自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
某学会の評議員選挙が絶賛投票受付中なのです
そして、
ボクも被選挙人、
つまり候補者になっているのです
はじめに推薦の話がきたときは、
正直なんだか良くわからなくって、
信頼できる人や深く関与する人に意見を聞いたり、
自分でウンウンうなったりして、
かなり悩みました
このことによってネガティブな印象を持つ方もいるであろうことを想像し、
吐きそうになるぐらいの恐怖を感じました
でも、
「心を砕くべき相手は誰なのか」
「他人の評価は真摯に受け止めなければならない」
「誘いは断らない」
「誰がやらないか、ではなく、誰がやるか」
「ロールモデルは大事」
「自分の中にある何かわからんが一番大切なものを根拠に決断できる人間」
など、
色々なことを考え、
推薦を受諾することを決断しました
もちろん選挙なので、
落選することもありえるわけで、
選挙活動をしてやろうか、と、さもしいことも考えましたが、
まぁそんなことをしてもしょうがないです
国会議員の選挙でも同じコトですが、
大事なのは当落ではなく、
選挙を通じて政治に関心を持ってもらうこと、
そして、
当選したら何をするか、
ですよね
そこで、公約じゃないけども、
自分に期待される役割(若手として云々という部分)を踏まえ、
「こんなことを考えていますよ」ということを下に記します
これはまさにさもしい選挙活動じゃないか!
というツッコミはご容赦いただき、
これを機に、
ボクのblogの読者層であろう若手の人々が学会について関心を持ってくれれば、
それだけで選挙に出た意味があるってもんです(いや、本当に)
○余剰博士など、すでに業界に入っている若手人材に関する問題
これについては、学会としてなんらかの提言を発表すると良いと思っています
その提言は、必ずしも具体的な中身がある必要はないですが、
なんらかの総意を実際に発信してみせるという学会の力強さが、
学会の内外に対して重要なのではないかということです
具体的な問題解決は、当事者の判断のみによるので、
むしろそこまで踏み込むことはしない方が賢明でしょう
○院生の数減少など、これから業界に入ろうとする若手人材に関する問題
業界の裾野にあたるのは、学部生の研究室配属だと思います
そこで、配属先について「何を基準に選択したか」という情報を回収します
(おそらく授業の面白さ、先生の人柄が主な要因でしょう)
たとえば、各大学で授業アンケートがありますが、
評価が高かった会員の授業ノート(使用するPPTファイルなど)を、
教員である会員で共有するというのも一つの方策かもしれません
授業準備の負担も軽減できるかもしれません
(それが本当に良いことかどうかは知りませんが、参考までに)
○学会誌についての問題(投稿数減、IF低下、会員の投稿少)
これは、会員自身が学会誌に対して、
あまり高い評価をしていないということが根源的な問題だと思っています
「あそこに投稿するのは恥ずべきコトだ」
「せっかく労力をかけて執筆するのにあそこに出すのは・・・」
という意識のリセットをしない限り、学会誌の下降スパイラルは止まりません
実際にそう思っている人達が雑誌の行く末を議論していて、
どうして学会誌の地位が向上するのでしょうか
また、
博士院生に積極的にレビューを回すことで、
若手の育成の場として学会誌を利用できるのではないかとも考えています
たとえば、従来の査読者2人に加え、1人余分に院生にレビューを依頼し、
正規査読者の返事が遅く、かつ、
院生のレビューが正当であると編集者が判断した場合には、
院生のレビューを査読結果として投稿者に伝える、
あるいは編集者のコメントの参考にする
という方式などもありえなくはないと思います
方法論は色々とあると思いますが、
現在の科学界における「査読システム」を経験することは、
今度この世界で生きていく上でポジティブな教育効果をもたらすでしょう
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そして、
ボクも被選挙人、
つまり候補者になっているのです
はじめに推薦の話がきたときは、
正直なんだか良くわからなくって、
信頼できる人や深く関与する人に意見を聞いたり、
自分でウンウンうなったりして、
かなり悩みました
このことによってネガティブな印象を持つ方もいるであろうことを想像し、
吐きそうになるぐらいの恐怖を感じました
でも、
「心を砕くべき相手は誰なのか」
「他人の評価は真摯に受け止めなければならない」
「誘いは断らない」
「誰がやらないか、ではなく、誰がやるか」
「ロールモデルは大事」
「自分の中にある何かわからんが一番大切なものを根拠に決断できる人間」
など、
色々なことを考え、
推薦を受諾することを決断しました
もちろん選挙なので、
落選することもありえるわけで、
選挙活動をしてやろうか、と、さもしいことも考えましたが、
まぁそんなことをしてもしょうがないです
国会議員の選挙でも同じコトですが、
大事なのは当落ではなく、
選挙を通じて政治に関心を持ってもらうこと、
そして、
当選したら何をするか、
ですよね
そこで、公約じゃないけども、
自分に期待される役割(若手として云々という部分)を踏まえ、
「こんなことを考えていますよ」ということを下に記します
これはまさにさもしい選挙活動じゃないか!
というツッコミはご容赦いただき、
これを機に、
ボクのblogの読者層であろう若手の人々が学会について関心を持ってくれれば、
それだけで選挙に出た意味があるってもんです(いや、本当に)
○余剰博士など、すでに業界に入っている若手人材に関する問題
これについては、学会としてなんらかの提言を発表すると良いと思っています
その提言は、必ずしも具体的な中身がある必要はないですが、
なんらかの総意を実際に発信してみせるという学会の力強さが、
学会の内外に対して重要なのではないかということです
具体的な問題解決は、当事者の判断のみによるので、
むしろそこまで踏み込むことはしない方が賢明でしょう
○院生の数減少など、これから業界に入ろうとする若手人材に関する問題
業界の裾野にあたるのは、学部生の研究室配属だと思います
そこで、配属先について「何を基準に選択したか」という情報を回収します
(おそらく授業の面白さ、先生の人柄が主な要因でしょう)
たとえば、各大学で授業アンケートがありますが、
評価が高かった会員の授業ノート(使用するPPTファイルなど)を、
教員である会員で共有するというのも一つの方策かもしれません
授業準備の負担も軽減できるかもしれません
(それが本当に良いことかどうかは知りませんが、参考までに)
○学会誌についての問題(投稿数減、IF低下、会員の投稿少)
これは、会員自身が学会誌に対して、
あまり高い評価をしていないということが根源的な問題だと思っています
「あそこに投稿するのは恥ずべきコトだ」
「せっかく労力をかけて執筆するのにあそこに出すのは・・・」
という意識のリセットをしない限り、学会誌の下降スパイラルは止まりません
実際にそう思っている人達が雑誌の行く末を議論していて、
どうして学会誌の地位が向上するのでしょうか
また、
博士院生に積極的にレビューを回すことで、
若手の育成の場として学会誌を利用できるのではないかとも考えています
たとえば、従来の査読者2人に加え、1人余分に院生にレビューを依頼し、
正規査読者の返事が遅く、かつ、
院生のレビューが正当であると編集者が判断した場合には、
院生のレビューを査読結果として投稿者に伝える、
あるいは編集者のコメントの参考にする
という方式などもありえなくはないと思います
方法論は色々とあると思いますが、
現在の科学界における「査読システム」を経験することは、
今度この世界で生きていく上でポジティブな教育効果をもたらすでしょう
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