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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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5/27~6/7 グァム―グァム 「なつしま」南チャモロ航海
6/12~6/14 大河合宿会議
6/20~6/28 Goldschmidt国際会議@ダボス

その後は、
7月に沖縄で分析
9月に地球化学会@広島
10月11月にインド洋航海

上記以外は、
たぶんその辺でウロウロしてると思います


チバチャンに会いに札幌にも行かねばなぁ
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ChemGeolのin press
Hubian et alがすごい
何がすごいって、ショボさがすごい
引用が11だけ
そして、たぶん、何も新しくない
5年前にKomatsu2005RCMでもっとステキなことがされているのに・・・


DeepSeaResearchのin press
Moore et alに、してやられた
Punshon一派(というかMoore一派なんだけど)のH2シリーズ四本目
ついに窒素固定速度とH2濃度の直線関係の図を載せてきた
これは、どうしたものか
どうしよう
手元のデータを早く出さねば
競合相手として、存在感をアピールだ
一人勝ちはゆるさんぜよ!!
また休みです
PD一年目なんて勝負の年なのに、
家族サービス恐ろしい・・・


6日は神奈川フードバトルに行きました
渋滞などあり片道2時間往復4時間滞在1時間
肝心の会場は行列できまくりで疲労困憊

7日は葉山スイーツ巡り
5軒程めぐったけどイマイチぱっとしない
今んとこ文庫周辺で十分だ
鎌倉パスタ食べて、
マツダで色々して、
デスクにお遊び出社

隣で熱い議論が・・・


これからは休みは週一にします
ご無沙汰しているうちに月が変わってしまったね
社会人になって一ヶ月ですが、そちらはいかがお過ごし?

こちらは前に少し話した通り、
卒業して30日で母校(母研究所)に戻り、
自分が30日前までそうであった博士院生に説教をしてきましたよ

Tさんからの伝言であった、
「学生よ!おもしろくなくても教員の昔話を聞け.
 最低限,自分の研究室の歴代教授ぐらい知っとけ!」
「教員よ!昔話をおもしろく話せ!!」
というの、
すっかり忘れてました


前回のネタとしては、
「共通の情報は盛り上がりに必要」
ということでしたが、
このネタと、
上述の教員のおもしろくない昔話を聞くこととは、
連続的なんじゃないかと思いました



まず一番はじめに思ったのは、
「共通の話題」で盛り上がるってことは、
「別個の人同士」が「すでに同じ話題を知っている」ことが前提条件になりますよね

前回の話題になった野球なんかに代表される、
テレビなどのメディアに乗ってくる話題なら、
話題の発信者は第三者で、
会話をする当人同士は「初めは」両者ともに受け手の立場なんですよね
だから、
「別個の人同士」が「すでに共通の話題を知っている」という状況が、
容易に形成されると思うんです
その後は、共通の話題を土台にして、
ちょっとずつ共通な部分を広げていくイメージでしょうか


一方、
研究室内みたいな狭い環境で、
教員と学生という「別個の人同士」が「すでに同じ話題を知っている」という状況を、
「初めに」満たすことって実はすごく大変な気がします

なんせ、メディアのような情報の絶対的な発信者がいないわけですから、
この場合、
「共通の(同じ)話題」というものはどんな話題になるかわからないわけです
もしかしたらすでに両者ともに「同じ話題」を有しているかもしれませんし、
あるいは「同じ話題」は潜在的にも一つもないかもしれません

いずれの場合にしても、
今後、両者の間が盛り上がるためには、
まず初めに、
「共通の話題」を発掘、あるいは発見する必要があるわけですね

でも、
この発見や発掘のための「初めのコミュニケーションの話題」は、
「共通の話題」であることはないわけだから、
二人の間で交わされるこの「初めてのコミュニケーション」は、
盛り上がらない可能性が高いことになります

