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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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とある国の出来事ですが、
ギョーセー刷新会議とやらが、
このような文書を公開し、
とある自由の国が54ページ目あたりで、
血祭りにあげられているとか、あげられていないとか

お前も蝋人形にしてやろーか!


 
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なにやら愚痴がこぼれているのを読んだので、
個人的な考えなぞを書いておこう


究極的には憲法において「表現の自由」が認められており、
何人たりとも服装の自由を侵すことはできないです

また服装はアイデンティティを表現する最も簡単な方法の一つですし、
身体保護の目的が適う程度の経済的な余裕がある誰もが、
(服装にはこだわらないという仕方も含めて)、
極めて私的な基準で服装について決断を下していると考えられます
もちろんその程度に度量衡はないでしょう

一方で、社会的な規範や習慣に基づく、
一定の範疇というようなものも存在します
それは学校制服のように厳格に定められている場合が一つ
また、冠婚葬祭でのいわゆる常識的服装のように、
社会集団においてある程度のコンセンサスがあるもので、
たとえば正式な喪服が間に合わなくても華美でない黒服にするとか、
そういったある程度の幅がある場合がもう一つ
後者の方が、ややこしいですね

そこで研究者の服装ですが、
特に規程がない場合がほとんどなので、
ルール的には、つまり学校制服的な意味合いでは、
何を着てもいいのでしょう
しかし一方で、
研究施設は公的機関である場合がほとんどですから、
その組織員として一定の服装が求められるという考え方もあるでしょう

また学会などはビジネスの場ですから、
ビジネスをスムースに進行することを考えた場合には、
その場に要求される服装を満たす方が無難でしょう

ただ、
研究者というのは、社会機能的な意味ではなく、
精神的・実質的に、個人事業者ですし、
強固なアイデンティティを持ちがちな人種だと思います


というようなことを踏まえて、ボクは、

1) 基本的に自分の好きなようにする
(締め付けのないゆるい格好が楽で良いよね)
2) 外向けの時は頑張ってオシャレ
(夢を売る商売ですから)
3) 身内からの不満は聞き入れない
(「もうちょっとちゃんとしたら?」とか、ほっとけ)
4) 関係者に不利益が生じうる場合は例外
(会計監査員に不審を抱かせないため、とかね)
5) 自分の被る不利益が服装束縛による鬱憤を上回る場合も例外
(就職の面接とかね)

というぐらいのニュアンスで服装を決めています

Z君のように文句を言われた場合は、
3なのか4なのかを自問しますよね
大体のケースが3ですから、
「テメーには関係ないだろ、バーカ」
って感じで無視します

「服装にウツツを抜かさず研究に精進せい!」という論理も、
一見すると正論のようにおもえるけども、
服装でアイデンティティを保つタイプの人間には、
自我が揺らぐというか、精神的な負担が大きくなるだろうから、
結果的に研究に精進できないのではないかと思う

その昔、海洋研の某准教授が、
「経団連会長の頭を叩いても良い自由が研究者にはある」
というようなことを話していた
「企業勤めだと回り回って会社や自分自身に不利益が生じる」
という意味かと思うので、
それは4の場合に似ている

まぁ、
一度色々と考えて、
自分の納得するやり方をチョイスするのが良いでしょうね

サッカー部のフタムラ氏と前門飯店
フタムラ氏はプロパー事務なので、
普段聞けない向こうサイドの事情などを楽しく聞く

それほどサイズの大きくない組織だからか、
情報の齟齬があるようなことは無かったが、
意識の部分ではまだ乖離があるように感じる

とりあえず、
サイエンスコミュニケーターとか言う前に、
事務職と研究職をつなぐような、
もっと内向きな、広報というか、
そういうようなものが、
互いのモチベーションのために重要なんじゃないかと

航海のベッドに空きがあれば事務方が乗ってみるってのも良いし、
産総研みたいに研究者が出向したって良いと思う
もちろん希望者が、だけどね

あとは新設されたコミュニケーションルームがまったく使われていないことも
個人的には、「スケルトンハウス生活」じゃないけども、
ある研究者が一週間、コミュニケーションルームで仕事をして、
自分のPCモニタをプロジェクタで映し続けるとか、
そういうことをしても良いと思う

