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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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3月14日(金)
古巣である東大AORIに行ってシンポジウム。
ついでに色々な人とお話など。
・教員採用での若手抜擢?(女性減も)
・釜石の復興の象徴がイオンで良いの?市長もテープカットなんて行くなよ
・なぜUSで海洋無機化学にカネがついたのか(一番になれるから)
・勝てない勝負とわからずに挑む(わかってても挑む)のは,どうなん?

3月15日(土)
ついにももクロ国立ライブ。
全シングルを含むメジャーどころばかりのセトリ。
外部ゲストも茶番もほぼ無し。
(立木,南ピー,誕生日は身内でしょー)
大満足。現時点でのベストライブ。
でも,だからか,不満も。
圧倒的な熱量とか,グルーブとか,期待感とか,
そういうのは無かったかもしれん。
2日目に「次」を示すことが出来なかったら,ヤバイかも。

両日とも帰宅時にはヘロヘロ。
やっぱり遠いよ。
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3月11日にかぶせて発表をしてくるあたりに,
うしろめたいことがあるのではないかと勘ぐってしまうわけですが。
さておき。

博士論文のNIHコピペや画像の転用などで,
研究上の作法や倫理観といった言い方がなされていますが,
ボクには,なんとなく,
そうやってオボさん個人の資質に押しつけるのは,
違うんじゃないかなぁ,という気がするのです。
同世代を学生ー研究者として生きている人間として,
感じている話をまとめてみようと思う。
陰謀論みたいになってしまうが,そういう話。

まずオボさんの「単独犯」というのは,ありえないと思う。
早稲田の博士論文審査,ハーバードでの実験,理研での大抜擢というハードルがあって,
それをすべてコピペや捏造で乗り切ってきたのかというと,
それぞれの「審査員」側の「大人」がそんなに「バカ」だったのか,と,
そういう疑問が浮かぶ。
特に理研のユニットリーダー大抜擢の部分。

STAP細胞が発表された当初,
ボクは理研の大抜擢システム,というか,
まだ受理もされていない論文のインパクトだけでリーダーに抜擢した気概に,
「さすが理研」という感動をおぼえたわけだが,
こういう事態に至ると,その感動も,違ったニュアンスになってくる。
つまり,「理研が」ということではなくて,
「特定の誰かが猛プッシュした」のではないか,ということ。

その「猛プッシュ」が外部からの推薦者なのか,
はたまた内部のジョブヒアリング担当者なのか,
それはわかんないけど,
仮に外部からの猛プッシュだとすれば,
彼女の所内での立場はそれほど良いモノでは無く,
振る舞いに対してもっと厳しい目が向けられていたのでは無いか。
つまり「壁をピンク」という報道前の状況や,
あの「ど派手プレスリリース」なんかは,
理研内部でオボさんを猛プッシュ(支持)する「大人」がいないと,
成立しえないと考える方が妥当だと思う。
だから,おそらく,理研の中に「そういう人」がいるのだろう,と。

そうこう考えて「じゃあオボさん自身はどうなのよ?」という,
最初の疑問に立ち返ってくる。
仮に,もし彼女がすごく狡猾に,意図的に捏造をして,
それで周囲の「大人」を騙して今の地位に辿り着いたとするなら,
そんな人が,
あそこまで誰でもわかるコピペ(博論・Natureメソッド)をしたということに,
ものすごい違和感をおぼえるわけです。

これは,差別的なニュアンスもやや含むかもしれないけど,
研究業界で活躍している女性は,研究内容はもちろんのこと,
「女性である」ということで周囲からどういう風に見られるかに対する感度が高く,
同時にその周囲の視線に対して,極めて適切に対応している人が多い。
まぁ,女性に限らないかもしれないけど。

そういうことを踏まえると,
オボさんの人物像としては,
「狡猾で悪魔的な謀略家」というよりは,
「社会的にも研究的にも自分しか見えないいわゆる問題児」という方が,
非常にしっくりくるわけです。

