自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
大阪産業大学が行っていた,
私立補助金を受け取るための操作が暴露されました。
========以下ー産経ニュースより========
国の「私立大学等経常費補助金」に関し、当時は入学者数が定員の1・37倍以上になった学部には支給しない規定があった。
告発によると、大産大経営学部の21年度の定員は465人で、補助金受給には入学者数を637人以下に抑える必要があったが、20年12月までに、推薦入試などで600人近くの入学が決定。一般入試の募集定員は78人としており、入学者総数が637人を上回る見通しとなっていた。
このため、大学側は当時の付属高教頭に対し、入学意思がなく成績優秀な生徒に経営学部を受験させるよう依頼。元教頭の指示を受けた担任教諭2人が3年生9人に受験を依頼し、一般入試を日程別に延べ数十回受験。合格した生徒に1回あたり5千円が渡された。
依頼を受けた合格者で実際に入学した生徒はなく、大学側は入学者数を意図的に抑制して基準を満たした結果、21年度の補助金約10億円を受け取ったという。
引用元記事
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130317/crm13031719350002-n1.htm
==========ここまで=============
要約すると,
・大学側は補助金がもらえるギリギリの数まで入学者数を確保したい
・推薦などの入学者数が伸びすぎて一般入試全員を合格させると補助金がもらえなくなる
・一般入試での合格枠を消費しつつ入学数を抑制するため付属校の生徒に依頼
・依頼された生徒は受験し,合格し,入学しないことで,報酬をゲット
・大学は補助金がもらえる数まで入学者数を減らせて,補助金をゲット
ということで,
何が問題かというと,
・大学が入試の合格者数を決定する基準として「補助金の規定ありき」で動いた
・その結果,入学を希望していたかもしれない一般受験者が落ちた
の二点でしょうか。
【大学の儲け主義のために,受験生が犠牲になり,税金がもっていかれた】
という図式です。
「より良い社会のためにより良く教育された人を増やしたいね」というのが,
社会が大学を持っている意義だろうし,
その意義を感じるから,私立大学といえども,国から補助金が出るわけで,
それなのに,
肝心要の大学が自身の儲けに目がくらんで行動しているという,
なんとも悲しいお話なのです。
メモがわりとして
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私立補助金を受け取るための操作が暴露されました。
========以下ー産経ニュースより========
国の「私立大学等経常費補助金」に関し、当時は入学者数が定員の1・37倍以上になった学部には支給しない規定があった。
告発によると、大産大経営学部の21年度の定員は465人で、補助金受給には入学者数を637人以下に抑える必要があったが、20年12月までに、推薦入試などで600人近くの入学が決定。一般入試の募集定員は78人としており、入学者総数が637人を上回る見通しとなっていた。
このため、大学側は当時の付属高教頭に対し、入学意思がなく成績優秀な生徒に経営学部を受験させるよう依頼。元教頭の指示を受けた担任教諭2人が3年生9人に受験を依頼し、一般入試を日程別に延べ数十回受験。合格した生徒に1回あたり5千円が渡された。
依頼を受けた合格者で実際に入学した生徒はなく、大学側は入学者数を意図的に抑制して基準を満たした結果、21年度の補助金約10億円を受け取ったという。
引用元記事
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130317/crm13031719350002-n1.htm
==========ここまで=============
要約すると,
・大学側は補助金がもらえるギリギリの数まで入学者数を確保したい
・推薦などの入学者数が伸びすぎて一般入試全員を合格させると補助金がもらえなくなる
・一般入試での合格枠を消費しつつ入学数を抑制するため付属校の生徒に依頼
・依頼された生徒は受験し,合格し,入学しないことで,報酬をゲット
・大学は補助金がもらえる数まで入学者数を減らせて,補助金をゲット
ということで,
何が問題かというと,
・大学が入試の合格者数を決定する基準として「補助金の規定ありき」で動いた
・その結果,入学を希望していたかもしれない一般受験者が落ちた
の二点でしょうか。
【大学の儲け主義のために,受験生が犠牲になり,税金がもっていかれた】
という図式です。
「より良い社会のためにより良く教育された人を増やしたいね」というのが,
社会が大学を持っている意義だろうし,
その意義を感じるから,私立大学といえども,国から補助金が出るわけで,
それなのに,
肝心要の大学が自身の儲けに目がくらんで行動しているという,
なんとも悲しいお話なのです。
メモがわりとして
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