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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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今日は朝から、
かわいいかわいいM2の後輩へのメッセージを作成
夕方にはヒョンなことから所内某教員と立ち話
その感覚が無いってのは理解できないけど、
実際にはいるんですよね
むずかしい


さて、
恥ずかしいし、
こんなこと言える立場じゃないけど、
でも、
言わなきゃいけないことだと思って書いた文章を、
以下に掲載します
日頃からこのBLOGを読んでくださっている方にとっては、
いつも言ってることじゃないか、
って感じかもしれませんが、
自分に言い聞かせていることです
偉そうなことを書き連ねていて、
我ながら吐き気すらおぼえますが、
気が向いたら読んでください
学振(DC)の申請についてです


------------------
まず、
絶対に、
死ぬ気で、
本気で書いてください

本気で書いたら、
研究背景への理解不足だったり、
自分のこれまでの研究の甘さだったり、
今後の見通しの甘さだったり、
色々なことがわかってきます
それを受け止めて、
整理したり勉強したりしながら、
諦めずドンドン書いてください

ボクの周辺だけでも、
論文無くてDC1やDC2に通った人はいっぱいいるので、
論文が無いから、なんてのは言い訳です
ちゃんとしたもの書けば審査員はちゃんと評価してくれます
逆に、
論文や国際学会はあるけど落ちた、って人も相当数知っています
そういう人の申請書を見せてもらいましたが、
やっぱり落ちるべくして落ちているな、という印象です

申請書を最終的に判断するのは、
知識や経験、思考に秀でた一流の研究者ですが、
一方で、必ずしも申請書の内容の専門家ではありません
だからこそ、
研究室内の人に限らず、
できるだけ他人に見せて、
多角的にコメントをもらってください

言いたいことはあなたの中にしかないんだから、
初稿が無いことには周りの人は、
「がんばれ」
と言うことしかできません
でも「がんばれ」では申請書は良くなりません
とにかく初稿を書いてしまってから、
見せて、直して、
を色んな人を相手に繰り返してください
直してもらえるのは学生の特権です

申請書の書けない研究者は生き残れません
「見せるは一時の恥、見せないのは一生の損」です
よく書いている途中で、
「どうせ受からないから」
とやめてしまう人がいますが、
そういう人はこの先、
研究者を続けていくことはできないでしょう

最後に、
たとえ今回の申請が残念な結果に終わっても、
こんな時期から死ぬ気で書いた経験は、
博士で研究を続けていく上で絶対無駄にならないし、
むしろこれ以上無い位、良い糧になるはずです

では、
とりあえず、
がんばれ
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kawagucci
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非公開
自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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