で,じゃあオボさんがそういう類の問題児だとして,
最初から振り返っていくと,
そういう問題児がなんですんなりと学位を取得できたのか。
マシなケースとして,指導教員が激甘だった,ということもあるけど,
アレなケースとして,指導教員が相手に仕切れないくなって厄介払いした,
と考える方が妥当な気がする。
事実,卒論/修論ではそういう判断は横行していると感じるし,
博論審査についても,そういう風に言っている大学教員もいた。
  【追記】
  「学位論文なんてドメスティックなものなんだからコピペで出しとけば良い」
  「大事なのはNatureに載せることだ」という論も立ちうるか。
  いずれにせよ,猛プッシュして学位を取らせる,ということが,
  ポジティブな意味で行われるという状況は想像できない。

そして,そんな風にして学位をとった人は,
自分の実力(為したこと)と評価の不一致を違和感なく受け入れてしまうかもしれない。
だから周囲から「こういう結果が出ると良いんだけどな」という示唆があると,
ついついそういう方向に結果をもっていってしまうというこも,
無い話ではなさそうだな,と。

ということで,
STAP論文が「誤報」であることはオボさんの資質のせいかもしれないけど,
そういう資質の人を,あの場まで連れて行ったという意味で,
「研究者の免許証発行機関」である「大学」が,
その社会的責務を放棄し「厄介払い」として学位を発行し,
つまり「ことなかれ主義」に流れたことが,問題の根底なんじゃないかな,という,
妄想的推理から大学批判をする次第なのであります。
理学的研究は「人が普遍的に抱く欲求である知的好奇心を満たす」という,
そんな話を出したりするわけだが,
それってのが,
果たして公金を用いて行うに値するのかということは,
我々自身が自問自答しなければならないことではないだろうか。

たとえば,
「普遍的に抱く性的欲求を満たす」ために,
その辺の人に襲いかかるというのは許されぬし,
また当事者間に合意があったとしても,
公衆の面前でかような行為に及ぶことも,
公序良俗の観点から許されぬことだろう。

であるならば,という飛躍が許されるならば,
「私はおのれの知的好奇心に従って研究をしているのである」ということは,
直接的に誰かを傷つけていないという観点からすれば,
胸を張って言えば良いことなのかもしれない。
しかし,いやしくも公金で口に糊して,
また同時に公金を研究費用として利用している立場にあるものが,
「これはまったく私的好奇心に基づく行為である」ということは,
やはり許されまい。
あるいは,
「おれの私的好奇心の発露は人類の叡智の蓄積に寄与する」という弁も,
それは確かに寄与するのかもしれないが,
「おのれの私的な欲求を昇華するために公金を利用している」という側面でとらえると,
これを公言することは,やはり不潔と言わざるをえないのではないだろう。

しかるに我々は,それがたとひ自らの私的欲求の発露であっても,
その不潔さを欺瞞で隠しながら,つまり,
「人類普遍の公的な欲求を代理で昇華せんとするものである」という立場を,
公衆の眼前で崩すわけにはいかないのであろう。

3月4日
ポスドクさんの出した新しいデータがまったく解釈不能。
ホゲー

3月5日
JAMSTEC2014なる会社の報告会でポスター番。
「議員」がなにより大事なお客様だということ,
議員>官僚>所感独法という圧倒的ヒエラルキーを痛感。
まぁ研究者は関係ありませんけど。
帰りの二次会(KKW,KNST,KMR,SZK)を経て,
KMRさんとゆっくり喋りながら帰宅

3月6日
イシバシさんがきて論文の相談,
ミツノブさんがきて航海の相談。

3月7日
船にいって航海打ち合わせ。
新・真空採水器の作成をチームにお願い。

3月8日
午前中仕事をしてから名古屋大。
OBコマツさんの就職祝いで同窓会。
中退+不登校率の高さが笑えないレベルでアレ。

3月9日
宝塚へ移動。

3月10日
宝塚から帰還。



朝イチでポスドクさんの出したデータ。
0.5気圧培養の同位体比。

なにこれ?キモ!

