自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
大人から大人への支援は、やはり現金支援が一番実用的だと思います。
その一方、草の根的な募金活動は、たとえば「孫さんが100億」とかの前では微々たるものです。
正直な話、「心意気はあるが、実力はない」というのは、支援においては「単に無力な存在」でしかない、とボクは考えています。
一方、被災地には少なくない子供と老人がいます。
彼らのメンタルケアは、被災地支援の重要なファクターです。
しかし、この部分については、国や自治体などの活動では必ずしも充足されるものではありません。
もちろん、義援金がこれらの対応に使われることは稀でしょう。
だからこそ、「サッカー部」とか「研究室」とか、
そういう小さな規模での活動では、この「被災地弱者のメンタル」をターゲットにするのが良いと考えています。
また同時に、少しでも縁のある地域に支援することが、押しつけがましくなくて良いとも思います。
そこで「けん玉プロジェクト」を考えました。
「けん玉」をたくさん購入し、被災地に直接届ける計画です。
けん玉の利点は、
・子供も老人も利用可能
・一人でも利用可能
・長持ち
・スペースや電気、水道を必要としない
・不要な場合に廃棄が容易(燃やせばいい)
などがあります
たとえば「なぜサッカーボールじゃないのか」という部分については、
・復興作業で重機が動いていると危険
・パンクすると使えなくなる
・一部の子供だけのものになってしまう可能性
などがあげられます。
(もちろん、ボール”も”届けるのがベターだと思います)
「受け取った相手に負担にならないもの」という部分が重要だと考えています。
たとえば高額だったり、破損しやすかったり、電気や水を必要とするものだと、
被災地の方にとっては少し受入れがたいのかな、と想像するからです。
届ける対象地域は、東大海洋研の沿岸センターがあった大槌町を想定しています。
新領域の学生は実習でお世話になっており、多くの研究者が当地で観測や集会などを行っており、
大槌町の人々にとっても「東大沿岸センターさんの関係者」は受入れやすいものと想像するからです。
こちらも「お世話になった恩返し」という思いがあるから心を込められると思いますし、
たとえば個別に知り合いの被災地に届けることも可能ですが、
あまり縁のないところに行くと、かえって相手を恐縮させていまうかと考えました。
けん玉プロジェクトは下記の手順で実施します。
1a)けん玉の現物提供および購入
1b)けん玉購入資金の提供(募金)
2)けん玉へのイラスト・メッセージ記載(省略可能)
3)現地への運搬係(現地デモンストレーション用のけん玉有段者モトム)
3)現地への運搬係(現地デモンストレーション用のけん玉有段者モトム)
けん玉購入については、「けん玉協会」に確認したところ、
1本1000円のけん玉が、納期1週間で100本(計10万円)の用意が可能だそうです。
一方で、100円ショップや密林商店などでは、これより安価に入手できると予想されます。
実際に動く段階では、海洋研サッカー部などのMLを利用して呼びかけ、
1a),1b),2),3)のいずれかに協力をしてもらう計画です。
行動拠点(けん玉や募金の集約)は柏AORIが良いかと思っています。
一番の問題(?)は、ボク自身が5/5まで身動きが取れないということです。
そこで、賛同者を募った上で、その中から実働部隊を指名し、
けん玉の収集と募金活動に明け暮れてもらおうと思います。
上記がけん玉プロジェクトの全容(というほどではないが)です
「その他の被災地・被災者の感情が云々」とか、
「まずは水と食料だろ。玩具なんてフザケテルノカ!」とか、
そういうことを言われる方もいるかと思いますが、
このプロジェクトは対象地域も実施内容も極めて限定的なドメスティック計画なので、
ご理解とご協力をいただければと思います。
けん玉プロジェクトに賛同し、一緒に行動してくれる人を募集します。
応募は直接ボクまでメールしてください。
海洋研関係者・大槌関係者以外の方でも、趣旨に賛同された方の協力を歓迎します。
「何かできることはありますか」などの問い合わせもOKです。
それでは、よろしくお願いします。
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