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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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山本義隆
「専門のことであろうが、専門外のことであろうが、要するにものごとを白分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため。たったそれだけのことです。そのために勉強するのです」
「外国では、自己主張しない人間は単に不勉強で無能だと思われるだけです」



立川涼
「決められた時間で自分の意見を明確に理解させ、あるいは決められた字数で速く必要なものを書くことは、専門にかかわらず、きわめて重要なことです」「日本語の表現能力は一生の問題です」

出口治明
「学ぶ方法は三つある...一つは本、活字から学ぶこと、二つ目は、旅、自分の脚で歩いて世界から学ぶこと、そして、人、人間に会って話を聞いて学ぶこと」
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「人類はこのまま科学研究を続けていて良いのか」みたいな話を,
たぶん学会誌に投稿する。

「今の日本の大学って,全然うまくいってないよね」みたいな話を,
学術誌か,一般書として投稿する。

ここにはそのネタを書きためていく。

ということを,
これまで通りの研究活動を続けながら並行してやる。

自分自身が口に糊するためにやっている仕事を否定する文章を書くというのは,
精神的にかなりつらい取り組みになると思うけど,
それはそれで,やりきらないと。

まぁそんなこんなで,
ツイッタに考えたことを放流しているといっこうに貯まらないので,
あちらはメモ・拡散用の情報botにして,
考えたことはこちらに,細々でも,書きためていくという棲み分けにしようと。
【1:Thunderbirdのフォルダ指定先を作る】
Thunderbirdのメイルボックスは【/ユーザ/ライブラリ/Thunderbird】にある。
しかしこれは不可視になっていて「メイル.app」でのファイル指定では見つけられない。
そこでまず「Finder」ツールバーでoptionキーを押しながら「移動」をクリックし「ライブラリ」を選択。
そこに「Thunderbird」フォルダが見えたらこれのエイリアスを作成し,
デスクトップなど通常のFinder操作で表示される領域に置く。

【2:メイル.appでの取り込み】
「メイル.app/ファイル/メールボックスの読み込み」で,
上記エイリアスを指定。
移行したいフォルダを選択して取り込み。
終了したらエイリアスを消去。




昔のメイルをサーベイしたら,
2011年1月ー5月のデータが抜けていたので再移行。


特にアレというわけではないが,
今年度は勝負の一年になると思われるので,
勝負します。

大将から珍しく「年度頭訓示」があったが,
まさに言われていた通りで,
職員として,JAMSTECのために何を為したのか,
という側面を,あえて見せていかねば,生きていけないのだろう。

はっきり言ってしまえば,
ボクの場合はそんなことまったく関係ないけど,
やっぱり研究者としての実力はある仲間が,
そういう理由で研究から離れる姿はあまり見たくないので,
そういうのも気にはしていきたいな,とも。

とはいえ,
実力社会ですから,
最初と最後にものを言うのは実力だと思いますが。
月曜ぐらいから側頭部にポツポツができて痒いなと思っていて,
でもまぁ痒いのはいつものことなので放置していたら,
どんどんと拡がってきて,
「こりゃヘルペスだな」と確信したのが水曜。

木曜朝に滋賀から連絡を受け,
いそいで観測の準備をして帰宅。

出張ついでにアピタの病院で診断。
「重症のヘルペス。なめとったら後遺症のこるよ。」
とのことで,
抗ウイルス剤バルトレックス2錠3食後7日間と,
「絶対安静」を告げられる。
「この足で滋賀に行って琵琶湖で観測なんすけど」
って言ってみたら,
「良いとは言えませんが,止めはしません。あなたの身体ですから。」
だと。

夜に安城について一泊。
朝イチの鈍行で大垣経由南彦根。
ベタ凪の中で琵琶湖北部の最深部で観測。
AORIのS教授とスイスからのTomonagaさんと。

観測後,そのまま横浜まで戻り,
土日は一歩も外に出ず療養。
改善傾向。
31日月曜から通常営業。

表層H2論文の改訂稿を共著者に回覧。
再投稿締切は4月15日。

いつも勉強させていただくツイッター芸人(?)の増田聡さん

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「当社ではキレイ事だけを恥ずかしげなく言えて汚れ仕事を厭わない従順な人材を求めております」と正直に伝える勇気が不足している
@smasuda
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自分の周りをみても,
「キレイゴトを言いながらも汚れ仕事を厭わない従順な態度を部下に要求する上司」
とか,
「キレイゴトなんて言わずに現実を見ろ」
とか,
「汚れ仕事は誰かがやればいいんだよ」
とか,
そういうことがまかりとおってしまっているわけで。

