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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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研究をやっていると事務処理ってのは不可欠なんだけど、
その大部分は、見える範囲でも見えない範囲でも、
事務職員さん達によって処理されている
彼ら(彼女ら)は、言葉を選ばずに言えば、
研究者の下働き的な業務に従事しているわけです

これが企業であれば、
「すべては会社の利益のために」
ということで、分業の意味も素直に受け止められるのですが、
研究所では、集団の目的が「研究活動」なわけで、
そうなると彼らの仕事は一体何のためなのだ、ということになってしまう
がんばったとて、研究所や個人の収入が上がるわけでもない状況で、
何をモチベーションに仕事に取り組むというのか

と、そんなことを考えたが、
要するにわれわれ研究者は、
研究の成果で彼らのサポートに応えるしかない
「あのスゴイ成果は自分無くしてはありえなかった」
と彼らに思ってもらえること、思わせしめることが、
われわれに出来る唯一のことなのだろう

だから、尊大と思われない範囲で、堂々と仕事をお願いすればいいし、
「やってもらう」「お願いする」とあまり卑屈になるのは彼らに対しても失礼ではないか
とにかくエキサイティングな成果を出して、その喜びを共有することこそが、
彼らの労務に報いるということなのだろう
研究者は研究も事務処理もできるけど(本当は事務処理はできないけど)、
事務職員は絶対に研究をすることができないわけで、
研究者が「事務職員に迷惑をかけないように」と、事務仕事に没頭するのはいかがかと思う


ちなみに、
大学教員が学生の面倒を見ることも、
まったく同じスキームで語ることができると思う
だから、
学生が「先生はお忙しいので」「先生の手を煩わせないように」なんて、
そんなしょうもないことを考える必要はない
学生が先生への感謝としてできることは、
しっかりと研究をして、
先生の与えてくれたテーマ・環境で成果を出すこと
それしかない
その過程でかかる先生への迷惑は迷惑ではなく、
先生にとっては重要な、そして喜びを共有できる仕事なのです


もちろん、
事務さんへの日頃の感謝の気持ちは、
スイーツなりなんなりで示すわけだけど、
これは単に人間関係としてのものであって、
職務上の態度としては、上に書いたようなものが良いのかな、
と思っているということです


なんか最初に書こうと思っていたことと変わってしまった
ノブレス・オブリージュ的な話をしようと思っていたのになぁ


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うとうとしながら観戦
いい加減、疲れが抜けなくなってきた

2-0

決勝トーナメント進出が決まっているアルゼンチンは、
ここまでの主力を控えに回した布陣
それでもアグエロとミリートのツートップに、
中盤の底はベロン
そしてメッシ
ほぼ総入れ替えの中でもメッシを休ませなかった理由は、
「本人が出たいって言うから」
マラさん、やはりわかってらっしゃる

メッシはまったく走らず、チンタラとプレー
ケガしたくない、疲れたくない、ってのがありあり
まぁ、顔見せと、得点できたらおいしい、ぐらいの出場

しかし、ベロンがスゴイ
特にミドル~ロングレンジのパスが、
クリエイティブで精度が高い

ギリシャは守備を固めてカウンター
トップのサマラスの強靱なポストプレーが素晴らしい
やはりカウンターサッカーにはこういうトップが必要だなぁと痛感
得点にはならなかったけど、
得点の臭いがするカウンターを数回繰り出していた 


マラドーナ
相変わらずプレーに参加してくる
この試合では拾ったボールをスローインするポーズを見せた
得点シーンでは相変わらずのハシャギっぷりだし、
試合終了後のハグ大会ではみんなに頭を叩かれまくっていた

このままいくと、
「メッシのメッシによるマラドーナのための大会」
が現実味を帯びてくる

寝ぼけながら観戦
個体識別できず、戦術も解釈無し

スペインはお得意のパスサッカーでホンジュラスを翻弄
そう、パスサッカー
パス&ムーブのない、ただのパスサッカー
足下だけだから前に進めないパスサッカー
どさくさで二点取って試合終了
2-0


スイス戦は見ていないのだけど、
こりゃ負けてもしょうがないね、って感じ
出し手がコースが無くて困っているのに、
受け手は決してコースを作らない
出し手の気持ちで受け手になれば(その逆もしかり)、
もっと動かねばならないことは自明
バルサやアーセナルでパスがつながるのは、
全員が効果的に動き続けることでコースを作り続けているから
そう、
パスサッカーの基本はコースを作ることで、
パスを出すコトはその次の段階なのですよ