まぁせっかくなんだし、色々と面白いことしたいよねー
 
微生物と地球化学の境界
固体地球科学と生物地球化学の境界
そういうような場所で研究をしている

紙面とかそういう意味で両者を把握するという勉強もあるが、
やはり中の人のフィロソフィみたいなものも重要なわけで、
そのあたりはやはり飛び込んでみないとわからない

今一番遠いのは固体地球科学
地球物理と呼ばれる研究の知識・感覚も身につけないとね

地球化学、とくに流体の方をやっていると、
「海水が温められて熱水になる」んだけど、
固体地球的には、
「地球の熱が奪われる」なんだよなぁ

循環の大きさの議論の一つの終着点として、
やはりちゃんと勉強しておかねばと思うわけです
 
DropboxとかEverNoteとか、
非常に便利だろうということはわかるんだけども、
どうしても手が出ない

ボクが扱うのは研究自体か、
あるいは研究に関する組織に関する情報
ある意味では結構な機密書類
こういうものを、
得たいの知れないクラウドに放り込むというのは、
どうしても気が引ける

まだそれほどの立場ではないけども、
もう少し責任ある立場になると考えると、
こういうところに情報を置くことは控えるべき機密書類も出てくると思う
その時に、
「もうこのサービス無くしては暮らせません」
という状態にはなっていたくない

たとえばGoogleなんかは社会的に一定の知名度があるし、
日本に法人もあるし、
情報漏洩があれば責任を追及できる可能性はある
Quanpなんかはリコーがすべて自社で管理していることをうたっていて、
こういうものは比較的信頼度が高いと思う
しかしその他のものはどうだろうか

とにかく、
インターネットが便利なツールであることは間違いない
それには同意する
でも、
ネットというのはあくまで公共の場であって、
そこでは秘密は守られるものではない
クレジットカードなどでのオンライン決算も、
悪意の利用者に情報を抜かれるリスクを承知した上で、
それでもその便利さに負けて利用している
それは被害が私的な範囲におさまるからであって、
公共性をおびる作業についてはこの限りではない

たとえば大学教員が学位審査に関する書類をDropboxを使って管理していた
それがある時、表に出てしまった
その責任はどこにあるのか
それによって当該学生や大学組織に与える損害を自分は保障しうるか
そういうことも考える必要があるんじゃないか、と思う

そういうリスクを考慮してもなお利便性が上回ると判断して、
それで使おうというのであれば、
それは使えば良いと思う
ただ、
世の中にはびこる「効率至上主義」「仕事術」みたいなものに安易に乗り、
単に「便利な物」として利用するということ、
あるいは必要を感じていないけども利用することで満足すること、
また、そういうような人物と一緒に仕事をするのは、
少し不快で、大分警戒してしまう

この気持ちはなかなか表現しづらいんだけど、
確かな違和感としてボクの中に存在していて、
それはきっと重要な意味を持っている自信もある
古い人間だと言われればそうなのかもしれない
それでもなお、そういう思いは拭えない



ボストンで踏ん張って6時の飛行機に搭乗
ワシントンでも踏ん張って飛行機に搭乗
食事までに寝てやろうと薬を飲んだが眠れず、
食後に3時間ほど就寝
おそらく日本時間の5~8時ぐらい
その後ずっと起きたまま
ハナミズキ・オカンノ嫁入り・涙そうそうと、
ガッキー・あおい・まさみの三巨頭が揃っていたが、
まさみを選択
糞映画だったけど可愛いは正義
キス&キルはベタだけども機内で見るにはちょうど良かった
16時成田着
セントレアに移動してヨメ家族の迎車
22時ぐらいに無事就寝

6時に起きて朝の散歩して、
豊川稲荷に行き京楽軒で鰻丼、うまし
13時30分のこだまで戻り、
うめやで晩ご飯、うまし
21時就寝
2時に悪夢で目覚めるも6時まで再睡眠
ほぼ時差ボケ無し

散髪に行ってから出社
メールを片付けてサッカーして色々話したら夕方
結構ねむい

ブルーアースの要旨と事務書類をやっつけたら、
MAT君を整備してやらねばね
朝5:30にオイスターポンドを出て、
真っ暗闇で極寒のバイクウェイを、
20kgのスーツケースを引きずってビレッジまで

6:30に到着
パイインザスカイでクロワッサンとラテ
しかしラテがぬるくて甘い
口直しにオブセッションでカプチーノダブルショット
6:55発9時空港着

空港直結のヒルトンに荷物を置きにいったら、
「今からでも部屋に入れるよ」とのこと
すばらしい 

部屋に荷物をおいて街へ
朝寒い中を歩いたせいか、
悪寒が少ししたのであまり歩かず
FreedomTrailもNorthEndしか歩いてない
お昼はMarkオススメのイタリアンファストフード
確かに味の加減は絶妙
しかしチーズコロッケとミートソースコロッケでした
あれで行列ができるんだから、
もしかしてビジネスチャンス!?

