忍者ブログ
自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
[57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67]
このたび上司である1031さんの処女作が上梓されました
すばらしいレビューがアマゾンさんに寄せられていますね(照)

また、うちのヨメが在籍していた東大のチームが、
ついにウナギの卵を見つけたとリリースされました

「理科離れ」なんてないよと言い続けていますが、
ウナギ報道なんかを見ていると、
それを実感しますね

しかし、
ウナギチーム、
船内の動画があって、
テレビ報道でバシバシ使われてるんですよ
これはやらねば

次のインド洋航海は、
私設撮影班としてがんばります
 
PR
企業側が就活エントリー(履歴書)に、
年齢・性別・国籍・学歴・写真を要求するのは、
深刻な人権侵害で、
米国でそんなことしたらミリオンダラーの訴訟モノらしい

なにそれ
まったく理解できない

逆に言ったら、
じゃあ、どういう基準で審査するの?
会社の事情で審査するんでしょ
担当者のフィーリングで決めるわけでしょ

会社の継続性を考えたら若い人を取りたいだろうし、
出産育児で非戦力化することを考えたら女性より男性が良いし、
日本の企業なら日本人が良いし、
東大卒ならなんとなく優秀そうだし、
イケメン・美人なら営業効果も高そうだし、
つまりはこういう情報って、
企業にとって利益になりそうな人材を選ぶのに貴重な基礎情報なんだから、
じゃあその情報をはじめっから書類に乗っけておいて、ってのは、
シゴクまっとうな、論理的で合理的なことなんじゃないのかな?

でもまぁ、
それが差別だと言うなら、
じゃあ書類では求めませんよ
書類ではね
でも、
内部の審査基準としては歴然として存在しますよ、
内部の基準だから表面的には何も見えませんよね、
ということであれば、
書類の部分でどれだけワールドスタンダードを導入しても、
何も解決しないよね

たぶん、たぶんだけど、
たぶんアメリカの会社の採用担当者なんて、
よっぽど差別的な人間だと思うよ
そいつの精神構造を想像するに、
「うちの会社がベストだ」
「オレの人を見る目はベストだ」
「君はオレの仲間になるべきだ」
という思いがあるはず
で、なければ採用担当者なんてできないしね
そもそも人事審査なんて、
非常に強い選民思想に基づくだろうし、
本質的に差別的なものなんじゃないかと思うわけです


「かくあるべし」というような規範があって、
それを「正義」と呼んでいるのが現状だと思う
でもそれは、
頭で考えて「正義」の規範に沿うように行動しているだけで、
沸き上がる内面的な感情と「正義」は必ずしも一致しない
だけれども人前では、
できるだけ「正義」に従った行動をするようにつとめる
しかし、
それって「外面の正義」であって、
そんな正義はフィクションじゃないか?

そうじゃなくって、
世の中に正義の規範があってそれに基づいて行動するんじゃなくて、
一人一人に内面化された、
自分の欲望というか、
そういうものを通じて、
「自分の正義」が構築されるんじゃないか 
でも、
「自分の正義」なんてものは、
誰にも理解されない自分ルールでしかないから、
やっぱりそれはフィクションなんだよな


だから、
どう転んだって、
正義なんてものはフィクションなんだよ

と、
言うことを飲み込んでから、
いろんなコトを考えたいね

誰が何と言おうとも、完勝です
今大会、完勝です


香川の代わりに右に藤本、左岡崎でスタート
かなりソロリとした導入
藤本は外で待ってから中に切り込む
タイミングが合った時はウッチーと良いリズムだったが、
本田や長谷部との兼ね合いで浮くことが多い

本田が簡単にちらしてリズム
しかし遠藤へのバックパスがあまりない
前を向いた遠藤がスイッチを入れるのに、惜しい

岡崎と長友が爆走する左サイドは完全制圧
ただしハイボールを左奥に入れられるとつらい

CBの対応がまずい
競り負けるとこぼれ球を狙われる
先に飛ぶと体を預け反転される

相手ラインは低いのでラインの中に入ってかき回したいが、
岡崎は左からあまり切り込まない
前田が降りて触ったら入れ替わりで飛び出したい
それはトップ下の仕事ですぞ、本田君