試合後、オシムはブチギレ
「大会前にスペインを優勝候補にあげた自分に失望している」
「今日のスペインにあるのはエゴイズムとナルシシズムのみ」
「これを90分間続けたことでインテリジェンスがないことを証明した」
「彼らは観客が来なくなってはじめて愚かさに気付くのだろうか」(つまらないサッカーの意)
「私が監督だったらケツを蹴り上げる」(どうやってチームを立て直すかについて)

同感です 



牛乳好きの長男が、「保育園の牛乳を飲みたくない」と駄々をこねた。疑問に思って、保育園に問い合わせたら、なんと脱脂粉乳だった。

金曜日の給食は、イワシの唐揚げ、ひじきの炒り煮、もやしとあげのごまあえ、麦飯、牛乳、です。このメニューで牛乳は、あり得ない。地産地消とか、食育とか言う以前の問題 

2001年のWTOで、脱脂粉乳の関税が145%から0%に引き下げられました。安く、必要な栄養価を満たそうとすると、脱脂粉乳がベストのようです。

地球の反対側のクロマグロを絶滅寸前まで食べあさりながら、保育園児には脱脂粉乳を飲ませている。これが、日本という国の縮図
(以上、katukawa on twitter

文化よりも優先されるものがあると思う 



食育とかいう言葉を使わずとも、
教育と食事が切っても切り離せないのは自明

ボクの場合は、
家のパックの牛乳は嫌いで一切飲まなかったが、
学校の瓶牛乳は飲めた
小学生だった当時から、
米飯に牛乳という悪習慣に疑問であったが、
まっとうな回答は得られたことがなかった
(曰く、「牛乳は栄養価が高い」)

子供手当をばらまくなら、
全国の給食センターを縮小し、
せめてメインのオカズは各校で作れる大勢を構築するための予算に

「食育」「地産地消」「スローフード」などなど
しょうもない造語に気を取られずに、
本質的なものを見据えねばならない

しかしこうなってくると、
給食システムの如何も、
子供の学区を考える上で重要なファクターになるなぁ




TATSUOパーティーから帰ったら7時
シャワー浴びて洗濯して布団に入ったのが8時
起きたら14時過ぎ
寝汗が尋常でないのでまたシャワー浴びて出勤
GCのヒーターを切ってメールの処理だけして横横家によって帰宅
シャワー浴びてオランダ戦に備える

19時から二画面表示でスカパーとテレ朝(の方が現地の映像が多い)
20時からはスカパーのみに切り替え
試合前にオシム爺と中継
試合の解説は反町(解説だとリラックスしてて非常に良い!)
試合中はオシム爺のツイートをフォロー
ハーフタイムにオシム爺の中継があって、
試合後もオシム爺との中継

なんたる至福

爺さんの厳しくも愛に溢れたコメントを聞くと、 
「やはり現場に」と思うが、一方で、
これ以上「リスク」を選択する必要は無いですよ、とも思うわけで、
とにかく、
奇跡的に日本と関係を持ったこの爺さんと、
こうして一緒にサッカーを見られる幸せを、
もっともっと長く続けたい

と思って就寝

3時半に起きてカメvsデンマ
試合終了して出社
航海の準備をせねば
明日積込みですからね・・・


結果は2-1

日本vsデンマークの予習としてしか観戦していなかったので、
試合展開は追ってません
予習としての感想


カメの拙い守備をついてデンマークが2得点
デンマークの攻撃が崩さなくともカメが自爆的に崩れていたため、
攻撃力の評価はできない
ただ、オランダのような速い(早いではない)攻撃ではなく、
当てて落としての力強い系の攻撃に思えた 
これなら敏捷性とスピードに難のある中澤でもなんとかなる、かもね

デンマークの守備は非常に安定
先のオランダ戦で見られたCBの開きについては完全に修正されていて、
非常にコンパクトな4-4ラインが敷かれる(その前にベントナーとトマソンの4-4-2)
ブロックの位置はDFラインがエリアの5m前辺りで、
選手間の距離は10-15m程
この4-4ブロックの中でボールを扱うのは非常に困難
後半の後半辺りからカメは幾度か放り込みを試みていたが、
高さに加え距離感が安定しているので、
こぼれ球も「良いところ」に落ちてこない

