことではない成果を。」
みたいな返事で、
さらに、
「どのように税収に反映されているのか」
とまで口走ってました
そんなこと言われても、って感じです

その他、
「ポスドクを研究職に送り込んだところで最終的なポストは先細りなんだから、
 だから産業界に送り込む体制を博士院生の頃から強化すべき」
とか、
「文科省の博士増員計画の失敗を、
 予算を要求して解決しようというのは承知しかねる」
みたいな意見も
なんだかなぁ


ポスドク問題の論点としては、
・本当に優秀な人材が、
 経済的な理由でアカデミアを諦めることがないようにする
・本当に優秀でない人材が、
 税金でぬくぬくダラダラとポスドク生活を続けることを回避する
ということではないでしょうか

というか、
「ポスドク」というものの定義にもなると思うのですが、
ほとんどの大学で助教が任期付となった今や、
助教世代まで含めて「ポスドク的」な状態なわけです
その辺りも含めて、
明確にしていくべき部分だと思います


学振PDの存続理由としては、
他のPDはプロジェクト雇用になるため、
プロジェクトテーマに沿った研究が求められ、
PD自身の自由な発想による研究が実施できない
一方、
学振PDは自身で資金を獲得し研究を行う点で、
圧倒的に自由度が高く、
若手の自由で柔軟な発想が最大限に引き出される、わけです
この点を踏まえると、
学振PDこそが真に日本の科学技術の未来を支える制度だと言えるのではないでしょうか



とかなんとか言ってもしょうがないんですけどね
アクションは起こすけど、
不平不満には時間を費やさないことが肝要かと
こういうことになっているようです
詳細はこういう便利なエントリーでご覧ください
こんな思いこんな思いがあるようです

このことについては、
あらためて書かねばならないと思っています



とりあえず現時点で言っておきたいこと

「民主党が削減した」といって憤ることには強い違和感を覚えます
もちろん、自民党政権が続いていれば、
これほど大きな、そして根拠の薄い大幅な削減は無かったでしょう
ただし、
逆に考えた場合に、
自民党政権が強い意思と明確な根拠を持って、
科学研究費を一定水準に維持していたとは思えないです
要するに、
政治家、
その発言を伝えるメディア、
およびその情報を受け取るすべての有権者において、
本当の意味で科学研究費の重要性が認識されているとは到底思えない、
ということです

実際のところ、
たとえば、我々は、
現在の防衛費や道路に関する経費が、
「本当に妥当な額」かどうか判断できません

今日はここまで
出港までの残り一週間で、
もうちょっとまとめたことを書きます
地球温暖化懐疑論批判です
興味のある方はぜひお読みください

署名入りの反論で、
極めてまっとうな誌上議論だと思います



本ブログと並行しているため、
ほとんど更新してなかった「kawagucci web!」ですが、
広告が出てくるようになったので、
削除しました

機構のwebで作るか、
もう作らないかは悩みどころですが、
とりあえずは無しのままにします

すいません
(って誰に謝ってるのかな)
もう16日なんですね
24日出発なのに・・・

微生態、どうしようかな
いまだ悩み中
これ以上、体の負担を増やしたくないけど、
やはり勉強は大事だからなぁ

研究テーマというのも、
ちゃんと考えなければなるまい
熱水とか海洋窒素循環とか、
そういう古典的なレジームも大事で、
でもそれは既得権益や既成事実化した事象に覆われているので、
やはり新基軸というか、
新規的古典研究というか、
新分野創出というか、
そういうことも考えねばならない
二つの分野をただ並列につなげるのではなくて、
二つをがっちりとつなげて、
その上に新しく何かを構築する土台となるような、
そういう融合を目指すことが重要なのかなぁ

コウタロウ結婚パーティーのため、
ヤマネコが上京してきたので横浜で待ち合わせ

大槌村では食べられないであろうものということで、
吉村家
ウマー

打ち合わせをしつつ新宿経由で海洋研へ
航海の積み残し品と、
柏移転時の物品移設についてガモ先生と打ち合わせ
同位体ラインの移設は当方の希望通りの満額回答
ありがとうございます

談話室でマリオ君含む北大軍団に強襲され、
ジュージャンに突入
最年長の男性としては、
「男のグー」を誓うほかない
月3万円の小遣いから400円の出費はきついが、
しょうがない
男のグーにはそれだけの価値がある

コウタロウと合流し会場へと移動
店側と打ち合わせをし、
街をブラブラした後、
会場で夕食会
野菜がおいしい
コウタロウヨメとヤマネコ彼女も合流し、
「それでは明日」と解散


