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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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名古屋の講演を聞きに来ていた人生に悩む青年と,
少しメイルのやりとりをしていて,
先週のJAM-JAXトークを聞いての疑問を投げかけられた。

[質問]
1.研究に対するモチベーションをどうやって維持しているのですか?
2.モチベーションが下がったときに、元に戻す自分なりの方法はありますか?

[回答]
質問ありがとう。

研究へのモチベーションの維持と対策ということですが,
まずボクは研究自体はあまり好きじゃないので,モチベーションはいつも低いです。
タカイさんのナショジオの連載でも書かれています。
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20130405/346613/index2.shtml
いつも低いので,低いまま維持して,それでやってます。

研究以外にも通じる一般論で,前に話したと思いますが,
「嫌いなこと」と「好きじゃないこと」は全然違うモノです。
ボクは研究のことを「好きじゃない」けど「嫌いじゃない」ので,
モチベーションが低くても,苦痛に感じずに実行することはできます。
苦痛なんじゃなくて,メンドクサイだけ,って感じでしょうか。
これって意外と重要で,
嫌いなことを強要されると逃げ出したくなるけど,
好きじゃないことだったら,強要されてやる分にはさほど苦痛じゃなくて,
むしろいつまでも腰を上げない自分を後押しして着手するキッカケになって助かる,
みたいな側面もあるかもしれません。

あとは自分の才能ですね。
ボク以外の他の誰かがやるよりも,
ボクがやった方が必ずうまくいくという確信がある場合には,
「あんたらは寝てなさい,ワシがやっとくから」と考えて,やります。
その程度には,ボクは自分の才能に自信があるので。
逆に言うと,自分の才能に対する自信がモチベーションになっているのかも知れません。

むりやりまとめると,
「嫌いじゃないから頑張れる」
でしょうか。

逆に,意味のない事務書類の仕事なんかは,絶対にやりたくないから,
たとえ自分でやれば1分で出来る書類でも,
担当の部署に電話して10分以上抗議してでも,
極力自分ではやらないように仕向けます。
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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