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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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準々決勝屈指の好カード
オランダvsブラジル
序盤はノリノリで攻撃を進めるブラジルペース
ブラジルにはブラジルのサッカーというものがあり、
それを皆が共有している感じ
もちろん、マイコンやルシオがグイグイあがるなど、
「打って出た」場合の破壊力も抜群
ブラジルによる先取点は、
オランダ選手が縦に並んでしまった隙をついたロングパスからロビーニョの抜けだし
すばらしい
その後もブラジルはノリノリながら、
決めきれないままに前半終了

後半開始からハイペースで攻めはじめるオランダ
ファンボメルかデヨングのどちらかがかなり高めにあがり、
スナイデルとパス交換をしてあげたりしつつ、
ロッベンにはお任せする感じ
サイドからのクロスが流れてそのままゴールでオランダ同点

試合開始からロッベンが痛がりまくってファウルをもらっていて、
それにブラジル選手がイライラしてする状況が続いていたが、
攻撃がうまくいかず2点目が入らないことも相まって、
ブラジル選手の集中力は完全に失われる(特にロビーニョ)
ロッベン踏んづけたヤツが一発退場になった
主審が日本人でなめられている感もアリアリだったし

で、CKでニアに飛び出したカイトがDFの前ですらしてスナイデルがきっちり決める
2-1
あせったブラジルはブラジルのサッカーがどんどん悪い方向にいき、
持ちすぎ、あせりすぎで、点の臭いがしない
ピッチにドゥンガがいればなぁ、なんて思いながら見ていたらタイムアップ 

試合後にオシムとオリヴェイラがブチギレてた
「後半のブラジルはひどい!」ということのようでした

ガーナvsウルグはビデオで見ようと思っていたのに、
起きたら延長戦やっていたので、延長戦だけ
両者とも熱い気持ちをだして、
終盤でもバンバン走ろうとしてた(あまり走れてなかったけど)
延長後半ロスタイムならハンドで一発退場でもOKという、
ああいうのはすごい
PK止めてPK戦に持ち込んで勝利
ウルグアイ、内容も結果もすごいぞ



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確かに、最近の大学教員の公募には、
書いてあることが多いよね

なんか、こういうのって、
本質的に女性問題を軽視していることの表れだと思うのです

女性が、男性と比べたときに、不利益を被ることなく、
研究者としてやっていくことを支援することは重要だと思う
それは、
職場環境レベルでの出産や育児における女性の肉体的・精神的負担の理解であったり、
出産育児期間と任期制という解決しがたい難問に対する落とし所の設定だったり、
そういうことだと思う

採用にあたって女性を優先するというのは、
「公募の公平性」を著しく欠くものだし、
それで女性を採用しておいて、
入ってみたらサポートありません、では、
採用された女性にとってもたまったものではない

女性問題を本質的に解決するのに必要なのは、
入り口の改善ではなく、
住み心地の改善なのです
住み心地が改善されれば、
入り口の困難にも勇気と希望を持ってチャレンジできるのです
女性が「研究者になりたい」と思わせることが重要なのです
入り口は改善されたけど住み心地は悪いという方が、
女性研究者にとっては負担が大きいことは、
少し想像すればわかることだと思う



女性優先採用の実際は、
文科省からの「女性教員比率を向上しろ」という大学側へのお達しと、
「悪いことではないから」と安易に同調している大学教員によるものだろう

一個人が研究者(大学教員)になれるか否かという重大な審査に、
性差という大学教員としての資質とはほぼ無関係な要素を組み込むのは、
研究業界の若手(男女問わず)のモチベーションを著しく低下させていると思う

いま、ポスドク問題だなんだと騒いでいるが、
もっとも重要で、
若手がもっとも望んでいることは、
「公募の公平性」
なのですよ

大学が、
世の女性と文科省に対して「ええかっこ」したいがために、
「公募の公平性」を損なうなんてのは、
あってはならない
少なくとも、
表立って表明することではない

もし女性比率を上げたくて、
女性を優先して採用したい思いがあるのなら、
それは「密室審査」の中でやってもらいたい

もちろん、女性優遇の看板を出していない公募で女性が採用されたら、
一部の落選組は、
「あいつは無能だけど女だから採用された」
と言うだろう
そういう声が採用された女性にとって負担となることも理解できる
でも、
そんなのは負け犬の遠吠えであって、
審査する側は「公平に審査した」と強弁すればいいし、
採用された女性も「公平な審査の結果だ」と強い気持ちを持てば良いと思う
(つらいけどね) 

