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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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年末の家族全滅からは逃れられたが,ここで捕まった。

1月27日(金)
なんだか全身がだるく頭がぼーっとするので自宅勤務。
午後からは寝て過ごす。

1月28日(土)
朝4時に起きて仕事をしたが下痢っぽい。
朝食後に下痢感が強烈に。
昼食頃ガマンしきれず嘔吐。
夕方に38.5度を記録してからは体温計測せず。
1日の半分をトイレで,残りは寝て過ごす。
何も食べられず塩水を飲んで水分補給のみ。

1月29日(日)
通常よりちょっとひどい下痢程度までおさまる。
持病の切れ痔がつらい。
タルタルの粥から回復食をスタート。
近所の日本人妻Sからポカリ粉末をもらう。
夜にはトイレ頻度も落ち着く。
栄養不足・寝過ぎの首痛からくる頭痛。

1月30日(月)
首痛・頭痛・通常程度の下痢。
今のところ家族への感染は無さそう。

年末に我が家で広まったモノに今さら罹患したのであれば,家族は無事だろう。
そうでなければ,ここからが本当の修羅場。
はたして。
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1: ドコモ P501i
https://www.youtube.com/watch?v=Bh09EQkv-rs
高校時代(1998 - ????)。はじめて持った携帯。

2: ドコモ SO503i
http://news.mynavi.jp/articles/2001/04/17/so503i/004.html
大学時代(???? - ????)。オレンジ。最後は180度開脚してご臨終。

3: ドコモ P900i
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/rev/av/20040317/108135/?P=2
博士時代(???? - 2009)。黒。記憶乏しい。

4: ドコモ HT-03A (Google携帯)
http://octoba.net/archives/20140710-android-feature-ht03a.html
ポスドク時代(2009-2011)。キャリアメールを捨てた。

5: ドコモ T-01C (レグザフォン)
https://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/android-walking/0026
ポスドク時代(2011-現在)。電池パック再購入&3G回線に繋がない措置で延命。

6: SIMフリー Liquid Z200
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20150313/1063165/?P=4
スイス滞在用(2016)。日本で数千円で入手できるSIMフリースマホ。メモリ極小で不便。
swisscom prepaid SIMで運用。

7: SIMフリー(のはず) Xperia X compact
http://www.sonymobile.co.jp/xperia/docomo/so-02j/
スイス滞在時(2017 -)。
上記の手持ち2台が両方ショボイので思い切ってAmazon.deで購入。
本体384EUR +関税32.3CHF = 5万4千円ぐらい。
スイスではZ200から抜いたSIMカードをナノサイズにして使用。
日本に戻ったらいわゆる格安SIMで運用予定。
頭痛はなくなったけど,眩暈が出てきた。目の焦点が合わなくなって,くらくらする。ふっと平衡感覚が抜けたり。なんじゃこれ。首回りのコリと連動しているのか?アル中か?メモしておこう。
スイスに来てからノド風邪にまったくかからない。もう5ヶ月。日本ではほぼずっとゴホゴホしてるし,2ヶ月に1度は高熱が出ていた。これは喜ばしい。

しかし昨日来,頭痛がひどい。体温も少し高い(平熱36度,今37度)。聞くと近隣住民のマークも頭痛がひどいと言っているらしい。急に冷えたからか,もしかしたら気圧が下がっているのか。頭痛以外はこれといった症状もないが,頭痛があると仕事は大変。

このまま1年住んで,まったくノド風邪にかからなかったら,いよいよ海外移住をマジで検討してしまうレベルだなぁ。
12月頃から夜起きて寝れなくなる日々が続いている。だいたい20時に就寝。02時に起床。6時間寝ているが,ベストは7時間半なので,やや短い。02時に起床してパソコンを開いてそのまま起き続ける。それで朝食後か昼食後に眠る。1時間とか3時間とか,日による。それでまた20時に寝て,02時に起きる。そんな生活。

考えられる要因は,夕食時のワインとコーヒー。ワインのおかげで早々に寝付けて,コーヒーのせいで夜中に覚醒してしまう,のかな。じゃあコーヒーを止めれば良いじゃないかということだが,ついつい飲んでしまう。

