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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100120-OYT1T01284.htm


政教分離というのは、
少なくともある政治集団が一つの宗教でのみ構成されている場合に適用される問題であって、
日本のような、
神道も仏教もキリスト教もゴチャマゼな生活習慣の中では、
あまり馴染まないのかもしれない
(初詣して盆してクリスマスして教会で結婚式しますからね)

特定の宗教団体をバックボーンに政治を動かすことは避けなければならない
しかし今回のケースのような、
地域の生活に宗教(神道)が根ざしてしまっていて、
むしろ政治の枠組みの方が地域の生活に不自然な制約を与えているような、
そういうケースの場合は、
やはりどこまで政治の介入の危険性を考慮するか判断が難しいところなのだと思う
だから「違憲だけども、なんとかしなきゃね」みたいなニュアンスなんだろう


ここにおいてもまた、
欧米的な習慣が馴染まない現象が見えてきた
日本には日本独自の文化や習慣、人の性格があるのだから、
それに適応したものを考えなければならないのだろう
現在の、
資本主義、多数決民主主義が跋扈する状況で、
次の憲法を制定するというのは、
それはまたそれで危険ではあるのだが・・・・
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機構のサッカー部の試合で、
フクダ電子アリーナ(フクアリ)に行ってきました
フクアリは元J1(泣)のジェフ千葉のホームグラウンドです
さすがにピッチはきれいでした
スタンドも見やすそうで、
ぜひ観戦しにきたいという気持ちを強くしましたね

で、
肝心の試合ですが、
20分×4本で、それぞれ、
FW、右SB、右SH、FW、
というポジションでプレーしました

スパイクでなくシューズを持って行ったので、
つるつる滑って大変でした
特に守備時に切り返しされたら抜かれ放題で、
それが非常に申し訳なかった
もちろんボールの扱いもダメダメなので、
せめてポジションバランスだけは気をつけてプレーしました

ちゃんと体を絞って、
スパイクも新調して、
またフクアリのピッチに立ちたいなぁ、次こそは

まったく事前情報をフォローしてない状態で観戦

帝京は密集での押しが非常に強いし、
よくターンオーバーもしている
しかし一方で、
オフサイドやオーバーザトップ臭いようなプレーも多い
バックスのキック力もない
ほとんど展開しなかったことから、
バックスの突破力も乏しいと推察
要するにフィジカル重視の荒々しいラグビー

対する東海は、
正確なキックでエリアをゲインしつつ(ってもう日本語じゃないね)、
密集と展開を繰り返すラグビー
非常に丁寧で組織されているように見えるんだけど、
密集でのボールロストや、
密集からのアタックに対するディフェンスに難あり
そしてタックルがかわされすぎ

結果的には帝京が勝ちましたが、
レフェリーがもう少し笛を吹く人だったら、
東海が勝っていたでしょうね
ということで、
どちらかが猛烈に強い印象は受けませんでした

帝京の荒さは逞しさ、
東海の丁寧さは軟弱さ、
そういう風に捉えることができるかもしれません
実際、
今回の対戦では帝京が勝ったわけですから

日本のラグビーの目指すところはどこなんでしょうね
ちょっとラグビー愛が回復しました
ここから先の日本選手権なども気にして見ていこうかな

<ディフェンス>
MFがプレスかけてないのに、「ラインあげろ」と馬鹿のひとつ覚えのCB、
ドフリーの相手がスルーパス、斜めから走り込む俊足FWと競争しなきゃいけない、それがSB。

逆サイド深くから攻撃されると、相手の逃げる動きにマークをはずすボールウォッチャーのCB、
あわてて中にしぼって、電柱FWと競り合わなきゃいけない、それがSB。

攻撃大好きなMF、空っぽの中盤に飛び込んでいくCB、いつのまにか自分がCB、それがSB。

失点すると「しっかりマークしろ」だの「CBの位置を意識しろ」だのSBのせいになる、それがSB。


<ビルドアップ>
プレスがきつくて無責任なパスするMF、プレーエリアが180度しかないのに動いてくれないMF、
しょうがなく前線に蹴りだすと、「マイボールを大切にしろ」と言われる。