「密室審査」であることと「公募の公平性が損なわれること」は、
まったく同一ではない
というか、
審査がオープンになるなんてことは、
ありえない筋の話で、
そんなことを期待するヤツはアホです
審査というのは、
密室でやるものなのです
そうじゃなきゃ、
審査なんてできやしませんよ
特に人事審査は、ねぇ




大学教員・研究者というのは、
一般企業に比べれば、
仕事と出産・育児の両立が比較的容易な職種だと思う
今はほとんど裁量労働制だし、
仕事の大半はメールや書類だから場所を問わないしね

大学教員の居室は一人部屋だったりするし、
むしろ育児期は教授クラス用の広めの部屋をあてがう、
なんて工夫も大学なら出来るだろう

おおがかりな作戦としては、
全学共通の「育児期教員棟」ってのを学内に作って、
乳幼児を連れた教員は一時的にそこに居室を移す、なんてのはどうか
そこにパート保育士を雇っておけば、
授業や会議に出るときは、他の教員や保育士が子供を見てくれる、という仕組み
子供の泣き声、騒ぎ声を一カ所に押し込める役割も期待できるかもね
そういうことになら、文科省もお金を出してくれるはず

あとは、
任期制との兼ね合いについて、
皆が受け入れざるを得ない妙案をひねり出すことができれば、
意外と良い方向に向くのではないかと思う

本質的に重要なことは、
他の教員が出産育児に対して理解を示すことでしょうね

ボクも子供が産まれたら、
あえて職場での育児に取り組んでみたいと思っている
やってみなきゃわからないことがあるだろうからね



少子化については昔のエントリーをどうぞ

すべて私見であり、学会の意見ではありませんので、あしからず

財政的な視点で考えて、出版販売権を出版社に移すことには賛成
学会と学会誌は編集権のみで関わりを持ち、
出版社と学会の間の金銭フラックスを極力ゼロに落とし込むべき
(黒字は諦め、赤字リスクを避ける)

オープンアクセスジャーナルという道も検討すべし
オープンアクセス化するメリットとして、
・世界中の研究者がアクセスできるため、被引用数が増加する(学会誌の魅力向上)
・学会員には、査読を早くする、投稿料割引などのサービス(学会誌を目的とした新規会員獲得の促進)
・出版社は、投稿料のみで利益を生み出せるため、販売努力をする必要がない(出版社の負担軽)
・電子化が進む中で、雑誌体の購読者(機関)は減少すると考えられる(雑誌販売の先細りへの布石)
が、想定されます

一方デメリットとして、
・投稿料収入確保のための安易なアクセプトの乱発(学会誌の質の低下)
・投稿者の金銭的負担が増大(投稿数減少の危険性)
・従来の雑誌体との連続性の断絶(オープンアクセスかつ雑誌体継続は経費的にありえない??)
が、想定されます

しかしデメリットについては、正論を振りかざすと、
「会員が積極的に良い論文を投稿すれば良い」
「研究者の分身である論文の投稿先を値段で決めるとは何事か」
というような言い分がありえる気がします

大型研究費を持っている研究者は多くの研究成果を出すということになりますから、
投稿料が苦にならない研究者からの相当数の投稿は確保できると思われ、
学会誌としては問題ないような気もします
一方、
ナケナシの研究費で論文を仕上げた学会員が学会誌に投稿出来ないという事態は、
弱者切り捨てのような話になってしまうので、学会としての検討課題です
実際どの程度の投稿料が設定されるかも、出版社に検討してもらう必要があるでしょう
というようなヤリトリをして、 今朝こんなブログエントリーを見つけた どうしたものかね




 
午前中にステンレス管を巻き巻きして、
午後からマナブと詰め詰め
明日にはラインができそう
完全お手製のGC

こういうのに手間暇をかけずに、
お金で解決してしまうような研究者になりたい
少なくとも現状、自作にこだわれるほど余裕がない
まぁ、学生がいたりすると、
「カラムは買うものじゃなく作るもの」って思わせることも重要かもしれず、
そうなると、やはり自作になるのだけどね
とりあえず、
お金は仕事を減らす(早くこなす)ために使いたい
お金を手に入れたからって仕事を増やしたら、
仕事インフレだ

夜は某機構の女性職員さん達と飲み会だったのだが、
出発しようとしたら自転車がパンクしてて、
こりゃ間に合わない、って感じだったんだけど、
シブゾーさんのバイクに助けられて何とか到着
結局4-3の合コンみたいな感じで飲み会
何を話していたかなんて、ココに書けるわけ無いんですけど、
楽しかったです
適当な間隔で定例会にしたいものですね