以前から論文執筆に行き詰まると睡眠時間が短くなる傾向はあった。今も行き詰まっている。そういう心理的なモノが原因かもしれない。今は論文に限らず悶々としているし。

もうちょっと様子を見て,生活習慣をいじってみよう。
1月5日(木)に我が町にも結構な量の雪が降り,町中のいたる斜面でソリ遊びをしている。散歩がてら良い滑り場を探し,簡易ソリを持って家族5人で町中を歩いた。子供は待ちきれず道路横の1m長の斜面でも滑ろうとしはじめる。

すると散歩中の町民A(ご婦人)が我々を通り過ぎた後にわざわざ戻ってきて,「ワイン畑のあぜ道が良いわよ」「ワイン畑から湖の方にいった道もロングライドができるわ」と教えてくれた。元々行くつもりであったワイン畑に向かうと,すでにソリ遊びをしている町民達がチラホラ。30代カポーもキャッキャ言いながら滑っておる。

ワイン畑を離れ,湖と並行に町を横断するとバス停横の開けた斜面で雪遊びをしている町民B&C(10歳ぐらいのキッズ)を発見。早速その横にある斜面でソリ滑りを敢行。すると町民Bが近寄ってきて「xxxx, xxxxx」とドイツ語で言ってくる。これは誰かの土地に入ってしまったかと困惑していると,「English?」と言い,説明を英語に切り替えてくれた。曰く「ソリを滑るなら道路の向こう側にある斜面の方が良いよ」。わざわざ親切に「良い斜面」を紹介してくれたのだった。確かに勾配も長さも具合の良い斜面があり,しばらくソリ遊び。

そろそろ帰ろうかと歩き始めたところ,向こうの方から歓声が。こちらから見えるのは丘の頂上で,ブラインドになっている向こう側に滑って遊んでいる様子。「あんなところにも斜面があるんだねー」などとヨメ氏と話していると,通りすがりの町民D(極寒の中なぜか超ミニスカのオバチャン)が手を「クイッ!」とやって「この道を通り抜ければあそこに行けるよ」と指示してくれた。(結局行けなかったけど)。

最後に家近くのALDIの斜面を通ると,1号の幼稚園メイツ(カタリーナ)が母子でソリ遊びをしていた。カタリーナは一人っ子のお姫さま育ちらしく,子供一人で遊んでいるのにソリを2つ持っていて,しかも雪だるま作りに夢中でソリはほったらかしになっている。カタリーナ母が「使って良いよ」と言ってくれたので立派なソリを借りて滑りまくり。カタリーナが雪遊びに飽きたので1号はカタリーナ宅に遊びに行くことに。しかしまだ遊びたい2号。カタリーナ母が「今夜1号を送っていく時に回収するから,それまで使っていて良いよ」と申し出てくれて,2号は存分にソリを楽しめた。


ということで,町中を歩いているだけで,町民達がすごく親切にしてくれた。すべて,こちらから質問したわけではなく,向こうから話しかけてくれた。しかも,具体的に何かに困惑しているところで助けてくれたという話ではなく,単に楽しいことを教えてくれたという話。

気持ちが良い。
25日2号,27日3号とヨメ氏,29日1号。次々にゲロ風邪(ロタ?)に見舞われ身動きがとれず。年末はどこにも行けず,29日には1家庭のみお招きして自宅フォンデュ会を開催したのみで,大晦日に予定していた町の日本人との忘年会もできず。

年越し時には(普段は本当に閑静な住宅街なのだが)花火爆竹の大騒音。寝ていたが起きた。翌朝見るとそこら中の地面にカスが散乱していた。1日は2号3号とチューリッヒ市街に繰り出す。クリスマスより店が開いている。飲食店はどこも繁盛の様子。観光客なのかな?