遠藤は左に張り出してゲームメーク
これで岡崎が入れるので形としては良い
しかし守備に不安が残るのでほどほどに

前半終了時
バイタルでの守備が怪しい
OUT藤本IN細貝で4-3-1-2にしてはどうかと思ったが、
ザックは動かず、後半開始早々にOUT藤本IN岩政
岡崎長友今野吉田がスライドして4-2-3-1のままだが、
今野が左SBで守備に張り付く
不動のCB今野を動かすこと
上下動で攻守に貢献する長友を前に貼り付けること
セカンドを拾う中盤には手を入れないこと
どこを取っても奇抜
当初は今野長友の役割が不明だったがじょじょに馴染む

岩政はハイボール以外は何もできない
ボールを持ったら大きく蹴ってしまう
足下が不安なので吉田もボールを回さない
相手のターンについていけない
これは失敗かと思う
が、
豪州はなぜか放り込み一辺倒なので、
結果的に岩政のストロングポイントが活きる

後半20分頃、
本田が失ったのにチェイスしないことに憤怒
そんなに前に残って自分で決めたいのか
それならちゃんと決めて見せろ

間延びした中盤を制圧する長谷部遠藤
二人だけで攻守と緩急と激しさと冷静さを産み出す
代替不能のダブルボランチ
そして、そつなく守備と組み立てをこなす吉田
前からそこにいたかのような安定感

岡崎が右に入ってから中でプレーするようになり、
前田と上手に入れ替わりはじめる
ウッチーのコースも産まれ形になりだす

OUT前田IN李
足下でつなぎセンターではなくサイドから崩し、
相手の最終ラインを乱す狙いか
長友内田を信頼しての采配か
采配的中
長友が余裕で振り切ってクロス、李のボレー
セル爺、大興奮!

やはりクローズが下手な日本
最後に大ピンチを招いたが試合終了
優勝


この勝利は、
Jリーグの勝利だ
今の代表に不可欠な選手達
遠藤・長谷部・長友・岡崎・今野
みなJリーグで研鑽し世界クラスの選手に成長した

「11年後(カタールW杯)に選手として戻ってきたい」
戦前の長谷部の言葉を改変したい
「11年後(カタールW杯)に選手としてカップを掲げたい」

分析の合間にたまったRSSチェックをしたら、
環境研のオーキさんの論文を発見
なんと2009年末の白鳳航海のデータ
は、はやい
と思ったが、
むしろコチラが遅いのか
今書いているのは2007年航海だしね
むむ


5月末からの航海までに投稿してしまい、
レビュー待ちに利用しようと思ったら、
やはり5月頭の時点で投稿できる状態にしていなければなるまい
最優先のH2培養は、最後のデータが出てくるのが2月末
そこからすべてを注力して間に合うかどうか

となると、
2月末までに南奄西と成田とは最低でも仕上げねば

伊是名速報は、3月ブルーアース用に議論をまとめるので、
インド洋航海中に書くことになるか

コバヤシメタンも航海中かね?
となるとエタンは?
 
「すまんがよろぴく」
ということで、
5月末から40日のインド洋航海が入りました


「シーズン2、お前が乗らんでどうするねん」
ということで、
来年頭にも30日オーバーの沖縄航海でしょう


「2012年度の航海計画ですが・・・」
ということで、
2012年はすでに100日以上乗船することが、
ほぼ内定状態です


これらに加え、
自分の首席航海や、
断れない筋からのオファー航海もあり、
さらに同位体マスのライン立ち上げとか言われて、
マジでマイッチングです
いや、光栄ではあるのですよ


あれよあれよで共同研究に
ほんと素晴らしいです

またしてもボク自身はほとんど何もしないわけですが、
とはいえ、
ボクのようなキャリアの人間だからこそ、
こういう共同研究が発案されるのだと思い、
そういう意味で一定の貢献はできていると思うわけです