しょうがなくバックパスすると、「プレーが消極的」と言われる。

しょうがなくドリブルすると、「自陣でリスキーなことするな」と言われる。

しょうがなく相手の足を狙ってスローインにすると、何も言われない。

動いてくれない自称テクニシャンに狙いを定め、いつもよりちょっと強めにスローイン、それがSB。


<オフェンス>
「これからはSBの攻撃参加がポイント」と、いつになくご機嫌な自称テクニシャン、
ダッシュでオーバーラップするも、自称テクニシャンが華麗なオナニードリブルから宇宙開発、
自称テクニシャンの得意満面な表情を横目に、何も言わずにそそくさと戻る、それがSB。

たまにボールが来て自慢の高速クロスを入れるも、GKとDFの間に飛び込んでくれない自称エース、
しばしばカウンターを食らい全速力で帰るも、CBに「もどるのおせぇよ」と言われる、それがSB。

真夏の試合の往復運動で後半途中に足がつる、誰も助けてくれず自分で伸ばす、それがSB。


SBを生かすも殺すもセンタープレーヤー次第。
中学生からプロ選手まで、SBの悩みは万国共通。
そんな誰でもできる孤独なポジション、それがSB。
サッカー観戦でSBの苦しみが痛いほどわかる、それがSB。


SBからサッカーが見えてくる。
柏の大津がノリノリでした
もう少し見続けたい選手だ
柏降格とかなったら上位チームが獲得に群がりそう
・長州力
「RIKIさんとはちょっとした縁あって一緒にアレしたんだけど、俺から言わせてもらうと、ハッスルであろうとあくまで長州力としてリングに上がる以上、長州力のスタイルを貫くだけですよ。それだけは変わらない」


「アレ」の使い方をマスターしたい
「一緒にアレする」って、
なんなんだろうか
なんと、
後半に大量得点で4-3の逆転勝ち
とりあえず勝ったという事実は良いことだ

しかし、
オシムさんも言っているように、
「勝つことと同時に分析も大事。
(中略)勝つとかえって大事なことを見落とすことがあるが、
 負けて内容がいいということもある。」
なので、
勝敗ではなく内容について考えよう


さて、課題の一つであった、
「センターバックと中盤の底によるゆとりあるボールの支配」
これがよくできていた
トゥーリオさんも縦ポンしなくなっていたし、
GKからのリスタートも比較的ショートが多かった
後ろからつないでいって、
中盤から一気にスピードアップ→裏へ通す、が徹底されていた
ということでもう一つの課題であった
「フィニッシュまで持ち込めない」
も見事に解決


では、なぜそうなったのか
一つの原因として、
「4-2-3-1」だったフォーメーションを「4-4-2」にしたことがあげられる
この変更で、
選手の分布が縦長から横長になった
横長(縦短)になったことで生じた利点は、
・縦短になったのでバックラインから中盤・前線へパスを入れやすくなった
・最前線が突っ込みすぎず相手バックラインとGKの間に隙間が残った
・選手同士の距離が適度に遠くなったため密集しすぎが回避された
あたりでしょう
大量得点が可能になったのは、
裏に抜け出せたことと、
選手間の距離が開いたことで相手選手の密度が減少したことで、
パスを通せる隙間が増えたからじゃないでしょうか

じゃあ得点が取れてよかったね、なのかというと、
欠点もある
横長縦短になっているのに、
中盤と前線が前からプレスをしていったことで、
中盤とバックラインの間が開きすぎた
中盤を突破されて、
あるいは中盤を飛ばされて、
バックラインと相手FWとの少数勝負に持ち込まれた場面が多く、
そしてチンチンにされた
この試合では、
これまでのアジア相手と前線守備でごまかされていた、
「センターバックの個の力」の不足が露呈した
トゥーリオさんも中澤も、
中盤と連動してあがる判断力があるわけでもなく、
裏に抜けられて追いつけるわけでもなく、
世界レベルのFW相手に競り勝てるわけでもない
このポジションこそ、
もっと若手をテストしましょうよ


で、まぁ、総括すると、
超密集プレスを採用しないで、
比較的選手間の距離を広くとれば、
パスもつながり裏をとってゴールにも迫れるということがわかりました
でもこれって、
オシム時代のアジアカップでやってたことなんだよね
あらあら



選手交代以降に大量得点したので、
結果的に見れば投入された選手がよかったことになるんだけど、
前田、よかったですよ
Jリーグで見せるパフォーマンスと比べるとまだまだだけど、
ポストプレーヤーとしてのキープ力、
落とした後に常に見せる裏への無駄走り、
いいねぇ
前後の動きで裏を狙う前田
横の動きから縦に加速する玉田
この二人の組み合わせが見たかった


