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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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某リーダーのコメント

「知の探求という文化・芸術としての科学の発展への重要な貢献を強く訴え、国民の賛同・支持を得る。」

「我々のように役に立たない研究を生業とする研究者である以上、世界最高の研究所であろうとすることを目指すことが社会還元」

あいかわらず突然良いことを言うなぁと感心
直前までアホなこと言っていたのに


事業仕分けなどへのコメントを見ていて違和感を覚えるのは、
役に立たない基礎科学
役に立つ応用科学・技術、
と言ったような言い回しでした

「役に立つ」という軸で分類するから、
「基礎」「応用」なんて言い方をしてしまうのですよ


どんなに高度で、複雑なものであっても、基本は基本です。
社会ってのは、まさに応用です。
基本と応用というものが、通常は応用が基本の上位にあると考えられているようですが、違いますよね。
これは、同じものを異なる位相からアプローチしてゆくということだろうと思います。

(東京ファイティングキッズより)



「人間のみが行う知の探求という文化・芸術領域の科学」
と、
「人間という生命体が(他の生命体と同様に)自己の生存(環境への適応)を目指す科学」
なのではないでしょうか

やっていることが同じでも、そこに伏流する哲学が異なるわけですが、
でもミクロに見ると皆、前者にドライブされてやっている気もする

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