弱点はファーサイドか
コンパクトすぎるせいで、
ファーサイドのSBですらゴールの幅に入り込んでいる
執拗に大きな展開で揺さぶればほころびが生じるかもしれない

しかしこれは日本にとってはむしろ好機
相手が深く待って守るのはアジアで何度も経験済(崩せたこと無いけど)
4-4ブロックの中に3人が入り込みブロックの中にある2-2の重心でうろちょろして、
残りのメンツで回しつつブロック内に当てたり裏を狙ったりすれば、
数回の決定機は作れるはず
と、考えると、
本田(と心中するつもりの岡田は使うでしょうから)は3トップの下が良い
ブロックの中で仕事ができるタイプじゃないから
3トップは敏捷性に優れる岡崎・森本
高さも一応ある矢野
あるいは密集でも持てる松井・遠藤もあり

とはいえ、
星勘定でデンマークは勝つ必要があり、
前がかりに攻めてくることが予想される
カメ戦と同じ戦略・戦術かどうかはわからない

デンマークのCBの3番は累積で出場停止らしく、
これが吉と出るか凶と出るか
試合前
オシムはラファの守備力の無さを指摘
松井と駒野がどれだけ仕掛けるかがカギ

試合開始
日本4-1-4-1
かなり高い位置で寄せる
松井もホンダも走ってる
1は長谷部か阿部。スナイデルのマークっぽい

前半10分
松井が左後ろから右前まで動き最後は長友
良く動いている
疲労が心配

前半15分
遠藤の飛び出しに駒野が出す
続いて松井から本田も
良い形が続く

すばやい寄せで前に入れさせない
回されてるけど悪くない
松井が良く走る
松井のヘバリ具合が今後の展開を左右しそう
遠藤は寄せを見せるもボールに触れていない

前半23分
釣男から左前にロングフィード
長友が走る

前半24分
大久保飛び出すもオフサイド

前半27分
中澤がパスフェイントで持ち上がる場面がある
うまくいくとチャンスになるが失敗するのが怖い

前半32分
右FK
遠藤のボールに合わせるも枠外
ここまでのポゼッション派30%

前半36分
駒野飛び出しチャンス
乱れて左に流れる
遠藤からの折り返しを松井がトラップミスも強引にシュート

前半40分
遠目のFKを本田がふかす
蹴るなら枠内、と思ったらオシムもつぶやいた


前半終了
ほぼ完璧な内容
反町も守備に納得
戦前のオシムの指摘どおり、
松井が崩し駒野本田が右サイドを抜け出すシーンが数回

オシム
「守備は問題ないが攻撃は物足りない」
「目標である勝点1は近い。しかしまだ道半ばだ」
「ハイライトで映すようなシーンはなかったじゃないか(ニヤっ」


後半49分
2回のピンチ
オランダの攻撃が単純になってきた
逆に怖い
中澤がペルシに走り負け

後半53分
オランダが押し続け、
こぼれ球をスナイデルがドン
0-1

後半57分
松井本田が歩き大久保が一人相撲
最悪の流れ
岡田の采配はいかに

ほとんど笛を吹かない審判
交代が進まない

後半
松井OUTで俊輔IN
良いかも
俊輔はトップ?

後半71分
ラファOUTでエリアIN
日本にとっては危険な交代
日本はSBの左右を入れ替え

後半76分
長谷部大久保OUTで岡崎玉田IN
岡田は本田と心中するつもりらしい

玉田俊輔がチームにフィットしていない
もっと走れ

オランダ、シンプルなカウンター
中澤が振り切られるも川島のファインセーブ
二回続く

長友がエリアで倒された
しかし吹かない審判
一貫しているのでしょうがない

0-1で終了


交代策がはまらなかったのは大問題で反省点


試合後オシム、スカパー中継コメント

敗北から学ぶというが学ぶだけでなく活かさなければならない
後半開始時点で日本は怖がってしまった

今日の試合では「サッカーがチーム競技だ」ということを知る必要がある選手がいた
サッカーは相撲ではないので押し出しはないことを本田は考えなければならない
(ボール持ちすぎってこと?)
大久保は他の選手のチャンスに気付く必要があった

