忍者ブログ
自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
[59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

特に結婚してからこっち、
「女性と仕事」みたいな話題をよく考える
うちのヨメが専業主婦宣言したことも原因かなぁ
うちの母はパートに出てたので専業主婦というものの実態がわからない
そこから逆の線で、
女性が働くという部分について考えるのだと思う
だって、
社会で女性が働くことが非常に重要だったりしたら、
専業主婦は非難されるべきものになりかねないし、
そういう考えに辿り着いた時にボクはどうしていいかわからなくなるから


そんな去年の3月に、
某集会でコデラさんに出会った
どうやらそういった業界(?)では有名人らしいのだが、
非常に面白い存在だった
特にその集会で飛び交う「ステレオタイプ言説」に辟易していたこともあって、
(実際ガマンできなくなってプチギレしてしまったけども)、
彼女の実感のある、生身の発言に引き込まれた
なので、
帰り道、ムリヤリ、ボクの車に乗せてお話する時間を稼いだ
なんという「送り狼」だ


それはさておき、
女性の社会進出を語る時に、
表に見えてくるのは意見は大きく3種類
・女性は社会的弱者であるから守られるべき、という一般的な(実感のない)論説
・男女に格差があるのは当然、という格差甘受強制論
・ワタシは子育ても仕事も両立させてやっています、という自己主張
上の二つは主に男性から発せられ、
下は女性にしか出せない意見

しかしいずれも、
なんか違うんだよなぁ
特に(カツマー的な)成功体験を持つ女性の自己主張って、
本当は弱者のことを考えているわけではない感じというか、
弱者を脱却して強者になるための指南という感じで、
本当の弱者に対してリーチが届いてない、よねぇ
いや、
弱者という言葉は誤解があるだろうけども、
なんというか「不便してしまって困っている人」みたいなニュアンスです
単純に強い弱いじゃないです
でも妥当な言葉がないので

で、
たとえばコデラさんは、
「自分で稼がないと自由がないと思っているからと、
誰かが確実に養ってくれることなんてありえないと思っているから。
  自分以外の誰かの収入に頼って暮すことは恐怖ですらある。」
と自分が働く(働きたい)理由を述べた上で、
「でも、そしたら本当に働けない状態の人は一体どうしたらよいのだろう」
という問いを自分に向けている

こういうのはすごく共感できる
自分の中には確たる思想があって、
自分はそれに従って行動をしている
でも世の中には、
自分と同じ思想を持っていても、
自分とは異なる肉体的・社会的条件におかれている人がいて、
そういう場合はどうしたら良いのだろう、
ということだと思う
それは未来の自分へ宛てた問いであるし、
現実に存在するもう一人の自分への問いかけであると思う


ボクが彼女のことを考えて思うのは、
彼女自身が抱いている実感と、
世間が彼女の生き方を見て描く像の不一致みたいな部分

世間は、
彼女のこれまでの行動に敬意を抱くからこそ、
彼女の意見を、他とは違うものとして、
十分に耳を傾ける
でも、
それってちょっと違うんじゃないかと

十人十色の生き方があって、
それぞれにそれぞれの意見や立場があって、
その中の一つがワタシのようなケースですよ、
という部分が彼女にはあると思う
(上の問いの立て方を見ると、ボクはそう思う)

彼女がいたずらにシンボル化されて、
その生き方や想いがデッサンされると、
彼女の抱く実感の部分が抜け落ちる気がする

と、
ここで勝手に解釈するのも違うよねぇ



で、
じゃあボクが実感を持ってやれることを考えるわけだけども、
娘を連れて出社してみることぐらいかな
一週間続ければ何か見えてくるかな?