稲本のゴールは、
その前のパスが強かったらファーでドフリーの本田まで回ってたのにね
その辺は、稲本が強運すぎるってコトかな


二戦を通じて感じたことは、
俊輔の代わりは誰かでつとまるけど、
遠藤の代わりはいないなぁ
体弱いのに、心配
オランダ戦とは違い、
今回は戦術の確認というよりは、
新メンバーのテストという意味合いが強くなるだろう
フォーメーションも変えるかもしれないらしい(2トップ説)


そんなわけで、
今日は「オランダ戦からの修正点」に焦点を置いて見てみようと思う

・ハイプレスの連続で疲れてしまった
この一因として、
「DFラインで落ち着いて回すことができない」ことがあげられる
日本のセンターバックは足下あるいはパス出しに大いに不安があるので、
プレッシャーを受けると縦ポンをしてしまう
これでは前線はいつまでも休めないしポゼッションも高まらない
ガーナ戦では、
「センターバックと中盤の底によるゆとりあるボールの支配」
ができたかどうかを見たい

・フィニッシュに持ち込めない
これは、
ハイプレスでボールを奪った後に、
後ろや横にボールを動かしすぎることが原因でしょう
だから奪った直後のプレーのチョイスに注目
・一気に裏へ抜ける
・ゴール正面のFWに当てて、誰かがそれを追い抜く
ができれば良いのかな
あるいは、上に書いた通り、
いったん後ろに戻してのんびりするのもアリ
そうすれば相手の上下動が多くなるから、バテてもらえる
これはフィニッシュの形じゃないけどね


先発
 川
内中闘長
 ハ遠
俊憲岡
  玉

これまでの岡田代表で、
もっともうまくいっているメンバーで試合開始
アジア予選を勝ち抜いたシステムで欧州の一線級と戦う

守備の連動性がすばらしい
穴になりそうなところを中盤以下が待たずに飛び出して埋めるから、
ボールの獲りどころが高くなり守備は安心、攻撃もまずまず
パス回しも近い距離感で的確
裏を狙う動きもチョイチョイと出ていい
すばらしい前半だったと言っていいでしょう

後半は噂の本田さん投入
やはりまったく動かず
守備の連動がなくなりボールを獲れないから攻撃もできない
後半の後半には体力も落ちてきてもう何もできない
ズタズタで0-3


総括
今回は試合前に二つのテーマをあげましたので、その確認

・世界レベルのアウェー戦
アジアレベルで実践してきた岡田サッカーが、
はたして世界の一線級に通じるのであろうか、
というW杯に向けて確認しておきたいポイント
これは意外とクリアしたんじゃないかな、という気がする
もちろんオランダが全力じゃなかったとか言い分はあるだろうけど、
それでも「なんとかなりそうだ」程度の感触を持つことは、
決して勘違いではないだろう

・欧州組
いつも呼べない欧州組の評価ですが、
結局いつもいないで今回出たのは本田だけ
そして、予想通り、ダメでしたね
走らないことはもとより、1vs1でも何もしていない
もう試す必要もないね
本田個人は、ビッグクラブに移籍して、
使ってもらえない環境の中で何をすべきかを心にすりこむべき
小クラブの王様のままでは勘違いが治らない


・そのほかの点
トゥリオが危なっかしい
遠藤の要求を無視してロングフィードを狙いすぎ
怪我しがちだし、トゥリオ無しのパターンも用意しておくべき
意外とうまくいくと思う
中澤は足元が下手なりに丁寧にすばやく遠藤や長谷部に預けていた

内田はボールが遠いときの守備位置があやしい
日本の左から相手のクロスがファーまで来た時に危機一杯
ロッベンをつぶしたように速さはあるんだから、あとは頭

攻撃は、
守備と連動していて分離できないのだけど、
今のシステムでもそれなりにはうまくいくと思う
ミドルの数が増えるとバイタルに隙間が作れるのではないかな

後半からバテてチンチンにされたという意見もあるけども、
連動性の低い本田君が入ったせいで中盤が機能しなかったことの方が問題
控えには前線のジョーカーもほしいけど中盤のスペアがほしい
現在のシステムを前後半通して実行しきれる選手の選考が期待される
寿人と柏木をセットで投入するとか面白そうだけどね
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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