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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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スタートの布陣は4-2-3-1
本田
松井大久保長谷部
遠藤阿部
長友釣男中澤駒野
川島
試合後岡田コメント「攻撃的な布陣でスタートした」
今大会ドリブルが切れる大久保をセンターに配置し、
スピードに劣るデンマーク守備陣を混乱に陥れる作戦と思われる
また相手のストロングポイントである右サイド(日本の左サイド)に松井を置き、
そこを起点にすることで相手右ハーフを後ろに下がらせ、
さらにファーに走り込める長谷部を配置しゴールをうかがう、と考えたのだろう
これが大失敗
試合開始直後からデンマークにポンポンとパスをつながれる
原因は、中盤底が2枚な上に阿部がベントナーをケアする必要があるせいで、
遠藤が思いきった守備ができないこと
前4枚と後ろ6枚のチェックが連動しないままズルズルいきかけたが、
15分頃からオランダ戦のシステム4-1-4-1にシフト
試合後岡田コメント「最初の布陣がうまくいかなかったのですぐに修正した」

これと前後するタイミングで松井の惜しい場面
続く右サイドからのFKを本田が決める
その後は4-1-4-1がはまり守備はカッチリ
遠藤のFKで追加
実質3点の余裕ができたため、
かえって守備的になりすぎずに試合を進める
結果オーライ

日本の攻撃は本田が相手陣ファーサイドに流れ長いボールを受けるのが起点
外に流れて受けるため相手の陣形が歪み、
本田の外側を駒野や長友が、内側を長谷部や遠藤、大久保が走り、チャンスを作る
これは良い感じ
(まぁ、この作戦なら本田じゃなくていいだろ、ってツッコミはあるが)

厳しめのレフェリーが相手シミュレーション気味の長谷部ファウルを取ってPK
川島はじくも決められる
しかし遠藤-大久保-本田-岡崎(さらに外に駒野)の連動した攻撃でゴール
3-1

パワープレーに出てくるデンマーク
高いのが3枚入ってくると、
釣男中澤で足りずに対応に苦労
阿部がDFラインに吸収され、
長谷部が中盤のそこに入る5-1-3-1のような陣形
中盤に隙が大きくなり、より相手が放り込むチャンスが増える
特にファーサイドを狙われる
釣男-長友や中澤-駒野の凸凹ギャップに入り込まれる
これは危険
しかしトマソンがPK後にももを痛めていたようで使えず、
何とか事なきを得る

後半ロスタイム
通常なら相手陣コーナーで時間を稼ぐところだが、
本田はそこから切り込んでシュート
3点の余裕があることを考えると、狙いはよろしい
あとは決めるだけ

試合終了
3-1
日本E組2位通過 
めでたし


試合後オシムコメント (覚えている感じで)
「今日の勝利は日本のサッカーにとって非常に有意義」
「Jリーグ、日本のサッカーでもコレクティブに戦えば世界と戦えることを示した」
「特に若い世代にとってこの勝利は重要」
「とはいえ、まだまだ課題がある」
「コレクティブかつリスクをとるプレーができる選手がいるがアイデアが欠けている」
「今日は私は話すべきではないかもしれない(小言を言ってしまうから)」
「私はまだ日本人ではないのかもしれない」
「次の試合には日本製のネクタイを締めてきて、皆さんと喜びを共有したい」



まずは岡田
十分にスカウティングができているはずのデンマークを相手に、
まったく機能しない布陣でスタートした戦術ミスは万死に値する
立ち上がり10分で失点していたらどうなっていたか
岡田の理想はただの空想で、本当に無能な戦術家だと思う
が、
その後に理想をかなぐり捨てて現実路線にシフトする変わり身の早さと、
それで上手くいけば良しと自分を納得させ、
ガンコに自分の戦術に固執し理想に殉ずることがないというのは、
監督としてはそれはそれでアリ
が、
大きな視点で、
"日本サッカーのモデルとしての代表監督"としては、
あまりに近視的で(見るからに近視だけど)、ダメ
「密集での連動性の高い短いパスで崩しきる」という攻撃のアイデアを放棄して、
「足下オラオラ系の本田・松井・大久保に頼った攻撃陣」を打ち出したことで、
子供達はみんなオラオラ系を目指して練習に取り組んでしまうだろう
日本サッカー界の向こう10年間が退化の道を歩むことが懸念される
本当に困った監督だ
もし優勝したとしても、
もう現場レベルでは関わらないでほしいものです


本田
FKは良い面が出た
ワントップとしてのボールの受け方も悪くなかった
しかし相手を振り切るスピードも、
絶対的に競り勝つ高さと強さもないので、
特徴である強いシュートの打てないワントップでは、
結果的に「単なる普通のFW」に成り下がってしまった
また体力を温存するにしても、まだまだ前線守備に貢献できる
今日は合格点だが、次はどうなるのやらという不安感はぬぐえない

大久保
よくファイトしております(無駄なファウルも多い)
気持ちが入っているときは守備も頑張れる
しかし持ちすぎ、自分でシュート狙いすぎ
お前のシュートは大した事ないぞ

松井
良くも悪くもフワフワ感
45分間は戦えるし、スタメンの方がプレーが制御されている
(交代で入るとオラオラ度が増して使い物にならない印象)

遠藤
リスクをとって良く前線に顔を出した
スピードが無い分を出足の早さで補い十分に仕事をしている
FKもエレガント
周りに恵まれればもっと彼のパス能力が活きるのだが、
岡田の選ぶメンバーでは本来の輝きは見られないのが残念

長谷部
よくファイトしております
欲を言えば最初のシュートは枠にいってほしかった
審判と積極的にコミュニケーションをとっており、
海外組のフィールドプレーヤーがゲームキャプテンをする意味を感じさせる
まぁ、本人がPKを取られてしまいましたけどね

阿部
お疲れさまです
アンカーとして大活躍
地味な仕事を粛々としている

長友
相変わらず激しい上下動
マークもがんばったが、やはり高さで負ける部分がある
競り合いで前に入られるとプレッシャーをかけることすらできない
サイドで受けて切り込んだ後のアイデアが乏しいのが今後の課題
(羽生ならスルーパスが出せる、とオシムツイート)

駒野
激しい上下動
攻守に奮闘している
クロスも上げきっていた
ウッチーの登場で日陰暮らしが続いていたのに、
いきなり本番でフィットしてくるところはサスガ

中澤
スピード・パスサッカーには弱いが、
ゆったり高さ勝負なら負けない
だから今日は良い方向に
それでも何度か危ういシーンはあった

釣男
今日もガマンできました
よろしい
冷静にプレーすれば実力はワールドクラスですよ

川島
PKも触ったし、苦手のミドルもちゃんとはじき出した
うちのヨメが「このキーパーはキックの精度が良いね」と言っていた
特にそう感じたことはないが、素人にそう思わせるのはスゴイね

岡崎
ドタンバでのスタメン剥奪も腐らずスーパーサブをこなす
3点目はご褒美だね
よく走っていて好感度高し

今野・稲本
試合をクローズする役割をまっとう
試合後の笑顔が素晴らしかった
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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