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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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11時から安田講堂で、
これが仕事納め、という総長のありがたく長い話
席ではみんながワンセグでWBCを見てる感じ
オケはピット内でダラダラしてた

12:30に終わって、
農学食堂でご飯をかきこんで、
13:00から研究科長賞授与式
あ、このたび、
農学生命科学研究科の研究科長賞をいただきました
やったね

さらに13:30から水圏生物科学専攻の授与式
ここでついに学位記をもらう
全体写真後、懇親会
最後にカワムラさんからありがたいお言葉をちょうだいする
はい、よりマジメな態度を見せていきます

海洋研に戻って、
ウエマツさんにあいさつに言ったらイワモト両親もいて、一杯
4合瓶が一瞬で空いた、さすが

夜はいくちゃんとイワモトと三人で「やまもと」
すっかり顔なじみになったのに、
もうお別れかと思うと残念
さらに残念なことに、月曜はレバ刺しがないとのこと
それでも三人でダラダラ話して帰宅

トサカ部分がかゆかったので、
家に戻ってヨメにお願いして丸刈り
すっきりして就寝


さぁいよいよ社会人
なのだが、
年度末の報告書も書かねばならないのだ・・・・



キクチさんがノムさんと!!??
おめでとう!!
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昨年、非常に楽しむことができたのですが、
今年はさすがに忙しくてムリだと思い、
ボクはエントリーしなかったんですが、
かわりに、
と言ってはなんですが、
うちの義妹が出場しました

線の細い娘なので心配していたのですが、
見事、
完走したようです!!

いやー、めでたい!!
今日は休日なのね
間が空いてしまいましたが、
引き続きお楽しみくださいませ



そういえば、
なんで修士課程に進んだかははっきり思い出せない
たぶん、そういうものなんだろうと思っていたんでしょうね
それか、
「勉強の場では自分の才能は発揮されていない」
「研究の場であればきっと才能は花開く」
という無根拠に高揚した自意識によるものでしょう



研究室として行かねばならぬ航海が年末にあり、
乗り手を募集していたので、
部活も終わり時間がたんまりあるボクは、
興味本位(+アレ目当て)で手を挙げた
で、
いきなり年末の航海に乗せても仕事ができないから、
という理由で、
なぜか10月の航海にも乗ることになった
納得はいかなかったがしょうがない

この時の航海は「かいよう」に「NSS」を積んで、
海底を見ながら相模湾だか駿河湾だかの堆積物を採ることが目的、
だったような気がするが、なんせ初めてだったのでよくわかんない
ツノさん、カメさんと同乗
北海道から出て、
蒲郡ビジネスホテルという、
kawagucci史上いまだ破られぬ、
不滅の金字塔的ホテル(悪い意味で)に前泊し、翌朝に通船で乗船
台風がきて三河湾から出られず、
ほとんど揺れない船の中でひたすらワンピースを読み漁った
(この時に初めて読んだ、25巻ぐらいまで)
この時はアシさんなどが同乗していた

船が動かないおかげで試料はほとんどなかったが、
堆積物を絞って比色分析をしたような気がする
(廃液を無限希釈しようとして顔にかかったことを覚えているから)
年末の望星丸航海でも同様の作業をしたが、
その時も台風が直撃したのでほとんど試料がなく、
イケハラケンさんに「お前はもう乗るな」と通告された



かいよう航海の最終日に午前三時までかかって片づけをして、
あれはたぶんJAMSTECだったと思うが、
着陸したその足で本郷へ向かい、
その後ふかーいお付き合いになる地球化学若手会に参加
若さと疲れで、
ただひたすら飲んで暴れた記憶しかない
実際にそれしかしていなかったのだろうけど・・・
今や昵懇のコバ氏、アベッチ、コウタロウなどと出会ったのもこの時が最初



ある日、先生から電話があり、
「箱根である学会に行く気はあるか?」
と言われた
関西人かつ箱根駅伝好きなボクにとって箱根は憧れの地なわけで、
もちろん即答で「行きます」と回答した
しかし、
これは聞き間違い(ボクは先生の言い間違いだったと思っているが)で、
実は、
箱根ではなく伊東だった
「「伊東に行くならハトヤ」の伊東だよ」と慰められても、
関西人のボクにその意味がわかるはずもなく、
落胆したまま伊東で開かれた同位体比部会に参加した

そんな形で参加したわけだが、
今振り返ると色々と思い出深いものになった

発表こそ難しくてわからなかったが、
「この会は温泉の浴衣が正装だ」
という発表を聞いて、
「学会ってのは町の寄り合いみたいなもんだ」
という誤った(ある意味正しい)認識を得ることができた
また、
先生が発表のときに、
「この装置はあそこに座ってるうちのkawagucciが作った」
と名指ししてきて、ドキっとしたと同時に、
それまでなんだか居場所のなかった会に参加できた気分になった