 
パラグアイ18番バルテス
PK戦後に悲願のベスト8に沸くパラグアイチームから離れて駒野に駆け寄っての一言


全世界が泣いた



「誰が聞いとったんや!!」
「スペイン-ポルトガルは日本戦の後では?」
ってツッコミは無粋なので却下

こういう創作は正義です



オシムはスカパーで特別コメンテーターをしていて、
日本戦では、試合前・ハーフ・試合後の中継に加え、
試合中もツイッターでコメントを読むことができます

たとえばパラグアイ戦の全文はコチラで読めます
抜粋するのが憚られるぐらいの金言です

これを生で聞きながらの観戦、最高でした
スカパー!本当にありがとう!



オシムはユーゴ紛争を経験したことから、
ナショナリズムの高揚やメディアによる大衆コントロールを、
「あってはならない危険なことが起こるきっかけ」であると主張し、
メディアに露出する際には非常に慎重なコメントしか出さないことで有名です
そのオシムが、このパラグアイ戦に際して、
青シャツ・青スーツ・青ネクタイという、
ジャパンブルーに身を包んでいどんだのを見て、
オシムの日本に対する、そして現代表チームに対する深い愛情に触れ、
涙が出る思いでした
そして、オシムの間近でその様子を見続けた通訳さんのブログにある、
オシムのジャパンブルーの真意を読んで、
あらためてこの爺さんに出会えた感謝を覚えたのでした

ありがとう、オシム
これからも日本サッカーを愛し続けてください
「シュワーボ、オスタニ!」


 

0-0 PK戦3-5
負けました

先発は予選リーグと同じ
これまで上手くいっている4-1-4-1でスタート
両チームとも守備がちな慎重な立ち上がり
パラグアイに簡単なパスミスが目立つ
ピッチにフィット出来ていない様子
日本は順調に守備ブロックが働き不安がない
パラのCB2枚とアンカーボランチ(20番、この試合が初先発らしい)の三角形が、
まったくビルドアップできていない
日本としては、ここでW杯直前までやっていた「ハエたかりプレス」をやるべきだった
しかし、後ろに重心を置いたまま試合は膠着

前半30分過ぎから日本が遠藤を上げて4-2-3-1にシフト
デンマーク戦で試した大久保センターよりは機能するものの、
後6枚と前4枚の距離が広がってしまい、
ここからボールの行き交いが激しくなる
日本にとっては良くない兆候
前線に縦の関係を作ったのだから、
DFラインを高く設定しないと・・・

その後は淡々とゲームが進む
松井に代えて岡崎
阿部(!)に代えてケンゴ(なぜ大久保じゃない!?)
大久保に代えて玉田
ケンゴがチームにリズムをもたらし、
玉田&岡崎で形を作るも決めきれず
あいかわらず交代策が上手くはまらない
延長もそのままズルズルでPK

120分間ではMOMと呼べる働きをした駒野が外してしまい終戦



結局岡田は、
偶然ながら手にした輝ける4-1-4-1(岡田は4-3-3というけど)システムから、
何も積み上げることも出来ず、
メンバーとシステムをただ単に消費しただけだった
その結果が「W杯ベスト16」なのである(世界16位ではない)

「ハエたかりプレス」から「4-1-4-1」へのシフトは上手くいった
俊輔・内田・玉田・ケンゴを外し、
本田・松井・阿部・駒野を入れるチェンジも上手くいった
しかし、一方向に、不可逆的にシフト・チェンジしてしまっては意味がない
両システムを相手や時間帯によって使い分けたり、
同一システムの中でメンバーの組み合わせを代えることでニュアンスを変えたり、
そういうギアチェンジを主体的にできなければ、
勝つチームにはなれない

「ハエたかりプレス」は前線でボールを奪いゴールに迫る「勝つサッカー」であり、
「4-1-4-1」は堅牢なブロックからカウンターを仕掛ける「負けないサッカー」である
岡田はドタンバでリスクから逃げ負けないサッカーを選択し、
その結果、
今大会まったく良いところのなかったカメルーンから勝ちを拾い、
1点アドバンテージという優位から直接FK2本で相手の精神を打ち砕き勝利したのみで、
実際のところ、決勝トーナメントの立ち上がりでさえ、
勝ちには行っていないのだ