うるさくて嫌がられるだろうなぁ、
と想像する自分の精神的負担は大きいなぁ、
目立ちたがりとか思われるだろうなぁ
実験室には連れて行けないかなぁ、
かと言ってデスクだと周りに人が多いしなぁ、
やっぱり難しいなぁ
でもシミュレーションでは見えてこないものもあるしなぁ

もっともっと色んなことを考えて想像して実感しないと

PR
川島
内田吉田今野長友
長谷部遠藤
松井本田香川
前田

ヨルダンはコンパクトにしつつも引き気味な布陣で、
非常に勤勉な守備
ヨルダンが基本的にワントップのおかげで、
CBと遠藤の間のパス交換はスムーズ(まだまだだけど)
一方でそこから前は混雑していて突破口が見当たらない

中盤で選手が近づいて短いパスが連続してつながるが、
それが前への推進力にはならず、単なる鳥かごのような状態
本田は降りたり流れたりしてボールにたくさん触るが、
展開がうまれない

一つは内田があがるスペースを松井が潰してしまっている右サイド
ここにあがった長谷部や流れた本田がくると内田がいきない
それ以上に存在感のない左サイドの長友と香川
遠慮しているのかモチベーションが上がらないのか、
ほとんど動きがないし、仕掛けも単調で引っかけられる
で、中・中の攻めになるが、
バイタルは選手が混み合っているし、
相手のラインもやや深いから裏のスペースがない

前田は競り合いでほぼ完勝も、決定機は一度
前半で下げられたのは不可解
たぶんザックは動くFW投入で前線の活性化を考えたのだろうけど、
であればこそ、
前田は残して松井に代えて岡崎でツートップにすれば良かったのでは
後半頭から出た李は何もできずじまい(これは結果論)

長谷部はガンガン前に出てミドルを打つ
それは良いが、出ずっぱりになるとスペースを消すだけで、
「タイミングの良い飛び出し」という利点がなくなってしまう
遠藤は長谷部を見送って後ろに控えて展開を担うが、
刺すような縦へのミドルパスがなく、何となく単調
前線が密集して攻めあぐねた後半などは、
長谷部と遠藤が入れ替わっても良かった
遠藤なら密集の中でボールをさばけるからね
この日はイマイチだったけど

吉田は同点ゴールで一躍ヒーローか
少なくともナカザーよりは足下が使えるようだし、
もう少し使われて様子見なのだろうね
他の若手CBもバンバン使って、
中盤(特に遠藤)との関係構築をはかってもらいたい

前線が混み合い陣形が縦に短く横に長いものになった
これは一番良くない
縦が詰まってしまうなら、
いっそのことサイドでもっと密集を作って、
逆サイドにスペースを作っていかないと
岡田が当初目指していた形だね


まぁ、
W杯後の燃え尽き症候群に加え、
海外組はシーズン途中でクラブに集中したい中で、
いまいち位置づけが難しいアジアカップへの参加という、
なんともモチベーションが設定しずらい環境ではある
しかし、それでも、
出るからにはちゃんと動いて走って、
しっかり勝ちきらないと
オシム爺なら激怒していたことでしょう
(ザックも穏やかに怒っているが・・・)

初戦で勝てないと、
結局いわゆるレギュラー陣は休みがとれず、
自分の首を絞めることになる
とはいえ、
実力的には問題無かろうから、
次の試合は思い切ってスタメンをいじっても良いと思う
その方がモチベーションも高くよく走れるだろうからね
その辺り、ザックがどういう手を打つかは見物だ

遠藤は近くにもう一人パッサーがいると格段に威力が増すので、
左MFに柏木などを置くのも良いと思う
その場合は岡崎前田のツートップに柏木香川を添える感じかな
香川は右というよりセンターにしてウッチーと長谷部が使うスペースを右に作る
松井と本田はアウトだね
元気(やる気?)のない長友を下げて細貝でも良いですよ


金曜は病院行って散髪してから、つくば
ひさびさにオーモリに会ってお話
一緒に乗ったのは2006年6月で、彼女がM1の時
それから着々とMarChemとJGRに論文を載せ、
大学院5年で学位取得とのこと
素晴らしいね
若手研究者としての悩みと、
女性研究者としての悩みと、
30を目前に(?)した女性の悩みと、
まぁ色々と

