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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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いま同僚が書いている論文が面白い。
海洋観測データを、海洋観測データとしてではなく、単にデータとして扱って、クラスター分けしたりして、いじくった後で、あらためて海洋観測データとして見直す。
そうすると、今までとは違った景色が浮かび上がる。
これぞ「データ・セントリック・サイエンス」ですよ。

ちょっと前に、某教授から聞いた話。
「まったく地質学の知識がない人に、何も言わずデータをわたして処理させる」
「それが海底地形データとわかるか。わからなかった場合、どんな結果としてまとめるのか」
とか、大体そんな話。
これも「データ・セントリック・サイエンス」ですよ。

化学分析とかセンシングとかだと、取得項目が限られるから、こうはならない。
元々が某大なデータの塊じゃないと、「単にデータとして」扱えない。
「ビッグデータのサイエンス」とか「データ・セントリック・サイエンス」とか、
そういうことがしたいなら、そういう対象じゃないと、遊べない。

海洋観測だと、あとはなにかな。アルゴ?
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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