自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
2020年7月の転載。
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2号(8歳)が、1号(9歳)を一方的に叩いて泣かせたらしい。1号から通報があって発覚。2号に、叩いて泣かせたのに謝らなかった理由を聞いたら、
「謝ったら悪いことをしたことになり怒られるので謝らなかった。謝らなければ何もやってないと言い張れるから」
とのこと。本当に頭の良さに対して心が追いついておらず、特に共感性が欠如しておる。叱るこちらも一苦労。
叱責の理由について順を追って説明をはじめると、三ぐらいの時点で十までの展開を正確に理解する。だから三ぐらいのところで「これからどういう話をすると思う?」と振ると、本当に「三四五六七八九十」とスラスラ答える。そこまでわかってるならちゃんとやれよ!とブチギレたくなるのはグッとガマン。
そして今日はついに3号(5歳)に対しても同じレベルでの説教をやった(同案件だが2号を終えてから別立てでやった)。はじめは大袈裟に泣いたりトボけたりして誤魔化そうとしていたが、ゴマカシをする度に黙ってジッと待ってから話を元に戻して続けたら、段々と誤魔化せないことを理解したようで、ついに恐怖を覚えたのか呼吸が乱れる本気泣きになった。2号と違って、これ以上の具体的な話はしなかったが、とにかくもう、本気で話をすれば理解できることはわかった。
1号や2号が、成長してこういう叱責の対象から抜け出してくれれば、こちらのこういう説教負担は軽減されるのだろうが、少なくともあと五年ぐらいは、三人相手にこれをせねばならぬと思うと、ほんとしんどい。。。
一夜あけた今日は、予告なく2号を「ラーメンに行く」と連れ出して、90分間の散歩。2号と二人で出かけるのは珍しいことで、嬉しそうにしていた(2号は出かける直前まで出たくないとゴネるので面倒くさくていつもは連れ出さない)。歩いている間、目的地までの距離と経過時間の話から、歩いている速度(時速)の計算をさせてみた。
「90分で7.5kmだから、キミの歩く時速は5km/hだね」
「新幹線の速度は250km/hだよね。新幹線は東京ー大阪を約2時間で走ります。じゃあ距離は?」
「キミが疲れないで寝ないで休まないで歩き続けたら何時間で大阪につく?」
「キミが疲れて寝て休んで、それでも毎日歩き続けたら、何日で大阪につく?」
「東京ー大阪の移動が2万円。店の時給が1000円。何時間働けば新幹線のれる?」
「歩いて移動するのと、働いてから新幹線で移動するのと、どっちが良いかな?」
とかなんとか。最終的な結論は「1日8時間だけ歩けば、12日ちょっとで行ける」「週に1日は歩かないで休む日を設ければ、2週間で行ける」「今年の夏休みは2週間ちょっとだから、歩いて行って、新幹線で帰れば学校を休まなくてすむ」とのこと。その計画には付き合わないぞ。
歩いて暑くて疲れたからラーメンじゃ無くて蕎麦が良いと言い出したが、父はラーメンが食べたくて歩いたので、譲歩せず、2号にはつけ麺を食べさせた。
帰りは電車に乗り「13分99円!しかも冷房付き!さらに座ってるだけ!電車すごい!」と興奮していた。早速、教育の効果が出た。してやったり。
自宅最寄り駅前のソフトクリーム屋でクリームソーダを与える。「下校時にいつも見ていて食べたかった」と目を輝かせておった。このあたりは8歳。
という具合で、叱責した後のご機嫌取りというか、関係修復に半日をあてて、散歩の疲労をビールで癒しているうちに、休日が終わるのであった。
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2号(8歳)が、1号(9歳)を一方的に叩いて泣かせたらしい。1号から通報があって発覚。2号に、叩いて泣かせたのに謝らなかった理由を聞いたら、
「謝ったら悪いことをしたことになり怒られるので謝らなかった。謝らなければ何もやってないと言い張れるから」
とのこと。本当に頭の良さに対して心が追いついておらず、特に共感性が欠如しておる。叱るこちらも一苦労。
叱責の理由について順を追って説明をはじめると、三ぐらいの時点で十までの展開を正確に理解する。だから三ぐらいのところで「これからどういう話をすると思う?」と振ると、本当に「三四五六七八九十」とスラスラ答える。そこまでわかってるならちゃんとやれよ!とブチギレたくなるのはグッとガマン。
そして今日はついに3号(5歳)に対しても同じレベルでの説教をやった(同案件だが2号を終えてから別立てでやった)。はじめは大袈裟に泣いたりトボけたりして誤魔化そうとしていたが、ゴマカシをする度に黙ってジッと待ってから話を元に戻して続けたら、段々と誤魔化せないことを理解したようで、ついに恐怖を覚えたのか呼吸が乱れる本気泣きになった。2号と違って、これ以上の具体的な話はしなかったが、とにかくもう、本気で話をすれば理解できることはわかった。
1号や2号が、成長してこういう叱責の対象から抜け出してくれれば、こちらのこういう説教負担は軽減されるのだろうが、少なくともあと五年ぐらいは、三人相手にこれをせねばならぬと思うと、ほんとしんどい。。。
一夜あけた今日は、予告なく2号を「ラーメンに行く」と連れ出して、90分間の散歩。2号と二人で出かけるのは珍しいことで、嬉しそうにしていた(2号は出かける直前まで出たくないとゴネるので面倒くさくていつもは連れ出さない)。歩いている間、目的地までの距離と経過時間の話から、歩いている速度(時速)の計算をさせてみた。
「90分で7.5kmだから、キミの歩く時速は5km/hだね」
「新幹線の速度は250km/hだよね。新幹線は東京ー大阪を約2時間で走ります。じゃあ距離は?」
「キミが疲れないで寝ないで休まないで歩き続けたら何時間で大阪につく?」
「キミが疲れて寝て休んで、それでも毎日歩き続けたら、何日で大阪につく?」
「東京ー大阪の移動が2万円。店の時給が1000円。何時間働けば新幹線のれる?」
「歩いて移動するのと、働いてから新幹線で移動するのと、どっちが良いかな?」
とかなんとか。最終的な結論は「1日8時間だけ歩けば、12日ちょっとで行ける」「週に1日は歩かないで休む日を設ければ、2週間で行ける」「今年の夏休みは2週間ちょっとだから、歩いて行って、新幹線で帰れば学校を休まなくてすむ」とのこと。その計画には付き合わないぞ。
歩いて暑くて疲れたからラーメンじゃ無くて蕎麦が良いと言い出したが、父はラーメンが食べたくて歩いたので、譲歩せず、2号にはつけ麺を食べさせた。
帰りは電車に乗り「13分99円!しかも冷房付き!さらに座ってるだけ!電車すごい!」と興奮していた。早速、教育の効果が出た。してやったり。
自宅最寄り駅前のソフトクリーム屋でクリームソーダを与える。「下校時にいつも見ていて食べたかった」と目を輝かせておった。このあたりは8歳。
という具合で、叱責した後のご機嫌取りというか、関係修復に半日をあてて、散歩の疲労をビールで癒しているうちに、休日が終わるのであった。
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