2日午後から雪予報のため遠出できず。3日朝には5cmほど雪が積もっていた。ペラペラのプラスチック製ソリを持って近所のスーパーALDI前の斜面でソリ遊び。2号がスピードにビビってちょっとしか滑らない。1号も跳ね返りの雪が顔に当たるのがイヤらしく家に帰りたい,と。家の前で雪遊び。昼過ぎから幼稚園や教会など広場に行ってさらに雪遊び。

4日はちょっと職場で調べ物をして,すぐ帰宅。家で1.4東京ドーム観戦。その後,ぱったり寝てしまい,夕飯を挟んで朝までほぼ寝通し。

Kindleのおかげで読書がはかどる。小説など読んでみたり。
今年は12月25日が日曜日だったので,その影響もあるのかもしれないが,記録として。

24日はEinsiedelnまで小旅行。湖フェリーが有料になっていた。街は閑散。修道院では礼拝?が行われてたけど,他の人々でも中に入ってヨサゲだったので入って,内側の美しい細工を見てボヘーっとする。礼拝?が終わった後,一番偉そうな僧侶?が纏っていた白い法衣をヨボヨボと脱いでいる様子が見られた。中にヒートテックとか着てるのか見たかったが子供がグズりだしたので退散。その後,丘に登って戻って帰宅。観光客っぽいのはチラホラいた(20組程度)。これが平常時と比べて多いか少ないかはわからん。なおEinsiedelnはクリスマスマーケットで有名だが,クリスマスマーケットは11月末から12月上旬までの開催なので要注意。

25日はほぼすべての店が閉まっていた。1号と2人でStadelhofenから新市街をHBまで歩いたが,販売店はすべて閉店,小規模な飲食店がチラホラと開けている程度。HB構内でも販売店は閉めているところが多い。Migrosは開いていた。スタバ・バーキン・パン屋・カフェなども開いていた。地元に戻ったらなんと行きつけのケバブ屋が開いていた。ついつい買ってしまう(帰宅したらやはりヨメ氏が夕飯を用意していた)。湖沿いのホテル直結のバーも開いていた(そして壮年の人々が元気に飲んでいた)。

26日(月)は家から出なかったが,スーパーをはじめどこの店も閉まっているらしい。「25日は家族とダラダラ家で飲んで過ごして26日はそのままゆっくり寝続ける」ということだろうか。

27日は地元スーパーも開いていた。街には行かなかったので様子はわからん。

なお我が家。25日朝食を2号がゲロ。38度超。何を食べても吐く。26日には回復も食事制限を課した。27日朝は3号がゲロ。ヨメ氏も38度。生き残って退屈な1号と,退屈から解放された2号がうるさい。なんとか母親を隔離すべく,普段は制限を課しているDVD鑑賞も無限開放デーとする。結果的にそれがクリスマスプレゼントということになったかね。
スイスで暮らしていて「良いなー,日本でもやれば良いのにー」と思っている2つのこと。1つは電車の運賃変動制。もう1つは2段階消費税。

スイス連邦鉄道(SBB)は車内改札制。駅に改札機はなくて(回数券用のものはあるけど)車内改札が抜き打ちでやってくる。まぁこれは今日の本題じゃない。運航ダイアは基本的に「毎時xx分とyy分」と30分間隔固定で,車両の編成数が混雑時と閑散時で異なっている。ボクが通勤に使っている「S7」路線だと,基本単位が「2等2両+1等1両」で,閑散時は1ユニットだが,通勤時などは4ユニットになる。ちなみに朝の通勤通学ピーク時間帯は07時台で,4ユニットでも席が埋まるので通路に立ったり(2階建てなので)階段に座ったりする人が発生する。日本のように押し合うほどにはならない。これも本題じゃなかった。

本題。SBBのネットシステム(と車掌の改札端末)は充実していて,チケットをウェブで購入してプリントアウトしたバーコードを持って行けば良い。それでそのウェブ購入する時に,「日」で指定するチケットと,「時間」まで指定するチケットを選べる。その「時間指定チケット」は同じ区間であっても時間帯によって値段が異なる。最大で半額ぐらいになる。ちなみに値段とは別に,車両の編成や混雑予想(3段階)も購入画面の時点で示される。