産総研に移動
ヨヘイさんとお話しして、
トーナイさんとコンノとお話
研究の方向性とかではじまったけど、
結局、子育ての話になってしまった
あとトーナイさんのデスク周りではボクの存在が知られているらしく、
光栄ではあるが気恥ずかしいですな

焼鳥は早めにお開きにしてコンノ家に移動 
データの解釈の話、というか、
そういうフィールドならこういうデータが必要じゃないか、とか、
同位体比なんてコロコロ変わるんだから根拠にはならねぇよ、とか、
まぁ大体いつもの話だ
お嬢とも久々
将来計画というか、
いかに天の邪鬼であるかというか、
そういうような話
まぁ幸せならそれで良いと思うけどね

寒い部屋で寝て起きる
トーナイさんをピックアップしてTXでコンノと別れ
車内で社会のお話
中野の海洋研でいつも話していたようなノリでうれしい
2時間弱かかったけど、すごく良い移動時間だった

ニューイヤースクールに当日申し込み参加
毎度のことながら事務局に甘えてしまう
タカノさんはレクチャー、アベナツさんは広報、って感じ
噛み砕いてくれているけど、体に染みこんでこなかった
なんでかはわからないけど

お目当てだったヒラガさんの話は面白かったけど、
それ以上にヒラガさんからほとばしるオーラが凄かった
当初思っていたよりももっとミクロだし、
たぶんボクの想定していた研究とは方向性が違ったけども、
それはそれでまた妄想に幅ができた
「結局コネかよ!」って話をトーナイさんとした旨を懇親会でご本人に話すと、
非常に誠実にその辺りの思いを話してくれた
要チェックな研究者がまた一人増えたな

アストロスーパースター・セキネさんは、
すごく情熱的なトークだった
しかし自然光を取り入れている会場が、
日没のせいで暗くなっていき、
最後の方はセキネさんの熱い身振り手振りが見えなくなって、
それがすごく、たぶん双方にとって、残念だった

Ex系ではNHK高校地学の伊藤さん
「プレゼン術のプレゼン」という難題を、
スマートにこなされたことに感服
懇親会でお伝えしたところ喜んでもらえた
こちらもうれしいです

予想通り二次会に参加してしまい、
しかも完全にアウトなリーチをしてしまった
ボクの周辺に座っていた方々におかれましては、
当日の状況の詳細を外部に漏らしたり、
また、訴訟など起こされませぬよう、
よろしくお願い申し上げます
示談交渉可です

2chが不調で手持ち豚さんだったので、
帰りの電車ではツイッターで咆吼
なんとか日が変わる前に帰宅

遅く起きたけど二日酔いは特になし
何度も書いてるけど、
内面と外面に境界が無いように見える人はすごい

特に芸能人などは、
芸能人として取り繕っていて、
私生活は別物としていそうな人が大半

でも、
明石家さんまとか、
タモリとか、
郷ひろみとか、
その辺の人たちは、
「この人たちは私生活もこのまんまなんじゃないか」
と思わせるオーラがある、ように感じる
いわゆる「アイドルはウンチしない」という言説が、
「確かにこの娘がウンチしているところは想像できないなぁ」
という説得力を伴う感じ

これの逆筋なのは、
朝青龍
この人はたぶん、
あれだけ注目を集め得る立場にありながら、
本当にあのまんまの人間なんだろうと思わせる感じだった
これはこれでステキ

これは、
島田紳助や、
ビートたけしや、
岡村隆史や、
西城秀樹や、
野口五郎や、
千代の富士や、
白鵬や、
その辺の人たちとは明らかに違う
 
大抵の場合、
どうでも良いことはどうでも良いけど、
自分のことを言われたらムキになる

でも、
どうでも良いことに散々ムキになっていながら、
自分のこと言われたら「そうかもしれんなぁ」と受け入れる

そんなヤツの方が、ステキやん


って、
ほぼ日のつるべ読んで思った


 
これまでに何人か、ではあるけども、
学位取得後に40歳頃まで研究者を続けていたが、
もうどうにもなくなって、
一般企業に非研究者として就職していく人を見送った

そういう人達は、
比較的ちゃんとした給料をもらって、
普通に会社人として生きている、という噂で、
この噂を聞く限りでは、
それぐらい「研究者をあきらめる」ことを引っ張っても良いのかとも思う

