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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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途中まで書いたのにブラウザが落ちて全部消えた
悲しい

有人潜水艇の意義について
「しんかい6500」が華々しい成果をあげているものの、
「そろそろ次を」という段階に差し掛かっている

一つは技術継承
「しんかい2000」計画が動き出したのは40年前
当時のメンバーはほとんど定年を迎えている
計画の立ち上がりが遅れると現場の技術者に困難が

一つは深海世界観
ビデオカメラ映像は解像度の点で肉眼と相違ないが、
拡がりや奥行き、躍動感はやはり肉眼で見なければ感じられない
「ハイビジョンで見る世界遺産DVD」も良いけど、
やはり現地で行って見ると違うのと同じ
潜水艇で肉眼観察し、深海世界観を身につけることなしに、
単にビデオイメージの蓄積だけでは、
やはり「そこで何が起こっているか」という(科学的)想像力に限界がある

まぁJAXAさんのスペースシャトルなんかも同じようなテーマなのだろうけども、
それに比べれば費用は割安で何度も使用できるし、
宇宙業界でのNASAとJAXAの対比を考えると、
海洋業界でのJAMSTECはWHOIやSIOに対して、
負けていないと思うけども、どうかな
 

次に作るならFullDepthだろう
8000m潜れれば99%の海底を網羅できる
11000mまでの装備を備えることに意味があるのか
別にROVで調査すれば良いじゃないか
それはごもっともなのである
なので、
「夢」
という部分だけを突き詰めて、
理解してもらうほかなかろう

とりあえず訓練潜航に文科大臣を載せればいいんじゃないかと


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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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