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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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2020年6月の記事。転載。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

うちの2号、小学校2年生は今、金髪になっている。写真は実物。休校措置がはじまってからブリーチし、本人も気に入っているのでそのままにしてきた。

今週から本格的に登校することになり、この金髪をどうするか考えた。ボクは別にそのままで良いと思っているのだけど、ヨメ氏からすると、やはり先生や保護者から無駄に目を付けられたりするのは子供にとって得策ではないという思いがあるようだ。もう十分に伸びてきているので、バリカンで刈れば今すぐに黒々した坊主にできる。

本人に聞いたところ「金髪が気に入っている。丸坊主はイヤだ」とのこと。それで少し話をした。

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父「世の中の大人には、子供が金髪にしてるっていうだけで、悪い子なんじゃないかと思う人がいるんだよ」

子『なんで金髪にしているだけで悪い子ってことになるの?そんなの変じゃん』

父「たしかに変だよね。父も変だと思うよ。でもそういう大人が実際にいるんだ」

子『なにそれ。そんなの変じゃん』

父「変なんだよ。変なんだけど、そういう大人がいるってことは覚えておいて」

子『うん』

父「それでキミが金髪でいると、勝手にキミを悪い子だと思って見てくるんだ。それでもいい?」

子『別にいいよ。悪いことしてないのに悪い子だと決めつけるなんて、そんなの変じゃん』

父「そうだね。たとえばキミが友達と一緒に電車に乗っていて、みんなで一緒に悪いことをしたとする。その時に、金髪のキミが目立つから、キミは他の子よりも多く怒られるかもしれない。それでもいい?」

子『別にいいよ。だってボクも悪いことをした場合でしょ?じゃあ怒られちゃうのは仕方ないよ』

父「よし。じゃあ金髪のまま学校に行こう」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ということで、当面は金髪のまま学校に行くことに決めた。学校や保護者から、明示的に指導があれば、その時にまた本人に考えてもらおう。

なお話の流れで、キミの父親も、ネクタイもしないしスーツもきないし短パンTシャツだし金髪で他の大人とはだいぶ違うけど、それを悪いことだと思っていないし、他の人と違うことでイヤなことを言われたり損をしたりもしてるけど、それは自分が好きなことをしてる結果だし、悪いことをしているわけでもないから気にしないんだ、むしろ変なのは他の大人だよなーって思ってるんだよ、という話もしてみたが、面倒くさそうに聞き流された。

いやまぁしかし考えてみれば、2号は3-4歳の時にスイスで暮らしていたわけで、ジャパニーズな金髪といえば不良という価値観を身につける前に、人それぞれ髪の色が違うのは当然としう環境に触れているので、単に無邪気な子供以上に「金髪がダメってなんで?そんなの変じゃん」という思いになるよなぁ、と後から気付いた。
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