一方で、
この場合は仕事自体が研究からかけ離れているのと、
転職自体が「研究者としては、もうどうしようもない」状態になってからなので、
はたして選択の余地が他にあったかは、
周りから見ている分にはわからない

得られる教訓としては、
別にテニュアをゲットできなくても飯が食えず死ぬわけではない、
というポジティブな面と、
そう思ってずるずると研究者を続ける後進の道標になってしまっている、
というネガティブな面がある

また、上に挙げた人々は、
「研究者でいられないなら科学業界を去る」という風合いだったけど、
必ずしもそうとは限らない
もし科学研究に携わっていることが幸せなのであれば、
研究者にこだわらないで業界に残ることも可能であろう
博士を取得できるぐらいの高度な知見と技術を持っていて、
でも本人が研究を主導する気がない、
むしろ研究の方向性は依存しても良いから研究作業に従事したいというのであれば、
それはそれで、重宝してくれる研究者や研究機関はあるだろう

アメリカ滞在中に、いわゆるテクニシャンと触れたが、
彼らは完全に月-金の9-17しか働かないで余暇を満喫しているし、
自分の得意な作業をすることで周囲から尊敬を集めているし、
先端の研究に携わっているというプライドみたいなものを帯びていた
そういう生き方も、
学位取得者の生き方として、
ありっちゃありだな、と

いずれにせよ、
「論文を書けない研究者は鼠を捕れない猫」ですから、
自分は論文が書けないと思ったら、
自ら研究者を辞するしかない
誰も引導は渡してくれない
 
番組名:サイエンスZERO
放送日時:
1月 15日(土) 22:00~22:35/ETV
1月 21日(金) 18:55~19:30/ETV(再)
1月 22日(土)  3:25~4:00 /BS2(再)
放送局:NHK教育テレビ
	
内 容:
最先端の科学と技術を紹介する番組です。
今回のテーマは、「熱水噴出!深海に生命を探れ」。2010年9月に沖縄近海で
行われた大規模な深海熱水域調査に密着し、熱水の周りに暮らす深海生物捕
獲の様子と、地球深部探査船「ちきゅう」によって初めて成功した海底熱水
噴出孔の掘削調査の様子をお伝えします。
高井研プログラムディレクター、布浦拓郎主任研究員、和辻智郎研究員(海洋・
極限環境生物圏領域)がわかりやすく解説します。 
 

年末年始の帰省のお供にしたのが、
「社会的共通資本」(宇沢弘文)

なんと内田樹の年始のエントリーもコレに基づくものであった
なんたる偶然

まだ初めの半分も読めていないし、
後半には本丸である「大学論」もあるけど、
現時点でのボクの考えをまとめておいて、
比較するのも一興かと思う

もちろんいつも通り、
グダグダでございます



宇沢は本著の中で、
社会的共通資本について、
「自然環境(大気・水・森林・河川・湖沼・海洋・土壌など)、
社会的インフラ(道路・交通機関・上下水道・電気・ガスなど)
制度資本(教育・医療・金融・司法・行政など)」
と定義している

また宇沢は本著の中で、
社会的共通資本の扱われ方について、
「市場的基準によって支配されてはならないし、また、
官僚的基準によって支配されてはならない」
「職業的専門家によって、
専門的知見にもとづき、
職業的規範にしたがって管理・維持されねばならない」
と述べ、さらに、
「社会的共通資本の管理をゆだねられた機構は、
あくまでも独立で、
自立的な立場に立って、
専門的知見に基づき、
職業的規律に従って行動し、
市民に対して直接的に管理責任を負うべき」
としている。
また、これらの言及の背景には、
社会的共通資本が、
「社会にとってきわめて「大切な」ものである」
ということがある。 