プロットにすると全然想定していたのと違う。
なんてこった。
投稿中の「打倒バレンティン論文」で樹立した「コバヤシモデル」では,
まったく説明できない。

表層H2論文の改訂に1日集中しようと思っていたのに,
この結果も頭を離れずに悶々。

久々にサッカーしてリフレッシュしたけど,
「3人で話がしたい」とかいう集まりもあって,
結局,あまり集中しきれず。
(とりあえず目指すのがijr,野に放たれたのがtk,という的確な指摘)

で夕方になって真面目にデータ検討。
二次元プロットをやめて,単純に一次元で考えたら,
なんとなく腑に落ちた。
そこからコバヤシモデル前の考察を思い出して,
ドバーっとやったら,うまくいった感じ。
この考え方でイケルとなれば,
0.5気圧培養の意味があろうというもの。

目の付け所がシャープでしょ。

科研費のネタの神髄の部分を,
科研費で雇用したポスドクさんが貫いてくれたわけで,
こんなにうれしいことはない。
3年科研費の初年度でこれほどまで美しい結果が出るとは。
いや。
良い計画であればこそ,単純な実験で良い結果がえられたのだね。
大勝利。




朝:冷蔵庫の残り炒め
昼:カレー
夜:うめや


体調もボチボチ回復しつつある。
朝,早めに家を出て渋谷で読書しとこうと思ったら,財布がない。
自転車通勤だと財布不要なので,帰りに会社に置き忘れた可能性がある。
ということで急遽,霧雨のなか会社。ない。霧雨のなか帰宅。あった。

気を取り直して出発。
途中,海外とメイルやりとりなどしていると,
ちょうど良い時間帯に渋谷・東急ハンズ着。
深海ラボカフェですぐ合流。だらだらと話すなど。
某製作会社から挨拶をうけ,また同僚女性陣もやってくるなど。

12時解散でそそくさと帰宅。
J1開幕。

翌3月2日に無印よりリラックスチェア届く。思ってたよりでかい。
やはりネット通販でなく確認して買うべきだったかと少し後悔。
しかしダラっと座ってひざにノートを置いてテレビを見る体勢は悪くない。

20時就寝で通常営業モードへ。
第一節を見て(仙台柏東京新潟は見ていない)まとめてみた。
予想順位順で寸評とともに。

広島:若手台頭と柴崎加入の上積みあり。GK林も問題なし。怪我続出だけ心配。
浦和:西川加入の上積みも,すっかり広まったミシャサッカー対策を打ち破れるか。
川崎:大島の大化けとパウリーニョのフィットで風間サッカー完成に。守備不安残る。
横浜:藤本と伊藤翔が加入の上積みで流れの中から点を取る型が出来るか。
柏 :ジョルジ抜けたがレアンドロ加入で不安要素少ない。ACLがないのも加点。
鳥栖:安田加入でキムミヌとの左サイドは脅威。谷口加入で中盤構成の多様性も向上。
新潟:東口流出も連携向上と成長分で上位進出に期待。
鹿島:ジュニーニョの穴を埋める豊川など抜擢の若手が化ければ常勝軍団新時代。
清水:大前とトシの両翼が駆け上がる高速カウンターにノヴァコがはまればACL圏。
名古:つないで崩す戦術を実現する陣容。玉田にケガなくSBが確立されれば。
セ大:フォルラン加入で超スター軍団もW杯後の主力流出とポポの指導&采配が不安材料。
仙台:戦力の大幅な変化はないがチームを作り上げた手倉森の不在が未知数。
東京:攻撃の核だったルーカス&アーリアの流出に加え監督の手腕も未知数。
神戸:実績ある外国人に自慢の若手で迫力ある攻撃も個人戦術頼みが吉か凶か。
ガ大:降格時からの明確な変化が見られず,宇佐美不在で点を取る型がない。
大宮:守備で前後が間延びする。青木流出で期待のかかる家長が地蔵では。
甲府:選手の流出で戦力ダウン。新戦力がはまっても地力不足は否めない。
徳島:昇格時より柴崎流出で戦力ダウン。小林伸二を信じるしかないが厳しい。