最後の発表から晩ご飯までのわずかな時間に飛び込むようにお風呂に入ったが、
ツノ先生と親しいオジサンがすでに脱衣場にいたことに驚いた
(その後サノさんの温泉好きを知ることになる)
懇親会の後は“コウタロウが率いられている”女性軍団とともに行動し、
その女性軍団が長老らしき爺さんをたぶらかしたのに乗じて、
夜の街でスイーツをごっつぁんになった
この爺さんはオジマミノルという名前だった
(やばすぎる・・・)
ICPMSを愛するなんだか勢いのある関西人のオジサンとも話し、
この研究室に行ってみたいと思い、
後に実際に東工大の研究室見学までさせてもらった
この時にコウタロウの家に押しかけで泊まったんだったと思う
(少しの勇気を出してヒラタ研に移籍していれば・・・)



さて、
4年生の時はゼミをこなすものイッパイイッパイだったが、
ボクの同期の二人が色々とやらかしてくれたおかげで、
なんとなく、相対的に逃げ切れていた気がする
同期の一人であるハムは、
コンビニ夜勤明けでゼミ発表をして貧血で倒れかかるとか、
後に「ハムの刑」と言われる「先生の部屋に10時-17時の軟禁」とか、
「ここにいる皆の10分の浪費だ!」とか、
そういう感じだった
ハムといえば、
10mLぐらいの吸着剤カラムを冷却し1Lの空気を濃集し、
カラムを密閉した後に冷媒を外すという、
ハム爆弾でステンレス蛇腹を爆発寸前まで追い込んだこともあった
アレを見たから、ナリタ君には冷媒を扱う真空系の作業はさせなかった
で、
もう一人の同期、チバチャンは、
先生が生物関係が苦手だと知り、
自分の研究とはほとんど関係のなさそうな生物関係の論文を紹介したりしていた
利口だ
しかしそんなチバチャンは卒論提出間際のゼミで、
本人的には「いわれの無い罵倒」を受けたと感じ、
周りの人的には「逆ギレ」と受け取られるような形で、
研究室を去ってしまった
そんな「チバチャンショック」の中、
なんとなくボクの卒論は仕上がったのであった
(卒論については記憶がないなぁ)




なかなか時間が前に進まない・・・
次回以降は昔の日記に書いてあることがほとんどなので、
さらっと流していくと思います
「修士修了編」かな
博士論文の中で、
投稿できるのは4報分
インド洋プルームはもう出したので、
あと3つ
培養実験は追加があるので、
現状で書けるのは2つ
熱水水素論文は9割がた書いた
伊是名プルームは、まだ0割
ある時に時間を捻出し、
3日ぐらいで一気に書き上げてしまおう


それにしても皮膚の調子が悪い
この10年でもっとも悪い部類だろう
今週末にでも、集中的に治療にあたろう
まず、
うちから坂を下るのがこわい
ブレーキが握りにくい

続いて車道
国道16号への右折侵入はやめて、
手前の信号から歩道経由

川沿いに進み、
工場地帯へ
ここからアスファルトに轍ができていて、
非常に走りにくい
歩道に逃げてのんびりと

最後の日産→住友→ジャムは快適に飛ばす
ブイブイ

で、
研究生カード忘れててびびった

帰りは同じ道をたどり、
最後の坂は足をつかずに登りきれた

片道30分ぐらい
楽しい
もうちょっと慣れて、
道も工夫していけば、
これはかなり楽しいぞー
良い運動にもなってる気がするし


日中は、
GJに投稿する予定のYさんの論文を、
横からヤイヤイ言ってじゃまする
良きものになり、
受理され、
学の振に通ってほしいという、
大人の皆さんの願いがこもった論文
ぜひがんばってもらおう
4月からの通勤用に、
バイクを買いました

購入にあたっては、
海洋底のオオツカ君やタニオカ君に聞き込みを実施し、
色々と考えました
で、
結局、
とりあえずロードであれば何でもいい、
もしホンキでやるならその時に考える、
という結論に至り、
下記を購入しました

GTR シリーズ4 2008

年度一年落ちで、
なんと40%引き
ライトやヘルメット、空気入れ、家用スタンドなど、
とりあえずの最低備品だけそろえて、
なんと65000円!!
予算13万円で考えていたので、
これは非常に安い
今後バックミラーやケミカルをそろえても、
10万以内に抑えられる、はず
いやー、良い買い物です


で、
購入後さっそく、
横浜のY's Roadから金沢文庫まで乗って帰りました
スピード感がたまりません!!
車道をシャーっと走る感覚は爽快です!!
気付いたら90分走りっぱなし
いやー、買ってよかった
通勤生活が楽しみです

一方、趣味にしたい長距離乗車については、
まだブレーキやギアチェンジ、コース取りに不安があるので、
ボチボチ乗りながら慣れていきます
そしたら箱根あたりまでいっちゃおうかな

それが調子よければ、
ついにトライアスロン!!