しかし今回もまた、
ペロっとした研究でペロっとした論文を書く方向で、
なかなかジトっとしてドスンとくるような論文を書きません
それは良くないよなぁ


今培養中の「酸っぱい菌」で区切りをつけ、
本当に自分主導の(D論の一部だし)、
関係者の比較的少ない、
ドスンとくるような論文ネタになると思うのですが、
ペロっと論文ばかり書いているせいで、
今度もまたペロっとした仕上がりにしてしまうのではないかと不安

2月中にデータが出揃い、
5月からの航海までに集中的に書き上げ、
航海中は別件に取り組むことにしよう


米国WHOI留学中のネタは、
「Seanに子供ができた」ということでストップしている同位体データ待ち
もう知らん
向こうから連絡あるまでムシーンします


90分 1-1
延長 1-1(計2-2)
PK3-1

結果は勝利でめでたい
内容的にも勝利で妥当な感じ
技術戦術的には7:3で日本かな

しかし韓国のメンタルは異常
中2日の延長115分で同点に追いつくんだもの
すごいよ

で、
日本について

序盤
本田が右や下に流れて香川に広いスペースをあたえる
相手の脅威である対面のチャドゥリに対しては、
香川長友に加え、遠藤が寄せてケア
遠藤、普段は底でバランスを取りボールを散らしていながら、
相手がギアを上げようとするところには素早く上がり寄せて未然に防ぐ
しかも内から外に向かって寄せるので、
相手はライン際の苦しい選択肢しかなくなる
(本田が、外から内に、相手の後ろからテレテレプレスするのとは大違いだ)
やはり地味だけどすごい
TATSUOさんは「山王戦の桜木(河田目線)」と評したが、
ボクは「しかし深津は動じない」の深津だと思う

左サイドで香川遠藤本田遠藤長友という縦のダイレクトワンツー連発
美しい
韓国へろへろ

岩政はハイボールに強いが手を出すクセがあり、
これが主審の目にとまる
相手が足元にもった仕掛けには、
スピード、クイックネスの両方でまったく対応できず
つまりはザルですな
さらに組み立てもぎこちない
失格

今野は体の入れ方、ボールへのアプローチのタイミングが秀逸
コンビを組むCBに高さと速さがあれば良いのだが、
そんな人材、日本におるのかね
この試合はセイフティーアウトを選択することが多かった
GKを含むバックラインの連携と足元に不安を感じたのか

長友覚醒
100分過ぎても爆走
おそらく対面選手が強烈だったからだな
相手が強くないと燃えないのは良くないよ
W杯アジア予選が心配
ハイボールのマークでミスマッチになることがあるのも心配
左CBが今野、左MFが香川遠藤ということもあり、
相手右ウイングに高い選手を配置されると怖いかも
オーストラリアはどうなんだろ?

長谷部はカタール戦の決勝スルーパスのような球を入れまくるが、
前田岡崎が抑えきれない
長谷部と香川に縦の関係を組ませたいね
守備ではパクチーにボールを持たせない位置取りでほぼ完封

ウッチーはどこかぎこちない
本田が右に流れてきた割を食ったのもある
広いスペースを使う技術とスピードは高いが、
逆にスペースが無いと飛び出していかないし、
後方に押し込められた時にプレーバリエーションが乏しい

前田はゴールの瞬間の位置取りがすばらしい
入り直して自分の前に、長友からも見える一歩分のスペースを作り出した
受け方の見本のようなプレー
技巧派ドリブルも見せたが、ポストマンとしては納まりが悪かった

ゲーム中のPK
なぜ本田に蹴らせる
これは公式戦なんだ
遠藤だろ
しかし全力助走の細貝、すばらしい
タイミングギリギリだったけど、
(キック前にペナに侵入しちゃうとダメよね)
日頃のリーグで継続していることがこうして結果に結びつくのだよ

韓国は当初、全体にダイアモンド型の陣形で、
ウイングとSBが仕掛けるスペースを空ける分だけ、
ピッチの四隅に隙間ができていて長友がこれを蹂躙していた
後半途中からトップを下げて前線をフラットなスリートップに、
SBの上がりも控えて横に長い長方形型に変更
これで中盤を支配して日本のポゼッションを下げ、
飛び出しを抑制してきた