スナイデルのゴールシーンでは規律の乱れがあった
阿部中澤釣男は自分がどこにいるべきかをもう一度考えるべきだ
(小野剛:スナイデルはタッチラインから中に入ってきていた。チェックが難しい動きだ)

今日の試合のオランダは大したチームではなかった
マスコミなどが「オランダは強い」という先入観を宣伝しすぎたのではないか
今日出たオランダの選手はそれほどのクオリティを見せ付けられなかったし、
出てきていないロッベンにリスペクトしてもしょうがない
早い時点で本田をさげて速くてフレッシュな選手を前線に投入し、
相手の欠点であるスピードの無いDFラインを脅かす必要があった

皆さん、この試合の録画を確認してください
目の前のチャンスをなぜ手に入れることができなかったことを振り返ってください

(デンマーク戦への準備で必要なことは?)
一つは今日のデンマークの試合を見てよく観察すること
規律あるプレーをするチームだ
でも日本の今日の試合も規律があった
今日の前半のような試合をすればデンマークもどうしていいかわからなくなる

良い休養で回復すること
メンタルな準備を入念にすることが重要

今の日本代表であれば、他の出場国をリスペクトしすぎる必要は無い
自分自身をリスペクトしても良い
自信過剰は危険だが、自信を持って取り組むべきだ

(小野剛:オシムさんの日本代表への愛情が伝わってくるコメントですね)
愛ははかない
毎日手入れしなければ愛は枯れる
花に水をやるように愛情を注がねば愛は育たない
ニヤリ


実はドクターから、テレビでもサッカーの試合を見ないように言われているんです。わたしはこの瞬間もリスクを冒しているわけです。まあ、リスクを冒さない と収穫はないということを繰り返し言っていますが(笑)。プロとしていったん引き受けた仕事では、選手たちがわたしの命の一部になっているんです。日本代 表は自分の一部なんです。
スポナビ


強豪と言われたチームも、
組織と球際に強みを持つチームに勝てないパターンが続いている
オシム爺が口を酸っぱくして言っているように、
「フットボールは相手があって初めて成立するもの」なので、
自分が何をするかは、
相手が何をしてくるかで決まる

だから球際は弱い日本ではあるが、
「優勝候補であるオランダ」に勝てないというわけではない
大事なのは彼我のかみ合わせですから


オランダはウイングを配置する伝統の4-3-3(4-2-1-3)でしょう
日本が狙うべきはサイド攻撃を防いだ後のカウンター
日本は4-3-1-2が良いのではと考える
作戦
サイドバックと中盤(3)のサイドが相手ウイングをつぶす
ボールを奪ったらツートップはともにサイドに開き、
相手CBをサイドに釣り出しセンターを空けさせる
開いたFW(ニアでもファーでも良い)にボールをあてて、センターに流し込み、
シャドーなりボランチなりが飛び込んでドン
この作戦ならツートップは岡崎矢野で、シャドーはケンゴがよろしいですが、
まぁしかし、
実際の日本は1トップ気味の4-3-3でしょう
カメ戦と同じ布陣だと、かなり厳しい戦いになる 
低めのサイドでボールを受けて斜め前に切り込むタイプの大久保松井のウイングでは、
守備時に後ろに引っ張られすぎて攻撃がままならないだろう
(もちろん、だからといって前に張っていては守備がままならない)
サイドの守備は頑張ったのに、
結局センターからゴリゴリこられて失点、という気がする

岡田の方針を最大限に尊重した上で現実的な組み合わせ
本田
岡崎遠藤矢野(内田)
阿部長谷部
長友釣男中澤今野
川島



幼なじみのTATSUOくんの感謝祭に行ってきました
マジメに21時から5時まで参加しましたよ
疲れました
普段寝ている時間にまるまる起きていたわけで、
そりゃヘロヘロってもんです




 
ハイパードルフィンの一区画を一般に開放するらしい
条件は「インターネットで情報配信してる人」という緩いもの

よくあるのはカップラーメン潰しかなぁ
酒や野菜を深海漬けにするのもある


地球化学若手の集会の案内がきたので載せておこう 


ちまたで話題のthe coveについてカツカワ大先生のコメント



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kawagucci
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非公開
自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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