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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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今朝、めざましテレビで、
どこかの新聞の一面見出しを引用し、
「100年後に気温が数度上がる」
「そうなるとどういう社会的な問題が起こるか」
を例をあげて説明していた

仮に5℃気温が上がると仮定して、
そのせいで海面が結構上昇するだろうから、
平野部は水没する、といっている
まぁ海面が上がるかどうかはさておき、
日本の人口のほとんどが平野部、つまり沿岸にすんでいるわけで、
なんとなく重大な問題である気がする

気候が変わるせいで、
これまでの地域特産の農作物が作れなくなる、といっている
まぁ他のものを作ればいいじゃないか、などはさておき、
食糧事情が悪くなるのであれば、
なんとなく重大な問題な気がする

集中豪雨が増え、
災害がふえる、といっている
たしかに、
床上浸水なんかされた日にはたまったもんではないし、
首都圏で起こったら生活も経済もメタメタになるだろうから、
なんとなく重大な問題な気がする

雪の量が減るだろうから、
スキー場の閉鎖が相次ぐだろう、といっている
ん?
娯楽がなくなるってこと??
たしかにスキー場運営で生計を立てている人にとっては重大かもしれないが、
もともと通年で営業しているわけでもないし、
困るとしてもゴクゴク一部の人だろう

この報道が意味不明であることもさることながら、
社会の人たちは、
「あら、温暖化のせいでスキーができないなんて、やーねー」
なんて会話をするのだろうか

「温暖化が起こったらスキーできないから、省エネでいきましょう」
なんて言われて、
「それは困る、電気はこまめに消そう」
ってなるんだろうか

そもそもCO2排出量が云々と言っているが、
エネルギー問題なのか環境問題なのかもあやふやで、
何がなんだかさっぱりだ


と、ここまで書いてきて、
「じゃあ、お前はどう考えてるんだ」
って言われそうなので、
端的に結論だけを書きます



「温暖化を含めた環境問題はたいした問題ではない」
一方、
「石油資源の枯渇は重大な問題である」



環境・資源・経済を考えた場合に、
人間の力で回復できないものは資源だけです
特に化石燃料の枯渇は大問題です
これは熱収支的に作りえないものだからです

環境は確かに回復しません
しかし、「今とは変わる」かもしれませんが、
現在の技術と知識を持ってすれば、
少なくとも生き延びるぐらいは余裕でできます

また、
このままのペースでエネルギーを消費するとして、
「水素・燃料電池」や「バイオエタノール」などでいくらまかなおうとしても、
無駄です

唯一の解決法は、
原子力です
それも現在利用されている核分裂よりも核融合の方が望ましいです
まぁ、短期的にはちゃっちゃと核分裂に移行するのがいいでしょう
一次エネルギーを原子力でまかなうのであれば、
そのエネルギーと水からH2を作って使うことには賛成します


そんな感じです
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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