自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
衆議院議員選挙について少々
まずはじめに、
ボクは特定の政党を応援したいわけでも、
おとしめたいわけでもないです
ただ仕事柄、
「自分の考察を知ってもらいたい」という欲望にかられたというだけです
民主党のマニフェストを読みました(これはまだ仮本なんですね、残念です)
色々とツッコミどころ満載でしたが、ツッコミません
「子育て支援」というものに気持ちが引っかかったのでそれについて
子育て支援、大いに結構です
でも、
今の少子化問題って、
本当に子育て支援が不十分だからなんでしょうかね
ボクはそう思いません
晩婚化・少子化のもっとも大きな要因は、
「権利」「可能性」「自己実現」と言った言葉に代表されるように、
「自分には自分にしかできない何かが備わっている」
という幻想の蔓延にあると思います
だから、
「女性である」ということ「だけ」で可能な「出産・育児」という事業に、
「自分らしさ」を見出せないですし、
むしろ、
「多くの人が可能な出産・育児」を選択することは、
「自分の自分らしさの否定」につながると感じているからではないでしょうか
(大いに誤解を招く表現を多発しましたが、ご容赦ください)
ここからは選挙というものについて
選挙に勝つ方法ってあると思います?
実はあるんです
それは「選挙制度を掌握」することです
もちろん一番最初の選挙はなんとかして勝つしかありません
でも、
一度勝つのは敵失でも十分起こりえます(今回の選挙とかね・・・)
その時に、
偶然でもいいから一度過半数を奪った時に、
その数の力でもって自分たちに有利な「選挙制度改革」を実施すれば、
放っておいても次の選挙では勝てます
たとえば、
これまで「選挙権が無くて不利益を被っていると感じている人たち」に、
「あなたたちに選挙権を与えましょう」という与党が現れれば、
次の選挙ではこの「新たに選挙権を得た人たち」は、
選挙権の行使に積極的なわけで、
自分たちの権利を尊重・実現してくれた与党、
つまり選挙制度改革を実施してくれた党に積極的に投票するでしょう
後はこの「利益誘導」-「投票による支援」のサイクルを回していけば、
万全な政権基盤が形成されるというわけです
そういうことを考えると、
今回の選挙期間中に優勢な方の党が「選挙制度改革」を口にした時には、
かなり注視・警戒した方がいいと思います
ちなみに、
現在の政局の混乱は、
選挙制度改革によって55年体制を崩壊させることに成功したものの、
「改革後の政局」の絵を上手に描くことができなかった、
おバカな人(Oさん?)のせいだと思います
組織を掌握するためにもっとも重要な「力」は、
やはり「人事権」です
選挙だって広義の人事ですから、
上で述べた「選挙制度の掌握」は「人事権の掌握」と読み替えられるでしょう
誰かを仲間にしたり、逆に仲間はずれにしたり、
ということができる人は、
組織をかなり自分の勝手が良いように動かせますよね
子供の仲良しグループを想像するとわかりやすいでしょうかね
(教授会も・・・・)
あと、
官僚悪玉説の根拠はなんなんでございましょうか
仮に天下りが悪いことだとしましょう
だったらなんなんですか?
公務員の身分中はしっかりと仕事をしているわけですよね?
それにからんで
「政治家が官僚をコントロールできていない」とか言う人は、
まず「誰かが誰かをコントロールする」という発想の危険さに気付くべきです
政治家という、
制度上は皆の代表として何かを動かす立場にいる人が、
たとえ相手が「悪の権化・抵抗する官僚」であったとしても、
コントロールしてしまおうという考え方でいるということは、
大変に危険です
つまりは、
「善良なる国民」をコントロールすることで国を良くしようということで、
あるいは、
「権謀術数に長けた官僚」ではない「善良なる国民」については、
容易にコントロールできると思っているということでしょうから
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まずはじめに、
ボクは特定の政党を応援したいわけでも、
おとしめたいわけでもないです
ただ仕事柄、
「自分の考察を知ってもらいたい」という欲望にかられたというだけです
民主党のマニフェストを読みました(これはまだ仮本なんですね、残念です)
色々とツッコミどころ満載でしたが、ツッコミません
「子育て支援」というものに気持ちが引っかかったのでそれについて
子育て支援、大いに結構です
でも、
今の少子化問題って、
本当に子育て支援が不十分だからなんでしょうかね
ボクはそう思いません
晩婚化・少子化のもっとも大きな要因は、
「権利」「可能性」「自己実現」と言った言葉に代表されるように、
「自分には自分にしかできない何かが備わっている」
という幻想の蔓延にあると思います
だから、
「女性である」ということ「だけ」で可能な「出産・育児」という事業に、
「自分らしさ」を見出せないですし、
むしろ、
「多くの人が可能な出産・育児」を選択することは、
「自分の自分らしさの否定」につながると感じているからではないでしょうか
(大いに誤解を招く表現を多発しましたが、ご容赦ください)
ここからは選挙というものについて
選挙に勝つ方法ってあると思います?
実はあるんです
それは「選挙制度を掌握」することです
もちろん一番最初の選挙はなんとかして勝つしかありません
でも、
一度勝つのは敵失でも十分起こりえます(今回の選挙とかね・・・)
その時に、
偶然でもいいから一度過半数を奪った時に、
その数の力でもって自分たちに有利な「選挙制度改革」を実施すれば、
放っておいても次の選挙では勝てます
たとえば、
これまで「選挙権が無くて不利益を被っていると感じている人たち」に、
「あなたたちに選挙権を与えましょう」という与党が現れれば、
次の選挙ではこの「新たに選挙権を得た人たち」は、
選挙権の行使に積極的なわけで、
自分たちの権利を尊重・実現してくれた与党、
つまり選挙制度改革を実施してくれた党に積極的に投票するでしょう
後はこの「利益誘導」-「投票による支援」のサイクルを回していけば、
万全な政権基盤が形成されるというわけです
そういうことを考えると、
今回の選挙期間中に優勢な方の党が「選挙制度改革」を口にした時には、
かなり注視・警戒した方がいいと思います
ちなみに、
現在の政局の混乱は、
選挙制度改革によって55年体制を崩壊させることに成功したものの、
「改革後の政局」の絵を上手に描くことができなかった、
おバカな人(Oさん?)のせいだと思います
組織を掌握するためにもっとも重要な「力」は、
やはり「人事権」です
選挙だって広義の人事ですから、
上で述べた「選挙制度の掌握」は「人事権の掌握」と読み替えられるでしょう
誰かを仲間にしたり、逆に仲間はずれにしたり、
ということができる人は、
組織をかなり自分の勝手が良いように動かせますよね
子供の仲良しグループを想像するとわかりやすいでしょうかね
(教授会も・・・・)
あと、
官僚悪玉説の根拠はなんなんでございましょうか
仮に天下りが悪いことだとしましょう
だったらなんなんですか?
公務員の身分中はしっかりと仕事をしているわけですよね?
それにからんで
「政治家が官僚をコントロールできていない」とか言う人は、
まず「誰かが誰かをコントロールする」という発想の危険さに気付くべきです
政治家という、
制度上は皆の代表として何かを動かす立場にいる人が、
たとえ相手が「悪の権化・抵抗する官僚」であったとしても、
コントロールしてしまおうという考え方でいるということは、
大変に危険です
つまりは、
「善良なる国民」をコントロールすることで国を良くしようということで、
あるいは、
「権謀術数に長けた官僚」ではない「善良なる国民」については、
容易にコントロールできると思っているということでしょうから
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