こういう状況で行われるコミュニケーションは、
いずれかが「相手にとってとっかかりのありそうな話題」の発信者に、
もう一方が「相手の発する話題」の中から「共通の情報」を探る受信者になります
研究室の場合は、
年や立場的に、
教員が発信者、学生が受信者になりがちですよね
そして、
考えるまでもなく、
この「初めのコミュニケーション」では、
発信者よりも受信者に多大な努力が必要とされます

発信者ももちろん受信者のために、
相手との「共通の話題」になり得そうな「持ちネタ」を発信するわけで、
それが教員が学生に話をするケースならば、
「歴代教授やOBがやらかしたコト」(同じ研究室という共通の情報)とか、
「自分の学生時代の話」(大学院生の生活という共通の情報)とか、
そういう類の話をするわけです
まぁ、
ここで「共通の話題になりそうなネタ」の選択を誤るのが、
教員の話が「面白くない」と断罪される大きな要因だと思いますが、
それはココでは置いておきましょう

コミュニケーションの上手な受信者であれば、
こういった、よくよく考えれば「大した取っ掛かりの無い情報」を受けて、
無理やり「共通の情報」を見つけたり、
「共通の情報」が見つかるまでさらに詳細に聞いてみたり、
もう少し自分側によった話題にネタをずらすための相槌を打ったりとか、
とにかく、
たとえその道程が面白くないものであっても、
「共通の話題」の出現を根気良く探るわけです
だって、
一度「共通の話題」が見つかれば、
あとは雪だるま式にコミュニケーションが広がるわけだからね

でも、
いわゆる「最近の学生さん」は、
「初めのコミュニケーション」のつまらなさで諦めてしまって、
「教員との間には共通の話題が無い」
と判断し、
すでに「共通の話題」の構築されている同年代と戯れるほうを選択し、
教員とのコミュニケーションの継続を拒否してしまっていると思うのです



あぁ、
いつもの通り、
話の収束が見えなくなってきたので、
ここらで無理やりまとめますと、
T氏の提唱する「歴代教授の名前」というのは、
実はものすごく強力なコミュニケーションツールだと思うのです

歴代教授なんて高々5人ぐらいなもんだけども、
それだけの固有名詞を知っているだけで、
「共通の話題」を見出せる可能性がぐっと上がるからです
だって、
これもT氏が指摘している通り、
教員は往々にして「昔話」を「持ちネタ」にしているんだもの
ポンプフィルタで、
水流ポンプを外しそびれ、
水が逆流

窒素抜き培地とあり培地がどっちかわからなくなって、
TNA入りをぶち込んでしまう


1回培地を作るのに、
二度も大きなミスをしてしまった
これはいかん


ダボス発表のポスター作り
最終的にフラックス計算なり、
生成速度計算なりをしなければならないんだろうけど、
どうしたものか



DeepSeaResearchのin pressのシグマン論文が、なんかすごい
すごすぎるかもしれない
Na2SにHClを入れて中和した
途中でボスがきた
「死ぬぞ」
そうか
H2Sは猛毒か
危ない
GWに硫化水素自殺するところだった

カップ焼きそばをもらったので、
とりあえず新鮮な空気を吸いつつ、
これで回復をはかろう

たぶん関係ないと思うが、
右肘が痛い

痛い、イタイといえば、
I君はどうなったんだろう
たしかGWが勝負だと・・・
朝は京急百貨店でスーツケースを見定め
好みの色が無いということでお取り寄せ

支払いが後日になったせいで、
駐車料金が発生してしまう
という、
大義名分を得て、
ヨドバシでお買い物

デスクの足下用扇風機
パーティションのせいで風が抜けないから、
夏場に下半身が蒸れてしまうのよね


その足で出勤して雑務
扇風機の設置
ラボのwebができるということで、
メンバーページを作成して、
自分のwebもちょこっと変える

なんといってもボクは研究者としては二流半ぐらいなので、
研究はさておき、
それ以外の部分で、
研究者を志す人の励みになる存在でいたいのだ


帰宅してキャベツとタマネギでそれぞれベーコンとの料理
どちらも自然な味をいかそうとしすぎて淡泊
ちょっと失敗
朝から家でのんびり

昼前にコストコに行ったが、
変に日本用にアレンジされていていまいち興奮できず

帰りにブルストでハムとベーコンを購入
昼はヨメ作のキャベツとハムのパスタ
ハムうまい! (あ、パスタもね)