うちは早起きなので,土日にお出かけする場合は,往路は朝早めの時間指定安値チケット,復路は子供が何を言い出すかわからないので日指定の通常料金チケットにすることが多い。チケットが安いこともだが,長距離路線には「遊具車両」があるので,これが空いている時間帯にすることが,両親の疲労軽減にはとても重要だからだ(遊具車両の有無もウェブ購入時に確認できる)。これも本題じゃないな。

とにかく,時間帯によって値段を違えて,それで乗客数をコントロールして,混雑を緩和させようという試みは素晴らしい。素晴らしいので,ぜひ日本に導入して戴きたい。日本のあのアホみたいな激コミ。あれが精神に与える悪影響は,小さくない。当たり前すぎて受け入れてしまっているが,あんな生活を40年もするなんて,ちょっとどうかしてる。人間としての尊厳というか,なんというか。実際に犯罪の温床にもなっている。

Suicaなどの普及度はもはや「100%」と言えると思う(どこかに資料があるでしょう)。少なくとも混雑車両に乗るような人々の多くは定期券を使うだろうから,この層に限ればより普及率も高いだろう。ということで,Suicaを利用して,値段を変動させれば良いと思う。「安くなる」だとあまり得な気がしないなら「ポイントが貯まる」でも良い。むしろ定期券の場合は「乗る時間によって安くする」のは難しいから「ポイントで還元」の方が良いかもしれん。

これは紙の切符だった頃には困難だっただろうけども,Suicaの普及で導入ハードルは下がっている。つまり利用者側は何もしなくても,改札機のソフトを変えるだけで,無限に調整が可能だからだ。技術革新による社会問題解決。

きっと鉄道会社にとっても混雑ピークの解消は喫緊の課題のはず。ちょっとした工夫と,ちょっとした損失(安売りすることで損はするが,それもベース料金をあげれば補填可能だ)に目を瞑るだけで,劇的に社会が改善するなら,やらない手はない。もしかすると法的に運賃が縛られているのかもしれないが,それだってこれだけの社会問題なのだから,その辺の国会議員を連れてきて電車に乗せるデモでもすれば,一発でしょう。

2つめ。多段階消費税。個人経営の店でない限り,レジ機の普及率は100%に近いと思う。これもまぁ電子決済だ(?)。だから,品目と税率の対応さえ事前に決まっていれば,すぐにでも多段階消費税は導入可能だ。日用品は税率を下げ,非日用品は税率を上げる。たとえば飲食物/飲食店は2%,それ以外は10%。酒は消費税ではなく酒税で調整。それだけで社会格差の是正につながる。技術的には「明日にでも」導入可能だということは間違いない。

とはいえ,こちらの問題は多方面の業種に影響があって,中でも「声の大きい」製造業,端的に言えば車屋と家電屋,が猛烈に反対していることが原因でなかなか進んでいない様子。貧困世帯とか,生活格差とか,根本的な社会問題のはずだが,日本の政治は基本的にそういうことをあまり重く考えないし,「公的システムによる補助を通じたボトムアップ」よりも「会社の業績改善でプルアップ」の方が良いと考えているみたいなので,なかなか困る。というかいつまでも車屋や家電屋が大きい顔をしている社会というのがそもそも・・・。


「無理だ」という理由を見つけることは簡単だ。「変わった後の世界」を「想像」することは困難かもしれない。でも「変わった後の世界」の「ロールモデル」がすでに存在しているなら,それを見に行けば良いだけのこと。便利なこと,皆が助かること,社会全体の幸せの総和が大きくなりそうなことであれば(特定の個人にしわ寄せがいかないことも大事だよ),国を超えてそれを共有していけば良い。それでこそ「グローバリズム」なんじゃないかしら。
チューリッヒに来て4ヶ月が経過したところでの帰国。スイスの人々との交流はそれほどでもないし,スイスの習慣にどっぷり浸かっているわけでもない。そんな状況で日本に戻って,どう感じたかってことを,記録しておこうと思う。以下つらつら。