ザックはコレに対してOUT香川IN細貝で、
中盤を厚くすることで対応を試みた
しかし細貝は位置取りが微妙になってしまい、
中盤を再制圧することはできなかった
ここではむしろ、
前線に裏をつけるFWを投入し、
あるいは前田を下げ香川と岡崎を前線に張らせることで、
韓国の陣形を縦に伸ばす方が得策ではなかったか
その後の交代策も「守備の人数を増やせば守備的」という感じで、
結果、ラインはずるずる後ろに下がり同点弾を決められてしまった

最終盤のコーナーでのボールキープは常套手段であるが、
長友と本田の個人技キープでは限界がある
常勝アントラーズが80分過ぎに見せる本山小笠原によるプレーメークのように、
コーナーを軸にしつつも戦術的にボール回すやりかたも身につけたい
遠藤本田であれば練習すれば容易にできるはず
アジアの戦いで取りこぼしを防ぐためにも、ぜひ習得してほしい
むしろ「ガラスの貴公子」本山を交代枠で代表に!
ついでに柳沢も!


安定感とは持つ技術を100%出し続ける集中力
遠藤長谷部岡崎にあって本田松井香川内田長友に無いもの
W杯で100%を出し続けるのは、モチベーション上、当然と言えば当然
それをアジアカップでも日頃のリーグ戦でも、
常に続けることで体に染みこませないと


さぁオーストラリア!
勝てるよ!
勝とう!
歴史に名を刻め~お前ら~!

ボクのイラストができました
今後、公式マスコットとして活躍します
(プレゼンとか?)
とりあえずアイコン画像に採用中
顔がそっくりと嫁が絶賛

作者はネコリーマンで知られる我が幼なじみ、
読売広告大賞(の読者部門)受賞のオクムラサトシ
現在はハイパーメディアクリエーターとして、
スポーツ新聞の下の方にある広告を埋める作業に従事
絶賛転職希望中
 
今日はうれしいコトが続く
某後輩が自ら学位取得の延長を申し出たとのこと

「とにもかくにも学位取得」で、
ほぼ赤ペン先生が書いた学位論文でとりあえず審査をすり抜けて、
一人荒野に立たされた時に自分で書けなくて沈没、という人が多いのに、
(そしてそれが「ポスドク問題」の原因の一つだとボクは思っているのだが)、
指導教員がゴーサインをくれたにも関わらず、
頑なに自ら延長、というのは、すごい
まさに「断固たる決意」なのでしょう

そういえば2年前、
同期のタダもまったく同じような状況で延長を決めた
ずる賢く要領だけは良い(と評される)ボクは、 
そんなタダのバカ正直さに侮蔑の眼差しを注ぐとともに、
そんなタダのバカ正直さに敬意を抱いたことを思い出した

悔しいからゼニ(あ、言っちゃった@川淵)に敬意を抱いたとは言わないけど、
「ちょっぴり見直した」ぐらいは言っても良いかなと思う
二度と言いませんがね

論文書きに悩む某後輩(ほぼ特定可能)より、
「ちょっとお前の原稿見せろやコラー!」
と要求メール

非常にうれしい

ボクは常々、
そういうことはオープンにしますよ、と宣言しているし、
ボク自身、サッカー部の人なんかに要求したりして、
そういうスタイルでお勉強をしていて、
それが非常に有効な手立ての一つだと思っているのですよ

無能な自分がいくら悩んでも無能な結論しか出ないというのが、
「三人寄れば文殊の知恵」やら「巨人の肩の上」やらの、
ボクなりの解釈なのです
(ちょっと違うけど)
使えるものは何でも使うというか、そんな感じ

で、
何がそんなにうれしいかって、
ボクのこういうスタンスを見てるくせに、
ちっとも自分から行動を起こさなかった内弁慶なヤツが、
ついに自分から動き出したという、
その変化がうれしいわけですよ

いやー、
予想通り、今日は良い日だ
もう今からでもビールを飲みたいね
 
プロフィール
HN:
kawagucci
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
ブログ内検索
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
アクセス解析
カウンター
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) kawagucci's Weblog All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]