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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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JAMSTECのカワミヤさんのセミナーを拝聴
非常に面白い
とにかく、
地球温暖化予測に関する限り、
もう地球化学の出番はない、
というか、
少なくとも予測モデル屋さんにとっては、
残る必要なデータはコレとコレというのがあって、
それ以外はいらんのだ

地球化学は地球温暖化の方向性に対して、
もはや貢献することはないのだろう
もちろん温暖化が進むことで何かがどうかなる、
ということを地球化学的に調べることはありえると思う
海洋酸性化の話が出ていたが、
あれは、
「温暖化予測に対して地球化学が貢献できることはもうない」
ということになっているけども、
地球化学としても「温暖化マネー」はほしいという状況でひねり出された、
地球化学と温暖化の新たな太い接点ということなんだろう

で、面白かったのが聞いている人の反応
相互関係を持つことを期待している人とそうでない人が明確だった
つまり、
モデル側は「Argoで十分」というスタンスで、
突き詰めれば「地球化学者とやることはございません」なのだ
その状況で地球化学者が「何をやるべきか示してもらわないと」と言っても、
それは「何もないです」で終了、
それ以上のコミュニケーションもコラボレーションもないのだ


で、
隊長と話したのは、
サイエンスにゴールが明確な目標は存在しないということ
そもそも、
サイエンス、
というか、
人が生きる上での唯一無二の原動力は、
未知への好奇心なのだ
だから、
見えているゴールへの道筋をたどる作業は、
サイエンスじゃない

テーマは「清貧」
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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