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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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今週は飼育休暇です
うちの会社で何日間育児休暇を申請できるのか知りませんが、
まぁ振休も有休も余っているので、
そういう意味では問題ないでしょう
研究の進捗という意味ではやばいけど


ところで、
「めざましテレビ」より、
「めざましどようび」の方が、
良いメンバーだと思う 
二日酔いの中、少しラインをいじってみるも、
やはりブランクが下がらない
いよいよ追い詰められてきたなぁ
水素の微量分析回復はとりあえずあきらめて、
次の成分を測れるようにした方が建設的かなぁ

早めに家に帰って娘を受け入れる準備をしようと思ったのだけど、
北大の時の同窓忘年会があるということで慌てて有楽町
ヨネは久しぶり、4月から横須賀衣笠の実家の薬局勤務だとか
17時から3軒ハシゴして文庫に24時、歩いて帰って25時就寝
またも二日酔い
出産・育児などの指南書の類は、
ほとんどが「パパ・ママ」表記が採用されていて、
なんか怖い
うちは「パパ・ママ」は採用しないつもりなのだが、
「パパ・ママ」で話しかけられ困る

しかし、
あれだけ充実した設備のある病院に入院して、
「できるだけ自然な形で」といって自然分娩にこだわるのも、
なんだか不思議
あと周囲からの感染に異様に気を使って、
配偶者およびその両親以外は立ち入り禁止という区画を作っておきながら、
子供が産まれてきても「パパに似てますね」とのコメントばかりで、
「アレコレという病気・障害の可能性は今のところありません」
というようなアナウンスが無いというのも解せない

なんだか出産・育児ビジネスというか、
「たまひよ」的な発想が病院にまで深く根付いていて、
病院としての機能がおろそかになっているのではないかと思わなくもない
こちらはその道のプロだと思って頼っているわけで、
馴れ合い的な態度で接されるのも、
もちろん先方は良かれと思ってやっているのだろうけども、
なんだかやるせない気持ちにさせられる

昨夜、kawagucci家に第一子が誕生しました
娘でした
母子ともに健康で す

261c516a.jpg











色々と思うところはありますが、
とりあえず、
愛知から戻る電車の中で、
写真を見ているうちに段々と実感が沸いてきました
この感情がこの後どうなっていくのか
楽しみです

東海地方に潜伏します
ため込んだ本を読んでゴロゴロすごします
できることはありませんからね
 
郷ひろみがAKBと共演してた
オーラが違った
 
なにやら愚痴がこぼれているのを読んだので、
個人的な考えなぞを書いておこう


究極的には憲法において「表現の自由」が認められており、
何人たりとも服装の自由を侵すことはできないです

また服装はアイデンティティを表現する最も簡単な方法の一つですし、
身体保護の目的が適う程度の経済的な余裕がある誰もが、
(服装にはこだわらないという仕方も含めて)、
極めて私的な基準で服装について決断を下していると考えられます
もちろんその程度に度量衡はないでしょう

一方で、社会的な規範や習慣に基づく、
一定の範疇というようなものも存在します
それは学校制服のように厳格に定められている場合が一つ
また、冠婚葬祭でのいわゆる常識的服装のように、
社会集団においてある程度のコンセンサスがあるもので、
たとえば正式な喪服が間に合わなくても華美でない黒服にするとか、
そういったある程度の幅がある場合がもう一つ
後者の方が、ややこしいですね

そこで研究者の服装ですが、
特に規程がない場合がほとんどなので、
ルール的には、つまり学校制服的な意味合いでは、
何を着てもいいのでしょう
しかし一方で、
研究施設は公的機関である場合がほとんどですから、
その組織員として一定の服装が求められるという考え方もあるでしょう

また学会などはビジネスの場ですから、
ビジネスをスムースに進行することを考えた場合には、
その場に要求される服装を満たす方が無難でしょう

ただ、
研究者というのは、社会機能的な意味ではなく、
精神的・実質的に、個人事業者ですし、
強固なアイデンティティを持ちがちな人種だと思います


というようなことを踏まえて、ボクは、

1) 基本的に自分の好きなようにする
(締め付けのないゆるい格好が楽で良いよね)
2) 外向けの時は頑張ってオシャレ
(夢を売る商売ですから)
3) 身内からの不満は聞き入れない
(「もうちょっとちゃんとしたら?」とか、ほっとけ)
4) 関係者に不利益が生じうる場合は例外
(会計監査員に不審を抱かせないため、とかね)
5) 自分の被る不利益が服装束縛による鬱憤を上回る場合も例外
(就職の面接とかね)

