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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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愛のリーチと身体のリーチがある

たとえば東日本で震災に苦しむ人や、
途上国で飢餓に苦しむ人を考えると、
胸が痛む
それは、
愛のリーチは無限に広がるからだと思う

でも、
今まさに東日本や途上国や、世界の至る所で、
本当に苦しんでいる人がいるとわかっていて、
何とかしてあげたいと思うんだけど、
でも自分の身体は、
両手を広げても2mもなくて、
頑張って走っても1時間で10kmぐらいしか進めなくて、
貯金を絞り出しても100万円がせいぜいで、
そんな「愛と身体のリーチが違う」人って多いと思う

そういう時に、
愛を小さくして、身体のリーチに合わせると、
それは例えば自分の家族のために動くことになるだろう
その結果が、
つまりは「家族のためを思ってこその結果」が、
水やガソリンの買い占めなんだと思う
例えば親戚が原発の近くに住んでいて、
政府の指示が曖昧なことを批判する人もいるだろうけど、
これも同じことだと思う
当事者で声の出せない人に代わって、
余裕のある人が大きな声を出しているんだろう

反対に、
愛のリーチをそのままに、
身体のリーチを愛のリーチまで伸ばそうとして、
「何ができるだろう」って考えて、
でもそんなのムリだって気付いて、
自分の身体を否定する人達もいる
「苦しんでいる人に何もしてあげられない」
そういう考えに陥っているのは、
たぶんそういう理由だと思う

でも、そうじゃないと思う
愛のリーチと身体のリーチが異なるのは当然で、
だからそのままで良いんだよ
愛のリーチを長く長く、地球の裏側まで届かせながら、
身体のリーチが届く範囲の人に、
今の自分の身体でできることをやれば良いんだよ
難しいことじゃない
簡単なことなんだ
だって、できることをやるだけ何だから


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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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