電車通学で読み漁った本たちの、
本棚への登録がなかなか進まない
無心で読んでたから、
中身を思い出せないのだ・・・
そんなこんなでガモ・ツノ研(以下3G)に加入したわけです

研究テーマについての面談では、
「研究内容に希望は無い。
 ただし毎日のトレーニングは欠かしたくないので、
 フィールド系ではなく実験室系がいい」
と、
何様なのかという放言をした
もちろん先生はあきれていた

結果、
「CO2のd17OをCF-IRMSで測る方法を自動化する」
という実験室系のテーマをいただいた
(17OとかCF-IRMSについては、各位勉強してください)

前年度に修士で卒業した先輩のテーマが、
「CO2のd17OをCF-IRMSで測る」
であったため、
分析ラインや設定の諸条件はすでに決められており、
ボクに課された仕事は、
「自動化するとともにそれに適応させてラインをマイナーチェンジする」
というものであった

同期のチバちゃんが4月2日から熱水航海に出発した一方、
ボクには「LOGO!」という名の自動化用装置(おもちゃ)が与えられ、
8階の角の部屋で装置の自動化に向け、
ひたすらに導線を剥いたり繋いだり、
電源を作ったりしながら過ごしていた
実家にいたころから工作とは縁遠い人生であったため、
ニッパー・ストリッパー・モンキーなどといった工具の名前もわからず、
ただ目の前にあるLOGO!を動かすことに必死だった、ような気がする
必死にはなってなかった気もするが・・・
導線をいじったりする作業は決して面白いものではなかったが、
コンセントやタップの自作、端子台を用いた導線の分岐など、
これまでに気にしたことのなかった電気系に触れられたことは、
その後、家庭や実験室の修繕に役立った

自動化の作業で面白かったのは「LOGO!」でのプログラミングだった
プログラミングといっても、
アプリケーションを使って画面上で直感的にいじるもので、
決してパソコンの知識などは必要はなく、
まぁ要するにシミュレーションゲームみたいなものだった
もう一つこの作業にボクが没頭できた理由は、
「研究室の誰も、先生すらもわからないものを、自分はわかっている」
という優越感だった

この時、自動化と並行してマスにつなぐラインの改造もやっていたのだが、
こちらはボク一人でやることは許されておらず、
もっぱら先生の都合にあわせて進行していた
ボクは工作作業に飽きると家に帰ったり、
コンビニやボックスでマンガや雑誌を読んだりしていたので、
先生から「5分以内に来い」と呼び出されたら実験室に行く、
という感じでライン作業をしていた
なので、
ライン作業は「やらされている」「手伝わされている」感じが強く、
なんだか気乗りのしないものだった

そのうちラインを自分でいじる許可が出て、
ラインを自動で動かすことができるようになったのは、
確か4年生の7月ぐらいだったような気がする
この時は研究室の先輩方も自動で動くラインを面白がってくれて、
自分の仕事を誇らしく思い悦に入っていた
自分自身もマスからアウトプットを得たことで、
やっと「地球化学」をやっている実感も得られた
しかし、
それは同時に飽くなきブランクとの戦いの幕開けでもあった

何もサンプルを導入しなくてもあらわれるCO2ピーク
様々なパターンでトラップを試したものの、
どのバルブも問題ないし、
どのトラップも問題がない
最終的には、
「とりあえずよくわからないから全ての部品を新品と入れ替える」
という、
クドウ先輩が残した、
何の根拠もない願掛けのような作業を実施した
そして、
これが当たり
なぜかブランクは消え去った
この分析法の完成はその後の研究人生に大きな影響を及ぼしたが、
それは後編で

さて、
研究室に入ってはじめて読んだ論文は、
先生から渡されたThiemens 1995 GRLだった
(Thiemens 1995ならscienceの方を読むべきだったと思うが・・・)
とにかく何が書いてあるかがわからない
「Mass-Independent isotope fractionation」
は、
「量独立的同位体分画」
で、
それって何?だったわけです
そのうち読めるようになってたけど、
とにかく最初は何が書いてあるのかちっともわからなかった