ビールを飲んだせいか起きていられず、
Jリーグを見ながらお昼寝
ほとんど見てないね

起こされたら晩ご飯
豚ヒレがヨメによって加工されたもの
通常ならうまいのだが、
起き抜けでこれはきつい

その後も胃が痛く、
痛いよ-って言いながらゴロゴロしてそのまま就寝


オフですね
プレカン二人目の専任研究員、ニシザワさんが着任
セミナー
面白いと思うところが各々で違っていて、
それが面白い

夜はうれしたのしや
自由の国プレカンということで、
かなり自由で、
まぁ自由でした

これからもがんばりましょう
海洋研教育委員会からご指名をいただいたので、
博士懇談会で話題提供をさせていただく
直前まで悩んだけど、
他の人は比較的キャリアパスの話だったし、
せっかくの機会なので、
ぬるいのはやめて、
何人かを念頭に、
心に刺さるようなバージョンの方でお話しをする
発表のパワポのコピーは末尾に掲載

発表後、
「意外と色々考えてるんだね」
と数人に言われ、
そこまで何も考えてないように見られていたことに愕然
意外なのかぁ・・・

懇親会では久々に若者と戯れる
しかし門限もありますし、
後ろ髪をひかれつつ、
2130に退散


------(以下発表の骨子?)--------

北大(学部~修士)の研究室では6男坊で6段階劣化コピー
国内に同じことができる同世代(6年以内)に他に5人もいる (下もいれるともっと)

この研究室で身に着けた技術・思考法だけでは研究者として生き残れない
(ポストや資金の応募、論文を書くネタなどの重複)

独自色を獲得するために博士では移籍しようと決意
行くなら人的交流の活発そうな首都圏だろう


博士院生生活は結果オーライで順調だったけど、
その後ろでは次のようなことを心に決めていたこと

・博士院生は学生ではなく社会人(研究者)だ
→自己管理・大人(先生)に甘えない・社会の仕組み(研究費・公募)を知る
・学生でいられる最後の期間だ
→今のうちに色々習っておく・先生の名前の力を借りる(共同研究など)
・誘いは断らない
→チャンスのドアにはドアノブがない。開いたドアに気づく感性


@置かれる状況
・やれることは山ほどある
・やった方がいいことも色々ある
・やれと言われることはあまりない

だからこそ

@主体的な行動
・やるべきことを選択する 
・やれるかどうかを判断する
・やるからには主体的にやる


博士課程を生き抜く戦略の提案
@博士課程の早いうちに一本論文を書き上げる
・書くことに対する漠然とした不安の払拭
・査読とはどんなものかを経験
・観測や実験時に論文にできるデータかを見極める力の体得
・論文を書く重要性の認識
・業績の獲得(卒業条件のクリア、公募で優位)


(コウチャンを引用して)
境界領域での共同研究に生きる道を模索する
同一分野にとどまる限り指導教員を超えるのは並大抵ではない


指導教員
「上司」だけど「先生」「指導者」ではない
博士の早い段階での親離れ子離れが重要
プロ野球の監督と選手の関係
ベンチがアホやと野球ができへん
(だからアホな監督は早く引退して席を譲れ、と言ってしまった)


所内連携研究、PDの参画の提案
・新たな研究テーマへの取り組み  (研究者としての視野拡大)
・現在ある設備で研究ができる   (資本金いらず)
・所の持つ人的・物的潜在能力の発掘(海洋研としての強みの発信)
・研究の輪郭がクリアで論文化が近い(業績が早く作れる)
・申請書書きの練習        (生きていく術の習得)



プロフィール
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kawagucci
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性別:
非公開
自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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