忍者ブログ
自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
[1263] [1262] [1260] [1261] [1259] [1258] [1257] [1253] [1256] [1255] [1254]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

最近、
科学会のあり方など色々と考えている訳ですが、
なんといいますか、
タイガーマスクとしてリングを華麗に舞い観客を魅せながら、
素顔の佐山聡としては相手を倒すための格闘技に魅力を感じているという、
そんな状態であります
違うか


というのは、
一人間としてのkawagucciは、
科学研究費が削られてしまった、削られそうだということは、
しょうがないことだと思っているのです
自分が職を失うのも仕方がない
だってそういう道を選んだもの

科学は、
ルネサンス以来のいわゆる科学史を鑑みても、
時の為政者、あるいは大資本家の、
ほとんど狂気といえる科学者への寵愛や科学力への期待によって、
飛躍的に発展を遂げてきているわけですよね
よく言われる戦争が科学を発展させたというやつです
その一方で、
数多くの勤勉で優秀な科学者になるべき人材が、
これもまた時の為政者によって、
歴史に名を残すこともないままに葬られてきているわけです
(残ってないからわかんないけど、たぶんそうです)

ということで、
今回の件について、
やや冷めた気持ちでいるわけです


しかし、
地球科学者としてのkawagucci、
あるいは日本国民としてのkawagucciは、
今回の予算編成のみを念頭においた科学政策の舵切りに、
大いなる失望と憤怒を覚えているわけでもあります

とにかく科学技術国家を目指すというトップダウンのスローガンと、
数字だけを血眼に追いかけるボトムアップの予算編成でしか、
国益(のようなもの)が語られていないことが大きな問題なのだと思います


何事も大事なのは中庸です
視点としての中庸、
定量的な意味での中庸、
そして感情も中庸でいきたいです


PR
プロフィール
HN:
kawagucci
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
ブログ内検索
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
アクセス解析
カウンター
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) kawagucci's Weblog All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]