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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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昨日のはあまり言いたいことが言えてなかった。

権力構造でもなんでも,
ある主張とか論説には論理構造があって,
それを否定するのに,
その相似形の論理構造でいくと,
結局,相似的に同じ場所で失敗してしまう。

すごく難しいんだけど,
何かを否定的に見るとか,
何かを否定したいと思って論理を構築する時に,
極めて大事なことで,
かつ,
気を許すとすぐに巻き込まれてしまう。

権力構造はわかりやすくて,
教師ー生徒の関係が,
行政ー学校の関係と相似形で,
権力を用いた強制という部分が,
まさに相似形。
体罰がダメだと言った論理と,
行政が入試停止を命じる論理は,
相似形なのだ。

だから,
今,自分が嫌悪感を抱いている当の事象について,
どういう構造の論理で構築されているかを理解して,
次にそれに対する自分の考えというのが,
それと相似形に陥っていないかを自己点検して,
その上で自分の考えを伝えきらねばならない。


でも,
現在の科学ってのは,
延々と繰り返される相似な論文の積み重ねで進んでいて,
それが何とも,非常に,不愉快なわけです。
必ずどこかで論理と判断(あるいは感覚)のミゾをジャンプせねばならないのに,
論文のフォーマットという相似形にからめとられて,
それが出来ない構造になっている。
まぁ,だから,
招待総説とか,教科書とかで,
シレっと自説を展開するのが面白いのだろうけども。
それは次善の策という気もして。
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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