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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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子供が二人になってからこっち,
やや落ち着きがない生活が続いてしまっている。

1つは時間的な制約。
基本的な生活サイクルとして,
6時朝食ー入浴ー出勤,17時夕食ー入浴ー就寝。
この間が仕事で,
就寝時刻と起床時刻を調整して,
少しだけ家でも仕事をするようにしている。
とはいえ,
もともとボクは家で勉強(仕事)をする習慣が皆無なので,
まったくはかどっていない。

もう1つは,ムスコのカラダ。
ムスメは今のところ大丈夫なのだが,
ムスコは恐れていたというか,予想していたというか,
やはりアレルギー体質のようだ。
定期的な通院に加えて,日常的にも諸々のケアが必要で,
たとえば朝晩の二回入浴なのもこのため。
ボクはボク自身がそうなので,
そういう体質にとって良いことと悪いことが染みついていて,
手の抜きどころとか,絶対に外してはならないケアとか,
そういう感覚があるのだけれども,
ヨメにとってはそうではないので,そのあたりが大変ではある。
(ムスコにとっても,夫婦関係にとっても)

というような家庭的な(?)事情に加えて,
論文原稿に対して「まるで成長していない・・・」というコメントがきたり,
科研費申請に向けて考えても考えがまとまりきらなかったりという,
研究者としての実力不足を痛感していて,
そんな感覚と,
「家庭に時間を持って行かれる」というような感覚と,
その辺を自分の中で咀嚼しきれずに悶々としてしまっている。

まるっとまとめたような言い方をしてしまえば,
人生をまったく楽しめていない。

ボクがこの世に何を残すかと考えた時に,
それは論文なのだろうか,という疑念もあったりして,
何とも言えない気分になるわけです。

そんなこんなを諸々と考えた時に,
核家族の限界のようなものが見えている気もして,
そういう話もしっかり考えていきたいな,と。

そんな折りに,
敬愛する友人のラボで行うセミナーに向け,
「名前の通り慎ましい性格というわけでは全くなく、
 どんな場でも自分の主義主張を臆せず主張する人物です。
 業界の大御所にも強い口調で堂々と物を言う様には、
 いつも聞いてる側がヒヤヒヤさせられますが、
 自然科学にせよ社会問題にせよ、
 原理原則に立ち返ることを疎かにせず、
 かつアイデアに富んだ意見を出すので、
 彼の周囲はいつも賑わっています。」
という人物紹介をしてくれました。

そうでも無いんだけどなぁ,と思う部分もありますが,
そういう人物であってほしい,とか,
こういう人物がいてほしい,とか,
そういった期待感みたいなモノのあらわれでもあるかと思うので,
逃げ腰になるのはガマンして,
こういう力強い生き方をしっかりしていけば良いのかな,と,
勇気をもらったのでありました。
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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