朝から病院で処方箋を受け取り、
郵便局で書留のパスポートを回収
その後、またヤマネコと横浜で合流
そしてまた吉村家
家系ラーメンには微妙ながら思い出があるのです

渋谷のカフェで首紐とか名札とかの準備をシコシコ
14時過ぎに会場に入って準備をはじめるも、
結局14時45分のまでドタバタ続き

15時から開始
今回は司会
歓談中心というのが新郎新婦の望みなので、
そういうような旨をお伝えなどしつつ、
適当にやりました
人ー人の渡し役などもしているうちに、
あっというまに終了

二次会はHUB渋谷二号店
10人ぐらいしか事前の返事が無かったから、
20人でしか予約してなかったんだけど、
30人ぐらい来てしまったうれしい悲鳴
そして二次会用の幹事を決めてないという誤算
急遽、集金業務をやったが、
キャッシュオンなHUBだったおかげでほとんど問題はなく
すばらしい、と自画自賛
支払いが終わったあたりで解放感がやってきて、
気分良く酔っ払いはじめる
非常に楽しかった
詳細はココに書けないですが

続いて三次会にも18人が参加ということで、
予約無しで入れる店を探してさまよう
ようやく見つけた店に入ったものの、
すっかり酔いもさめ、
強烈な睡魔に襲われ始める
一応、会話はしていたけど、
全然頭に入ってこない
こうなると後は時間の問題になってしまうから、
申し訳ないのでお暇させていただく

すげー疲れたけど、
すげー楽しくて、
やっぱり結婚式のえも言われぬ幸福感に浴すると、
洗われますね

最後に、
あれだけの人数が集まってくるあたり、
やはりコウタロウの人柄だと感じました
(特にサノ研の集合率の高さ!)

コウタロウ&ユカ、お幸せに!
お休みをとって、
鹿児島宮崎に行ってきました

6時台の飛行機に乗るため、
車で羽田へ
民間の安い駐車場(~3000円)も考えたが、
今回は空港の駐車場
2泊3日で6500円

鹿児島空港からバスで鹿児島中央駅へ(1時間弱)
続いて中央駅からJRで指宿へ(1時間強)
雨の中、ずぶぬれになりながら砂楽
砂むし風呂を初体験
5分過ぎから汗がボタボタと落ちてきて、
それが耳に入ってかなりイヤーな感じ(ダジャレでごめんね)
ポカポカになったが、
まぁ普通の温泉に浸かるだけでもいいよね
とはいえ「砂むし体験したよ」という事実は重要だね

相変わらずのドシャ降りなのでタクシー
お昼ごはんは指宿駅前の長寿庵
おいしかったけど、
まぁそんなに特筆するような出来でもない

指宿駅に向かうと、
「豪雨のため全線運休」
とのこと
げふー
幸い40分後に鹿児島中央駅行きのバスがあった
よかったよかった
(指宿駅の駅員の態度が非常に悪かったことを記しておく)

鹿児島中央駅のAMU
三年前の航海では観覧車に乗りましたが、
今回はおみやげ物コーナーでつまみ食いしただけ
ホテルは天文館北のα館
可もなく不可もなく

おなかを空かせるためブラブラしてから夜ご飯
吾愛人
おいしい
特にみそおでんが抜群
また食べたい
難点は、
・料理の出てくる順が出来た順(煮物が出てから刺身がくる)
・串焼きの塩がきつい

食後にこむらさき
こういう食べ物としてはおいしいが、
「九州のラーメン」だと思っていくとガッカリか


朝8時にレンタカーを借りて宮崎へ
日南に入り有名な海岸線を見ながら北上、
するつもりだったが、
満潮かつ高波だったせいか全て水没
残念

宮崎についてまずおぐら本店
やはりウマし
満足

駅ビルをぶらついた後、
トロピカルコーストでトロピカルフルーツのパフェ
イマイチクオリティ

郊外のイオンで時間をつぶしつつ、
鹿児島ラーメンの我流風
ちょっとスープが薄いかな
やはり本店で食べないと評価できないね

夜ご飯はぐんけい隠蔵で地鶏
特に幻白肝がウマし
車の運転があったのでファインブリューを頼んだが、
意外と違和感なくていいもんでした

宿泊は青島郊外の4シーズン
出来立てのいわゆるラブホ
Wiiが出来てカラオケが出来てで1泊4000円は安い


朝起きてWiiしてから出発
せっかくの宮崎だからということで足を伸ばして延岡
目的は直ちゃん
おいしい

そこから山を通って霧島エリアを目指すが、
酷道388号をはじめとする難敵と戦い、
かなりの時間ロス
しょうがないから高千穂牧場はカットして、
小林から高速で鹿児島空港へ

夜ご飯はかごしま空港ホテルでしゃぶしゃぶ
まぁ普通
空港ではデヴィ夫人に検査場係員も夢中で、
なんやかんやという感じ


ヘロヘロになりましたがおいしい旅でした
柏の大津がノリノリでした
もう少し見続けたい選手だ
柏降格とかなったら上位チームが獲得に群がりそう
プロフィール
HN:
kawagucci
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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