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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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データを前にしてアレコレ議論する。
「オレのデータ」「オレの論文」
そういうのは関係無い。
なのにフラットな議論ができない。

議論に参加するメンバーの背景の知識が異なるのは当たり前。
でも「わかってない方」に合わせていては前に進まない。
だからこそ「わかってない方」が「え?それなに?どういうこと?」って聞くのが大事。
なのに萎縮してしまって何も言わない。
それじゃ議論にならない。



【J.S.ミル「自由論」岩波文庫】
・——自分が異論と難問とを回避せずにむしろ求めてきたということ,当該の問題に対していかなる方面から投ぜられる光明をも遮断しなかったということを,知っていればこそ——彼は,同様の方法を遂行しているいかなる人物の判断よりも,またいかなる多数者の判断よりも,自分の判断のまさっているとかんがえる権利を持つのである。 p46


【ジェームズ・ワトソン「知の逆転」NHK出版新書】
・実験をするのは易しい。それだけに実験に時間を使いすぎて,考えたりいろいろ議論したりする時間が足りないですね。私たちの頃は,夏の間中実験をせず,秋になったらどのような実験をすべきかを毎日のように話し合った。 ——「サイエンスは非常に社交的なものだ。だから常に己の敵の近くにいるように」 p270

・単に出来るというだけの理由でこれをやっているのであって,それが決定的な結果をもたらすものではないのではないかと。多くの人は,非常に忙しく立ち働いているけども,深く考えずに,単にそれができるからそうしているだけのことなんですね。 p286


【高井研「微生物ハンター,深海を行く」イーストプレス】
・もちろん互いの専門用語に対する不慣れ感みたいなモノはあったかもしれないけれど,そんなの「それってどういうこと?」って聞けばいいだけの話だ。 p237
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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