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自動販売機が素晴らしい。あれはすばらしい。今回は特に味噌汁と汁粉にお世話になった。100円ちょっとで,温かくて美味しいモノが,即座に手に入る。自販機へのSuica普及も素晴らしい。煩わしいコミュニケーションがないのは良い。チューリッヒにも自動販売機があるが,総じて割高(500のペットが300円ぐらいとか)。自動販売機の負の側面(労働負担・環境負荷)はマジメに評価する必要があるが,とはいえ,素晴らしい。

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コケがはえてる。空気の湿度の違いだろうけども,地面や壁がべたっとしていて,薄くコケがはえている。道の端も黒ずんでいたり,雑草が元気に生えていたり。

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山間部に複雑な地形や植生が残っている。篠山という田舎にいったからかもしれんが。田んぼにしているところ以外はグネグネの地形で草木がボーボー。チューリッヒ郊外だと,地形はそのままだけど木はほとんど伐採されていて丘のほとんどが放牧地になっている。その分,視界も開けている。良し悪しではないが,篠山は「うっそうとしている」という感じだった。

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「うるさい」。交通機関や街中や,とにかく色んな「音」がする。それぞれの機械からそれぞれのメロディーが流れていたり。電車が入線する,ドアが開く,信号が変わる,自販機に近づく,何をしても何らかのメロディーが流れる。ペラペラの音質で。店の店員もよく喋る。街中では勧誘などの声もする。音量が大きいのではなく,音の放出源が多い。情報量も多い。「京成線内でおきました急病のお客様の救護のため」遅延しているらしいが,「遅延」以外の情報っているか?むしろ前段の情報のせいで,「遅延」なのか「停止」なのかがわかりにくい。

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掲示物も「うるさい」。まずポスターや看板が多い。色使いもドギツイものが多い。その上,それぞれのコンテンツにビッチリと文字が書かれている。大きなものから小さなものまで「うるさい」。たとえばトイレの水洗ボタン。「このボタンを押すと水が流れます」って書いてある。「流す」で十分でしょ,と。さらにそれを英訳・中訳したものが並記してあったり。エスカレーターの絵に斜め上向きの矢印が描かれているアイコンが看板にある。その横に「のぼりエスカレーター/Escalator UP」と文字が書いてある。アイコンにしてる意味がない。看板文字のフォント・サイズ・配置にも統一感がなく詰め込んでいる。「デザイン」がわかっていないんだな。

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街が汚い。自分の中に「日本はきれい」という何となくの幻想があったのかもしれない。そんなことは無かった。落ちているゴミはわりと多い。建物の外壁など,業者が入っているところはピカピカだが,それ以外は黒ずんでいたり。

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接客が良くない。言葉面は丁寧なんだけども,本当に懇切丁寧に接客しているかというと,そうでもない。あくまでお仕事として,表面的に「丁寧さ」を演出しているのが丸わかり。表現が難しいところではなるが。あくまで「賃金労働としての丁寧さ」ということか。たぶん私生活において「紳士的に振る舞う」という文化がないので,極端な擬装になってしまうのではないかと。チューリッヒで店に行ったり近所づきあいをしたりすると,もうちょっと自然でグラデュアルな「丁寧さ」があるように感じる。

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他人に対する態度が極端。日本では自分と知り合い以外は「敵視」ぐらいの感じを受けた。新幹線の自由席の奪い合いとか,席を詰める時の振る舞いとか,ベビーカーが載ってきた時とか。露骨にイヤそうにする。

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電車で人が寝てる。チューリッヒと日本で,それぞれ同じような位置付け(郊外の住宅地から都心への朝6時台の通勤電車)で乗車したが,8割が寝ていた。チューリッヒでは8割はフリーペーパーかスマホを見ている。電車内という場の位置付けと,朝という時間帯の位置づけと,疲労の残留と,大きな違いがあるんじゃないかと。あとは身なりが汚いというか「だらしない」かな。服がヨレヨレだったり,カバンがしなしなだったり。チューリッヒの方が「パリッと」しているように。

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だめだ。滞在中の感情の生々しい部分がだいぶ減っている。帰りの機内で書くべきだった。
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非公開
自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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