岡田が勝ちに、つまり点を取りに行ったのは、
1点のアドバンテージがあったデンマーク戦の立ち上がり10分と、
最低限の結果を残した後の決勝トーナメントパラグアイ戦の前半30分以降だけで、
(そしてどちらも上手くいったとは言い難く)、
つまり今大会の岡田の作戦とは「リスクを最低限にする」サッカーであり、
「負けないサッカー」なのである
引き分けが価値を持つ予選リーグの戦い方としては、
賞賛はできないものの、否定することもできない方法ではある
しかし、勝たなければならない決勝トーナメントで、
「負けないサッカー」をする意味がどこにあるのか
結果が示す様に、PK戦という運任せで敗れた原因は、
PK戦の練習不足などではなく、
90分で勝つサッカーを初めから採用しなかったことにあるのではないだろうか
「負けないサッカー」でも「W杯ベスト16」には到達できる
しかし、
「負けないサッカー」では、「W杯ベスト8」には到底到達できないのである


岡田が理想のサッカーをかなぐり捨てて負けないサッカーを選択するのは、
札幌でも横浜でも、Jリーグを見ている人にとっては「おなじみの光景」である
当時から「ドン引きDFと強力FWの個人技」によって勝ちを拾う作戦で、
早い段階で短期的に結果は出すものの常勝チームを作り上げることはできず、
岡田後には「ぺんぺん草も生えない状態」に陥ってしまっている
札幌や横浜など、クラブチームであれば、それでも良いだろう
しかし、これが代表の、日本サッカーのシンボルとなると、話は変わる

「岡田の4-1-4-1」は、
代表戦以外に興味を持たない大多数の日本人サッカーファンにとっては、
日本サッカーのスタンダードとなってしまったのである
代表戦でしかサッカーを知らない子供とその親御さんが、
一生懸命にFKの練習をしている姿を想像すると、
暗澹たる気持ちにならずにはいられない

試合後のピッチインタビューで長谷部が、
「みなさんJリーグに足を運んで応援してください」
と言い、
オシムがグラーツから、
「これからもJリーグ、日本人サッカー選手、日本サッカーを応援してください」
と言ったのに、
岡田はこの試合後も、またしても、
「そんなことまで考えていない」
と言い放った
それはもちろん、日本代表チームの監督としては良いのだろうけど、
日本サッカー界のシンボルとしてはどうなのか

ジーコJAPAN下で何も積み上げることができなかった「失われた4年間」と同様、
オシム以後の2年半と今からの4年間が、
「失われた6年半」となってしまわぬよう、
メディアを先頭に今大会を総括し、
次につなげてほしいものである
(まぁ、ムリでしょうけど・・・)



最後に、
選手および関係者の皆さま(岡田監督を含め)に、
感謝と敬意を表します
おつかれさまでした
 


うちのHDDをサーベイしたけど、
なぜかパラグアイの試合がスッポリ抜け落ちてた・・・
なので、相手は無しで、考察

たぶん、今の日本のシステムで弱いのは、
縦の入れ替わりを使った攻撃をされることと、
サイドの奥に侵入されること
これをされると、
阿部が最終ラインに吸収されてしまう
失点パターンはこれでしょう
もしくは、
上がりすぎた後に中澤がスピードで振り切られるか

攻撃の部分では、
堅守速攻と伝え聞くパラグアイ相手では、
松井大久保は輝くことができず、
イライラして走らなくなる
さらに笛を吹きがちだと噂される主審ですから、
大久保は目をつけられて一発レッド、なんて展開に、なるかもね


松井と大久保がケンゴと岡崎に変われば、
遠藤のパートナーと受け手になれるから、
良いのにね


まぁ、がんばってください
7/4-7/7 長崎航海
7/20 航海プロポ2件〆
7/23-8/8 マリアナ航海
8/20-8/24 鹿児島航海
8/28-9/3 沖縄航海
9/7-9/10 年会+若手会
9/12-9/24 沖縄首席航海

さらに突発英語プレゼンや、
マス立ち上げや培養や、
インド洋や預かり試料の分析や、
論文執筆や改訂や、
W杯観戦や飲みの誘いや、
なんやかんやと、
まぁたくさん

希望通り10月から留学できるとしたら、
2010年はもう終わったようなものですよ
げふー



 



短絡的に考えると、
重量辺りの価格が上昇するため、
消費者にとってはヨコワを乱獲する方がありがたく見える

しかし、そうではない

マグロは本来は高級魚であり、
現在の価格が不当に低い状態にある
漁師が同じ利益を得られるのであれば、
漁獲する個体数は少ない方が、
マグロ資源の持続的な利用が可能になる分だけ、
望ましい漁のあり方なのだ
そもそもマグロが海からいなくなってしまっては、
二度と食べることはできなくなるのですから
プロフィール
HN:
kawagucci
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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