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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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少年團でのミニバス指導に関する情報だけの匿名サイトを作ろうかと思い始めている。
自分の理解を体系的にまとめたいのだが、日々の仕事にかまけて、手が動かない。
公開を前提にやれば、少しはモチベーションになるだろうか。
しかしココに書くと、自チームの詳細が伝わってしまい、チームに迷惑をかけてしまう。

〜〜〜

ミニバス指導は、本当に難しくて、だから面白い。
大きくわければ、
・バスケットボールの競技力を高める
・(知能・精神の意味で)小学生に合わせる
・(技術の意味で)小学生に合わせる
・(肉体の意味で)小学生に合わせる
・(ボランティアで携わる)他コーチや保護者と協働する
という要素がある。

たとえば高校でバスケ部だった人がミニバス指導をはじめるとする。
高校の部活でやっていたメニューをやろうとすると、99%、うまくいかない。
そこに妙味があると思っている。

「スリーポイントライン45度からスタート。ワンフェイクしてワンドリで入る、中で両足ストップ、ステップインして、オーバーハンドでシュート」というメニューをやる。

まずメニューの約束事を頭で理解できない。
スリーポイントラインは経験的に知っているけど、45度は角度を習っていないから知らない。
用語がわからないこともあるが、頭の中で作業の順序が整理できない。
わかったとて、心が約束事を守れない。
今までやってこなかった動きは気持ちが悪いから、自分のしたいようにやりたい。
「そんな面倒なことより、早くシュート打たせろよ」と考えていることがアリアリと伝わってくる。

頭と心が整理できても、体と技術がついてこない。
ワンドリでやめてボール保持という動きができない。
左に侵入する場合でも、右手でドリブルする。
両足ストップができず、姿勢も維持できない。
ステップインの脚が逆になる。
オーバーハンドではリングに届かない。

同じメニューを繰り返さないと理解できない選手。
同じメニューの繰り返しで飽き始める選手。
同じメニューでも黙々と続ける選手。
守備者をイメージできる選手。
アレンジをはじめる選手。
最後まで出来ない選手。

〜〜〜

この10年間、サッカーの指導本が、たくさん出版されている。
モウリーニョの成功から、アカデミックな理解に基づく指導体系が見直されているからかもしれない。
もちろん動画撮影の普及など汎用IT発展の影響もあるだろう。
いずれにせよ、指導のありかたの見直しや、より良い方法の模索が、サッカー界では進展している。
身体操作や肉体トレーニングの動画も同様だ。

もちろんバスケについても、Youtubeに指導動画があがっていて、勉強になる。
しかしサッカーに比べれば、まだまだ経験に基づくものが多く、理論背景があるものは乏しい。
また大半が視聴数目当てのセンセーショナリズムで、「これだけやっておけば」「こんなのはダメ」という具合。

日本のバスケ指導はガラパゴスでもあるようだ。
女子の両手打ち(ボースハンドショット)も、日韓だけだとか。
そもそも「ミニバス」という仕様で普及しているのも、限られた国だとか。
(これについてはサッカーで8人制やフニーニョが普及しだしており何とも言いがたい)

アメリカのバスケ指導動画を見ると、指導する手順が違うようにも見える。
たとえば、いわゆるレイアップ(アンダーハンドレイアップ)への拘りがないっぽい。
そこを考えてみると、たしかにアンダーハンドシュートは、バスケ全体で見れば、特殊な動きになる。
ドリブルもパスも他のシュートも、基本的に操作する手はボールの上にある。

〜〜〜

ベースは手元でまとめられるスライド資料。
(バスケノート的につけていたが、最近まったく更新をサボっている)
youtube動画にも良いものがたくさんあるので、引用しやすいプラットフォームが良い。
noteを使うのが良いだろうか。

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