理想的なのは,
「キレイゴトを言いながらも汚れ仕事を厭わない独立自尊の人材」
だと思うので,
それに向かって日々精進していくしかない。


「魂を汚すぐらいなら,いっそこの身体ごと捨ててやる。」
ぐらいの気概は持っていたい。
気概は。


「掻いているうちは一生そのままですからね!私に出来ることは何もない!」
と先生に叱られてしまいました。

アトピー性皮膚炎ってのは,基本的に,痒いだけで,掻かない限り皮膚は傷まない。
この大真理については,もう本当によく理解していて,
確かに自然と傷が出来るようなことはないのです。
しかし,まぁ,30年間つきあってきて,
息を吸って,水を飲むように,体を掻いてしまうわけです。

だから,もちろん対症療法として薬は色々やるけども,
とにかく掻かないこと,それだけを徹底して貫く必要がある。

対人関係のイラだち,
論文を書き進めないもどかしさ,
単にヒマな時の手遊び,
そういうものを行為に直結させない。

意志の問題であって,
つまりは自分次第の問題なのである。

しかしねぇ,わかっちゃいるけど,やめられない。

しばらくがんばります。


そんな夜に,研究生の送別会で関内。
ほぼ終電で帰宅。
酔っ払うと見境がなくなって,ついつい手が動くので,これがまた良くない。
3月21日(金)祝日。15時からフクスクサッカー。vs放医研。

すさまじい強風,先方が半分以上バスケ部員,こちらは9人など,
あまり良いコンディションではなかった。
ワガママ言ってトップ(トップ下?)に入って,ポストプレイをしようと試みる。
対外試合になるといつもドタバタするので落ち着かせるのが目的。

プレスもきつくなかったので色々出来る環境だったが,
持ち前の技術不足に加え,
強風でボールが動くのと,久々のサッカーボール(普段はフットサル)と,
自軍との連携不足で,
なんだかチグハグになってしまった。
難しい。
日頃から意思疎通をしていかないと。

3月22日(土) 普通に仕事。
3月23日(日) 午前仕事で午後からJ1観戦。


この冬はとにかく体調が悪い。
2月航海で飲み過ぎたのと,自宅で暖房して寝るのがあいまってか,
乾燥がひどい。とくに頭皮がボロボロ。
面倒なリバイスなど精神的にもしんどいし,
自炊で食生活が偏っているのも原因かもしれん。

いずれにせよ体調と日々の生活は正のフィードバックになるので,
良い方向に向かいたい。
データを前にしてアレコレ議論する。
「オレのデータ」「オレの論文」
そういうのは関係無い。
なのにフラットな議論ができない。

議論に参加するメンバーの背景の知識が異なるのは当たり前。
でも「わかってない方」に合わせていては前に進まない。
だからこそ「わかってない方」が「え?それなに?どういうこと?」って聞くのが大事。
なのに萎縮してしまって何も言わない。
それじゃ議論にならない。



【J.S.ミル「自由論」岩波文庫】
・——自分が異論と難問とを回避せずにむしろ求めてきたということ,当該の問題に対していかなる方面から投ぜられる光明をも遮断しなかったということを,知っていればこそ——彼は,同様の方法を遂行しているいかなる人物の判断よりも,またいかなる多数者の判断よりも,自分の判断のまさっているとかんがえる権利を持つのである。 p46


【ジェームズ・ワトソン「知の逆転」NHK出版新書】
・実験をするのは易しい。それだけに実験に時間を使いすぎて,考えたりいろいろ議論したりする時間が足りないですね。私たちの頃は,夏の間中実験をせず,秋になったらどのような実験をすべきかを毎日のように話し合った。 ——「サイエンスは非常に社交的なものだ。だから常に己の敵の近くにいるように」 p270

・単に出来るというだけの理由でこれをやっているのであって,それが決定的な結果をもたらすものではないのではないかと。多くの人は,非常に忙しく立ち働いているけども,深く考えずに,単にそれができるからそうしているだけのことなんですね。 p286


【高井研「微生物ハンター,深海を行く」イーストプレス】
・もちろん互いの専門用語に対する不慣れ感みたいなモノはあったかもしれないけれど,そんなの「それってどういうこと?」って聞けばいいだけの話だ。 p237
いったい何をやってるんだろうか。
組織の研究でうまくいっている部分を装飾して見せる。
あとは業績一覧などの情報を渡す。
それに対し,基本的には単に研究者として,コメントをする。

この作業を通じて,何が変わるというのか。
お互いに時間を浪費しているだけではないか。
やめてしまえばいいのに。
そうしたら双方とも,少なくとも丸1日は自由な時間が出来るのに。

でも最後の評価委員総評は良かった。
総評じゃなくて,自論開陳の場になってたけど。
なぜ深海に行くのか,生命の限界を追究する意味とは,
という話に触発されたからなのか,
単に論文を書くような話ではなかったのが,良かった。

懇親会はドタバタと。
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kawagucci
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自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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