この論に従えば、
いわゆる基礎科学を含む科学技術もまた、
社会的共通資本にカウントされるものであろう
また、
科学技術が職業的専門家たる研究者によって、
社会構成員の委託たる税金を用いて推進されているのは、
科学技術が社会的共通資本であるからとも言える

ボクはこの論から、
現在の科学技術をとりまく話題の中でも、
2つのことを考えた


1つはポスドク問題について
科学技術が社会的共通資本であるならば、
それは「職業的専門家」によって管理されるべきであり、
これを逆に読むと、
将来的に研究者となることを望む者は、
自らの能力・実力(専門的知見)が、
社会的共通資本である科学技術の「職業的専門家」として管理を委ねられるに足る、
という矜持を抱くことができるか、
ということを自問する必要があるだろう
現在のポスドク問題の、
もっぱら職業としての研究者にスポットをあてた、
自己責任論やセーフティーネット論には、
こういう部分が抜け落ちているのではないだろうか

もう1つはサイエンスコミュニケーション・アウトリーチについて
科学技術の管理を委託された研究者は、
「あくまでも独立で、自立的な立場に立って、
専門的知見に基づき、職業的規律に従って行動」するため、
その如何を社会構成員に対して説明する責任を負わない
というか、
科学技術研究は専門家に委託された社会的共通資本であるので、
一般社会構成員はその内容について判断する能力を持たない
だから、
「市民に対して直接的に管理責任を負うべき」というのは、
「市民は研究内容を理解する権利がある」という意味ではないだろう
むしろ、
「科学技術に対する管理責任を担いきれない」と研究者が判断した時は、
すみやかにその旨を自ら申告することこそが、
「自立的な立場に立って(中略)管理責任を負う」ということではないだろうか
つまり、
研究成果については、
社会的共通資本制度の前提として、
「職業的専門家が行動する限り研究成果が出ること」が「すでに決まっている」
むしろ、
もし成果が出ないのであれば、
その問題は、
職業的専門家(研究者)の専門的知見(実力)にあるのではなく、
職業的専門家が「自立的な立場に立って(中略)管理責任を負っていない」こと、
言い換えるならば、
「管理責任を全うできないことを隠蔽」し、
「構成員からの委託を受け続けていること」にあるのだろう
要するに、
研究者は、
常に社会の信託・委託を受けるに足るか否かを自問し、
その専門的知見がそれに足らないと認識したら、
すみやかに職業的専門家であることを辞せねばならない、
ということになる
で、
つまり、
あくまで社会的共通資本論に基づけば、
「タクスペイヤーである国民に対するアウトリーチ」なぞ、
そもそも必要ないのであろう


まとめると、
研究者は職業的専門家であるから不断の自己批判が必要ということになる
あるいは、
研究がある程度のコミュニティサイズで運営されることを考えると、
自己批判は相互批判としたほうがより効能が強いことも考えられ、
また、
研究内容のみならず、
いや、
むしろ研究者個人についてこそ、
専門的知見・職業的規範に対する厳しい直接的な相互批判が必要ということだろう

業界発展を望むばかりに、
この視点が欠落することは、
社会に対する科学業界の責任として、
あってはならないのではないだろう

と、思ったが、
これはあくまで社会的共通資本論のみに基づく話であり、
他の側面も含めて複合的な解釈をすると、
この限りではないのだろうなぁ

論文も、航海の準備も、
結構いそいでいかないと厳しいかも

「念入りに、しかも早く」
松下幸之助


昨年末に新作が出ました
伊是名海穴熱水直上の熱水プルームの化学組成
追悼号に滑り込ませた博士論文第4章

この論文の一押しはH2/CH4比に注目したことだけど、
その解釈自体は続く作品で改訂をしているので、
この論文の図は少し恥ずかしい

あとは、
カルデラ壁面と底部の二つの熱水でガス組成が違う
これはきっと、
底にはたくさん堆積物があるから、 
それが煮出されて成分が変化しているからだろう、
という推測をしていて、
それは、昨秋の首席航海で実証された

プロフィール
HN:
kawagucci
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
ブログ内検索
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
アクセス解析
カウンター
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) kawagucci's Weblog All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]