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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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「啓発・警告本を書くしかないか」と思って悶々としてきたが,
それは手段でしかなかった。

目的は,
「研究をしない大学教員」
を樹立することだった。

それは,自分が研究が出来ない(したくない)からという言い訳ではなく,
大学に(社会が暗黙のうちに)求める機能としての,
「より実践的で,でも非経済的な,いわゆる教養的な高等教育」
を実現するためには,
「研究を経由しない高等教育」
の在り方を自ら例示する必要があると思っているからだ。

じゃあなんで直接的に,
さっさと自ら大学教員になってしまわないのかというと,
現状の大学で大学教員になるには,
「公募」という踏み絵を超える必要がある。
と,思っていたから。

でも,そうじゃなかった。
公募は,ウソをつかない限り,踏み絵じゃない。

つまり,教員公募で,
「自分の好きなように大学教員をまっとうする」と明確に告げて,
それでも採用してくれるところに行って,
そこでボクの思う大学教員を実践すればいいだけの話だった。

「中の人」として告発するのも,
「告発者」として告発するのも,
なんか違うと思ってきたけど,
大学の中に入る前にここにこうして書き連ねているわけで,
それはそれで,査読無しではあるけども,十分に意見表明なわけで,
もう十分に,書籍を書こうとした目的の部分の役割は果たしている。


ということで,
だんだんと,
身の処し方が固まってきたかもしれん。

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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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