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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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自覚しだしたのは、約三ヶ月前。
パソコンの画面がボヤけて文字が読めないことが増えてきた。
以前から、睡眠不足や疲れがたまった時には見えにくいことがあった。

そもそも10歳になる前から、極度のガチャ目だった。
視力は左目が2.0で右目は0.1。
遠近感は掴めないから、特に野球や卓球ぐらいの小さなボールは見えなって困る。
しかしそれ以外では困ったことはなかった。

以前から心身にトラブルがあると、目の焦点が合いにくくなることがあった。
そういう場合は、眼帯をつけていた。
よく見える方の左目を眼帯で潰して、見えにくい右目だけを使うことで何とか乗り切っていたのだ。
よく見える左目を残せば良いようなものだが、よく見えるだけに遠近感がないギャップが激しく、とても疲れてしまうのだった。

そんな自分の視力の特性と、今回の自覚症状から判断して、老眼が進行し、左目と右目の視力のギャップにあたる部分が見えなくなっているのだ、と考えた。
そして、考えているだけでは対処ができないので、いよいよ眼科に行ったのだった。

眼科ではお馴染みのレンズをカチャカチャと入れ替えるメガネをかけて、視力検査をやった。
裸眼に続き、いろんなレンズを入れられ、「見える」「見えない」と回答する。
5m先にあるC字表示板だけでなく、眼科助手が手元にC字表示本を差し出してくるものもあった。
この作業が、延々と続いた。
眼科助手氏が、途中から「これもダメかー」「こっちは?なるほどー」と言い出した。
次第に検査対象が左目に絞られていった。
その流れで「あぁたるんでるなぁ」「まだ40だよね」「シマリがないなぁ」と呟いたのだった。

診断は「左目が60代レベルの老眼」だった。
左目の焦点がほぼ動かせない状態だとのこと。
一般に、遠視は老眼の進行が早いらしい。
それに加え、ガチャ目ゆえに手元を見る機会を近視の右目に任せていたから、左目で近くを見ようとする使用頻度が低く、老眼の進行が早くなったのだろう、と。
(↓遠視の老眼進行が早い図)
https://www.menicon.co.jp/whats/column/detail1.html
それで、どのように矯正するかを、いろんなレンズのパターンで試していたらしい。
眼科助手氏が言うには、左目に老眼鏡をハメるよりも、右目の近視を矯正する方が、生活に支障が少なそうとのこと。
左目については、よく見えていて、デスクワーク以外の生活の基盤でもあるので、矯正しない方が良かろう、と。
そんなわけで、右目だけ近視矯正のメガネを作るが良かろうと言われ、医師に診断をもらうことになった。

助手氏が医師に検査結果を手渡したところ、医師が「なにこれ」と声を漏らした。
そこから助手氏が、先にボクにしたのと同じ説明を延々と医師に伝え、医師はそれを聞いて「うんうん、たしかに」と同意した。
最終的に「ま、そういうわけだから、こういうメガネの処方箋を出しますね」となって、終了。

「デスクワーク用」の「若干の近視矯正」が目的だから、デザインは何でも良いしレンズはアリモノがあるから街の量販店で安いのが買える、と医師に助言を受けた。
これに従い、上大岡のzoffへ行き、即日購入。

中学生の吹奏楽部で、チューバで左目が隠れて指揮者が見えなくてかけていたメガネ以来だから、約30年ぶりにメガネをかける生活がはじまる。
とはいえ、普段の生活ではまったく必要としていないので、デスクワークに集中する時だけだが。

確実に体は老いている。
視力以上に、その事実に、目の前が暗くなる。
ここから先の肉体的下り坂を、うまいこと下っていきたい。
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