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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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「これ、やっても意味ねぇなぁ」
と思う作業というのがしばしばあります
ぶっちゃけ、現在の博士論文の作成などはそれなんです

観測して分析して考察して論文を書いて、
という科学者としての作業工程とは完全に異なる仕事なんです
こんなものに時間を割く必要があるのだろうか
良い博士論文を書く意義って何?

そんな感じで色々と悩んで、
なかなかモチベーションがあがらなかったんですが、
先日、業界の先輩にグチったところ、下記のように言われました

「一見して意味が無いと思うようなことでも、
 ずっと続いているということは、
 今の君にはまだわからない価値が、
 きっとあるんだよ」

ガツーン!! ですね

というか、
日々忘れないようにしようと心がけていることの一つでした

そうです

今、何かを判断している主体というのは、
常に今の自分でしかなく、
何か新しいことを経験して「判断の幅」を増やす前の自分なのです
だから、
「今の自分は意味が無いと思うけど、将来の自分にとっては意味があったと思えること」
というのは世の中に数多く存在するのです

26歳のボクがもう一度、0歳から26歳までを繰り返しても、
決して得られない経験があって、
それは27歳以降の経験というものです

「いいから黙ってやれ」
は、本当に腹の立つ言葉ですが、
「君にはわからない価値がこの作業にはあるのだよ。
 もちろん今の君にはまだその価値はわからないかもしれない。
 でも、きっと将来の君にとっては価値ある重要な作業なんだ。
 それは経験者であり、その価値に気づいたボクだからできるアドバイスなんだよ。
 さぁ、がんばりたまえ。」
だと思えば、
がんばれますね


よしっ!!
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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