なんせ人生においてマジメに勉強してこなかったので、
基本的なことでわからないことが多い
はじめて論文を読んだ時のメモを見ると、
「atmosphere」「effect」「divide」「isotope」「composition」
などを記録している
この程度の単語もわからなかった、
そんなレベルだったのだ




あぁ、書くことが多いねぇ
まだ4年生の前半しか書けてない
4年生の後半には、
初めての航海・若手会・同位体比部会・卒論などがあり、
修士では、
初めての論文執筆・学振申請・AGU・地獄淡青・脱北など、
噂の真相的なことも含めて、
言及すべき部分が多い
多いよー
このブログ、
就職きっかけでもうやめようか、
と思っていたんですよ
職場で書くのもどうかと思うし、
家でヨメに見られながらでは集中して書けないし

でも、
何かを発信し続けることで、
たとえ一方通行でも良いから共有したり、
あるいは勝手に解釈してもらったりして、
とにかく何か刺激を与えたり、
もらったりするために書いていたと思うんです
「自分のために書いてる」
「人に読まれることを想定してない」
なんて照れ隠しの嘘ですよ
もちろん、自己満足や備忘録的な意味もあるんですけどね

そんな気分でモヤモヤだったんですが、
熱心な読者の方々から直接、
「最近、更新が定時じゃない」
「適当になってる」
と言われてしまうと、
やはりうれしくって、
ちゃんと書かねばなぁ、
という気持ちを新たに、強くしました

で、
続けることは決めたんですが、
今後、どうしましょうかね
何を書こうか
うーん
とりあえず、
年度内は学生時代の昔話をまとめます
意外と反響があるのでね




海外にいる時もわざわざ本日記を読んでくれていた、
某研究所のTNMT氏から、
卒業と結婚を祝う、
非常に適当で、
おそらく一分ぐらいで書いた感じのするお手紙をいただきました

TNMT氏とは、
学会でお会いしたのがきっかけで知り合いになりましたが、
基本的には年に一回会うか会わないかで、
本当にこれといった接点もないわけです

そんな関係にもかかわらず、
多忙の間隙を縫うように捻出した貴重な一分を、
ボクに費やしてくれたその気持ちが、
たまらなくうれしいです

こんな場で申し訳ないですが、お礼を申し上げます
「卒業後の3年が研究者として独り立ちできるかどうかの重要な時期」
というのは、
きっとその通りなのでしょう
がんばりますよ
ドンドンと大気から遠ざかって、
次からは熱水と微生物を対象に研究をする予定ですが、
分野は違えども、これからもよろしくお願いします
北大時代の研究室のOB会の伝統行事に、
といっても10年にも満たない研究室で、
OB会と言っても一部の飲み好きの寄り合いなんですが、
「前学位取得者が新学位取得者に樽酒を振る舞う」
というものがあり、
本来は研究室を出奔したボクには権利がないのですが、
・みんなkawagucciがかわいくてしょうがない
・今年卒業するはずの人が延長してしまいOB連中の鏡割り熱のやり場がない
・がも先生が北大の同研究室の教授でありながらやったことがなかった
・関東でやった方が都合が良い人がいる
などなど、
まぁとにかく、
今回は伝統行事の番外編と言うことで、
海洋研で鏡割りをすることになりました

参加者は、
海洋研・北大OB会・私的友人など、
総勢30人ぐらいで、
まぁとにかくどんちゃんでしたよ
鏡割りはがも先生とボクが担当し、
30回ぐらい、
餅つき張りに叩き続けようやく割りました

食べ物は、
東工大吉田研出身のアベッチから広島の牡蠣が剥き身で3kg届き、
プランクトンのマッチーさんが芋煮を作成してくれ、
その他、多数のお土産をいただきました
オシャフネさんがホットプレートを用意してくれて、
大量の牡蠣を樽酒で煮込み食べましたが、
うまかったですねぇ

で、
皆さん入り乱れて楽しい会が続き、
見事、
一斗樽を空けることができました!

その後は北大OB会と新宿でカラオケ
酒も飲まず汗をかき、
朝5時に海洋研に戻り、
転がっているハッチを横目にシャワーして1時間だけ仮眠

デスクの最後のお片付けをして、
気持ち悪くて作業進まず片付けきれなくて、
10時に海洋研を出発
ふらふらながら12時に帰宅
それから寝たり起きたりをして今に至っております


色んな人が来てくれてうれしかったのと、
色々と話せて楽しかったのと、
とにかくありがたいのとで、
幸せです
ボクは幸せ者ですね
プロフィール
HN:
kawagucci
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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