ホテルに12時過ぎに戻り、
時差調整のため部屋を暗くしてゴロゴロ
16時にホテルの一階のバーレストランでステーキ
まずまず

がんばって20時過ぎに就寝して24時に起床 <-今ココ

ここから踏ん張って、
6時発のボストン->ワシントンも寝ないで、
ワシントン->成田のNH001便の前半に数時間寝られればOK


実験がほぼ終了した一方、
マスが回復する気配が無さそうということで、
帰国します

体感としては非常に長かったです
そして結構苦しかったです
「孤独感」と「やることない感」が大変につらかった

しかし、
後半戦に入って、
サッカー部に参加できたことで、
リフレッシュはできるようになってきていた
これに早く気づけなかったのがもったいない

あと、
セミナー発表以降、
なんとなく心に余裕ができた
これはたぶん、
「迷惑なクソジャップだと思われてるんだろうなぁ」
という卑屈感がずっとあったわけだけども、
これが払拭されたからだと思う
セミナーは会話と違って準備ができるので、
これまで感じていた語学の部分での劣等感はあまり感じないですむし、
サイエンスの中身については一切負けているつもりはないので、
「あいつ誰?」から「おぉ、彼ね」になったような感覚が得られる
実際、それをきっかけにChrisにも時間を作ってもらえたわけだしね

ということで、
またどこかに行く機会があったら、
現地サッカー部情報を仕入れ参加すること、
セミナー発表を早く設定してもらうこと、
この二点は忘れずにこなしたい

今のところ、
海外経験がもたらす「何か」が体に残るような実感はない
「実験結果はGCAにいける」とJeffも太鼓判だし、
そもそもJeffと知り合いになれたことだけでも収穫なのだけれども、
やはりそういう明らかなものじゃなくって、
「何か」を持ち帰りたいですが、
それはきっと、ある時、事後的に体感できるものなのでしょうね

英語についてですが、
途中からコツをつかめたような気がしています
とにかく、
「Jeff! Can I, can I, can I,,,,,」
「Jeff!, How do you think about, about, about,,,,」
「Jeff! I have a question, why, why, why,,,,」
「Jeff! I think, I think,  ,,,,,」
みたいに、
冒頭で、
相手の名前を呼んで、
どういう会話をしたいのか、
ってのを明言すると、
次に続く言葉が出なくても向こうは話を聞くのを待ってくれる、気がした
英会話は今後も課題です

次はまとまったお金をゲットして、
できれば欧州に、
一年程度行きたいなぁと思っています
今はね


土曜にボストンに移動して、
日曜に飛行機に乗って、
月曜に日本に到着し、
火曜はお休みして愛知入りし、
水曜に出勤する予定です

 
イオンクロ用に試料を取り分けてセット
一度ビレッジに降りてアンディー(Andy)に自転車を返却
15ドル返してもらう
オブセッションでラテ
シャトルでクイジットに戻る
バッテリーでジェフとランチをとって、
ハウジングオフィスのヴァレリーに支払い
夕方に英国紳士クリちゃんことChrisGermanに会って、
今後の熱水探査のターゲットサイトを相談
予約やら変更やらで電話とメールを方々に
マークは今晩ボストンに往復するらしい

 

毎度おなじみTATSUO先生が、
また良いことを言っているので引用しよう

研究者が論文を書くのは、
表現なのか自己表現なのか
以前、手段としてのプロで書いたことにも通じるかも

いやはやしかし、
TATSUOさんとは物心つく前からの知り合いですが、
これまでに会った多くの人の中でも、
感性的な部分で非常に近い感じがする
人生のほとんどはまったく接点なく暮らしてきたのに、
不思議なものです



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山田ズーニーさんの今回のコラム「大竹しのぶはなぜ食わず嫌い王で勝てないのか」がけだし名言。「表現」と「自己表現」は違う。もちろん入口に自己表現は必要なんだが、学生なんかは特に安易な自己表現こそがアートとかクリエイティブだと思い込んでいる輩が多すぎるからなぁ。

自己表現からの脱却が、本当の意味でプロになるという事なんだろうな。他にもズーニーさんのコラムは「幸せな人も傷ついている」も胸にブッ刺さった。結局付き合う人間の幅が広いとこういう体験を常にする事になるしね。勇気づけられたし、結局向き合うという事しか正解ない事も分かった。

一昨日良夫氏と話した「仕事のウサは仕事で晴らすしかない」論にも通じるよなぁ。仕事での鬱憤を、いくらプライベートだったり酒だったりで解消しようとしても、「消化」は出来ても「昇華」は出来ない。結局それを解消する為には、今まで以上に力を入れて仕事に取り組むしか道はない訳で。




 
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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