というぐらいのニュアンスで服装を決めています

Z君のように文句を言われた場合は、
3なのか4なのかを自問しますよね
大体のケースが3ですから、
「テメーには関係ないだろ、バーカ」
って感じで無視します

「服装にウツツを抜かさず研究に精進せい!」という論理も、
一見すると正論のようにおもえるけども、
服装でアイデンティティを保つタイプの人間には、
自我が揺らぐというか、精神的な負担が大きくなるだろうから、
結果的に研究に精進できないのではないかと思う

その昔、海洋研の某准教授が、
「経団連会長の頭を叩いても良い自由が研究者にはある」
というようなことを話していた
「企業勤めだと回り回って会社や自分自身に不利益が生じる」
という意味かと思うので、
それは4の場合に似ている

まぁ、
一度色々と考えて、
自分の納得するやり方をチョイスするのが良いでしょうね

DropboxとかEverNoteとか、
非常に便利だろうということはわかるんだけども、
どうしても手が出ない

ボクが扱うのは研究自体か、
あるいは研究に関する組織に関する情報
ある意味では結構な機密書類
こういうものを、
得たいの知れないクラウドに放り込むというのは、
どうしても気が引ける

まだそれほどの立場ではないけども、
もう少し責任ある立場になると考えると、
こういうところに情報を置くことは控えるべき機密書類も出てくると思う
その時に、
「もうこのサービス無くしては暮らせません」
という状態にはなっていたくない

たとえばGoogleなんかは社会的に一定の知名度があるし、
日本に法人もあるし、
情報漏洩があれば責任を追及できる可能性はある
Quanpなんかはリコーがすべて自社で管理していることをうたっていて、
こういうものは比較的信頼度が高いと思う
しかしその他のものはどうだろうか

とにかく、
インターネットが便利なツールであることは間違いない
それには同意する
でも、
ネットというのはあくまで公共の場であって、
そこでは秘密は守られるものではない
クレジットカードなどでのオンライン決算も、
悪意の利用者に情報を抜かれるリスクを承知した上で、
それでもその便利さに負けて利用している
それは被害が私的な範囲におさまるからであって、
公共性をおびる作業についてはこの限りではない

たとえば大学教員が学位審査に関する書類をDropboxを使って管理していた
それがある時、表に出てしまった
その責任はどこにあるのか
それによって当該学生や大学組織に与える損害を自分は保障しうるか
そういうことも考える必要があるんじゃないか、と思う

そういうリスクを考慮してもなお利便性が上回ると判断して、
それで使おうというのであれば、
それは使えば良いと思う
ただ、
世の中にはびこる「効率至上主義」「仕事術」みたいなものに安易に乗り、
単に「便利な物」として利用するということ、
あるいは必要を感じていないけども利用することで満足すること、
また、そういうような人物と一緒に仕事をするのは、
少し不快で、大分警戒してしまう

この気持ちはなかなか表現しづらいんだけど、
確かな違和感としてボクの中に存在していて、
それはきっと重要な意味を持っている自信もある
古い人間だと言われればそうなのかもしれない
それでもなお、そういう思いは拭えない



毎度おなじみTATSUO先生が、
また良いことを言っているので引用しよう

研究者が論文を書くのは、
表現なのか自己表現なのか
以前、手段としてのプロで書いたことにも通じるかも

いやはやしかし、
TATSUOさんとは物心つく前からの知り合いですが、
これまでに会った多くの人の中でも、
感性的な部分で非常に近い感じがする
人生のほとんどはまったく接点なく暮らしてきたのに、
不思議なものです



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山田ズーニーさんの今回のコラム「大竹しのぶはなぜ食わず嫌い王で勝てないのか」がけだし名言。「表現」と「自己表現」は違う。もちろん入口に自己表現は必要なんだが、学生なんかは特に安易な自己表現こそがアートとかクリエイティブだと思い込んでいる輩が多すぎるからなぁ。

自己表現からの脱却が、本当の意味でプロになるという事なんだろうな。他にもズーニーさんのコラムは「幸せな人も傷ついている」も胸にブッ刺さった。結局付き合う人間の幅が広いとこういう体験を常にする事になるしね。勇気づけられたし、結局向き合うという事しか正解ない事も分かった。

一昨日良夫氏と話した「仕事のウサは仕事で晴らすしかない」論にも通じるよなぁ。仕事での鬱憤を、いくらプライベートだったり酒だったりで解消しようとしても、「消化」は出来ても「昇華」は出来ない。結局それを解消する為には、今まで以上に力を入れて仕事に取り組むしか道はない訳で。




 
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kawagucci
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非公開
自己紹介:
海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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