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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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「幸せ」とは,ある「枠(現状であったり目標)」を超えたときに得られるもので,
「不自由」とは,その「枠」が外から決められている状態ということっすか

妙に納得しました.

このときに「枠」を見つけられなかったり,
うまく作れないとキツイいんだと思います.

僕らの世代っていうのは他者が与える「枠」が少ない分,
自分で「枠」を作ることが大事やね.
ただ,うまく「枠」を作れる人はガンガン伸びていくことができる.
そういう時代だったのではないやろうか.

でも,こういう時代ももう終わりつつある.
他者からの「枠」に囲まれまくって,それを壊すだけで精一杯,
でもオーバアチーブはたくさんできるから幸せは感じられる.
これが,本来の世の中なのではないかと思います.


「ゲーム」と「スポーツ」の話は面白いね.
これは「茶番」と「野蛮」にも通じる部分もあるのかな.
(茶番と野蛮は海洋研時代に二人がテーマにしていた話題)

K氏が言う「ゲーム」におけるオーバアチーブは,
誰にとっても「共通のオーバアチーブ」やね.

それに対してK氏が定める「スポーツ」におけるオーバアチーブは,
それを行う人がそれぞれに感じる「個人のオーバアチーブ」なのではないでしょうか.
これは個人で異なるし,
同じ人でも年齢やそのときの状況によって変わってくるので,
いつでも楽しめるね.

この「個人のオーバーアチーブ」には,
いくつかの種類があるのではないかと思います.

ひとつは,「毎日100回腹筋する」とか「東京マラソンで4時間を切る」
とかいった自分で目標を設定するもので,
これは「共通のオーバーアチーブ」に近いタイプ.

僕が面白いと思うのはK氏が書いていたような
「うまくバットが振れた」といったタイプのオーバアチーブです.
これは,とても感覚的なもので,
どううまくバットが振れたのかと言葉で表現するのは難しいし,
数値で表現するのを難しい(実際,複雑な解析をすればわかるのかもしれないけれど).

でも,確かに「うまくバットが振れた」と感じることはあります.
水泳でも「うまく泳げた!」というオーバアチーブを感じることがあると思います.

僕が野球でこの感じを意識するようになったのは大学に入ってからです.
この感覚が得られたときは,
本当に結果(共通のオーバーアチーブが達成されたかどうか)は気にならないことが何度かありました.
つまり,凡退したけど納得みたいな気分.

僕はこの文章を書きはじめたとき,
「共通のオーバアチーブ」に対して「絶対的オーバーアチーブ」という名前を,
そして「個人のオーバアチーブ」に対して「相対的オーバーアチーブ」という名前を
つけようかと考えていました.
でも,これは多分,逆やね.

自分の感覚の(肉体的な?)中で感じる「うまくバット振れた」的な
オーバアチーブこそが「絶対的オーバーアチーブ」なのではないやろうか.
そして,これが達成されると他人が定めた「共通のオーバアチーブ」は
全然気になんないくらいの快感が得られるのではないやろうか.

きっとこういう時って何かしら脳に快楽物質が分泌されているのだと思うけれど,
これって「共通のオーバーアチーブ」(理論的オーバーアチーブとも言えるかも)を達成したときと同じモノが出るのかね.
違ったら面白いんだけどねー.

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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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