2月13日(木) 那覇で下船,帰京
2月14日(金) 午前出勤,午後は散髪して帰宅,毛染めで頭皮やられる
2月15日(土) 起きたら積雪,濡れながら評議員会,精神的に疲れる
2月16日(日) 昼前から羽田に潜伏して那覇へ
2月17日(月) 午前に審査,昼はステーキ,夜帰京
2月18日(火) 普通に出勤,疲労感
2月19日(水) ブルーアース1日目,発表二件,懇親会
2月20日(木) ブルーアース2日目,午後から帰省
2月21日(金) 午後は名古屋大
2月22日(土) 昼過ぎのこだまで帰京,夕食はダンゴ,ノド風邪の気分
2月23日(日) 完全にノド風邪,寝違え
2月24日(月) 寝違え,病院で按摩,マットレス導入
2月25日(火) 寝違え続く,ノド痛,ロキソニン就寝
2月26日(水) 全体に改善傾向,しかし声が出ない
2月27日(木) 改善傾向も全身倦怠感続く,声も出ない

課題提案者でもないのに首席に指名されたので,
KY14-02航海に首席として参加してきました。

課題提案者はNZK,MRM,IJRの三名で,
MRMさんの代打でYMMTさんになったので,
最高齢で40歳(複数名),最年少が学部3年生(複数名),総勢20名という,
なんとも若いかつ多い航海でした。
さらに酒を飲まないのが英国からの刺客チェン君だけで,
飲み会となるやほぼ全員が集結して午前様になるのも,特徴的でした。

調査自体は,とにかく滅多に行かない南部沖縄トラフということで,
鳩間,第四与那国,伊良部と巡って,
なかなかそれなりのサンプルも採れて,
持っていったセンサー類もそれなりに稼働して,
上々の成果があがると期待できるんじゃないかなぁという具合。

那覇を9時に出れば,翌日午後には鳩間(伊良部)で潜航できるということがわかった。
いきなり第四与那国だと完全中1日になるところだったので,これは大きい。
なんせ石垣港がセンカク対応で調査船の入る場所がないという状況らしいので。

で,前半にパパッと4潜航して,2月8日以降は延々と荒天待機。
学生が多いこともあって,あまりダラダラするのもなぁと考え,
毎朝08時セミナーを開催。
成果はわからんが,寝る人も少なかったし,話は面白かったし,
やってよかったかな,と。
NKNさん企画でTRFダンササイズを毎昼13時に開催。
こちらも強制みたいに受け取ってイヤな思いをする人がいなければと思ったが,
すごい出席率で楽しく盛会だった。
さらに夜は飲み会。

ほぼ毎日,翌日に潜航がないことが確定していたので,
夕飯にビールを持っていって飲み始め。
噂では「乗組員がいい顔をしない」ということだったが,
とりあえず今回のAOK船長は「やっぱこのタイミングで飲みたいよね」とのことで,
まったく問題視されることもなく。

学生が多いこともあって,
はじめの研究者ミーティングでも金比羅でも,意識的に,
「1に安全,2に研究,3に楽しむ」
ということを強く言ってみた。
船で勝手な行動をすると死ぬこと,
航海は仕事なので「勉強させてもらう」みたいな態度では困るということ,
その上で楽しんでほしいこと,
わざわざそうやって伝えるのも鬱陶しいとは思ったけど,
実際に安全で成果も出そうで楽しめたので,
結果的には良かったかな,と思っている。


風邪+アトピー+寝違えの三重苦なので,
ゆっくり考えて書く時間がとれない。
とりあえず。

・2月航海のこと
・体調不良のこと
・関東の大雪のこと
・スポーツのこと
・フィギュアスケートのこと
・科学と大学と社会とのこと
・学生指導のこと
・公募システムのこと
プロフィール
HN:
kawagucci
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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