自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
まずはアトランティス騒動のニュースをNHKから引用。
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(略)
現地調査のリーダーで、海洋研究開発機構の北里洋さんは「実際に潜水調査船に乗って、海底で花こう岩を確認できたときはとても驚き、感激した。伝説のアトランティスとは出来た年代が異なるようだが、大西洋に『大陸のかけら』を見つけた、意義のある発見だと思う」と話しています。
(略)
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ボクが聞いた範囲の調査概要は,
昔,ブラジル沖でドレッジをして,花崗岩が採れたことがあった。
でも転石かもしれないから,今回,そこに潜航してみた。
そしたら花崗岩の露頭が見つかった。
海で出来ないはずの花崗岩帯が海底にあったということは,
・かつて大陸だったものが,
・大陸と分断して,
・海に沈んで,
存在しているということで,
科学的に非常に意義深い観察結果である。
今後,岩石の化学分析をすることで成因・生成年代が明らかになるだろう。
ということです。
これに対してアトランティスをWikipediaから引用すると,,,,
『アトランティスは、古代ギリシアの哲学者プラトンが著書の中で記述した、大陸と呼べるほどの大きさを持った島と、そこに繁栄した王国のことである。強大な軍事力を背景に世界の覇権を握ろうとしたものの、ゼウスの怒りに触れて海中に沈められたとされている。』
『プラトン(紀元前427年 - 紀元前347年)は、古代ギリシアの哲学者である。ソクラテスの弟子にして、アリストテレスの師に当たる。』
ということです。
それはさておき,
うちの研究所の研究者が「アトランティスとかいう妄想」を言ったとか,言わないとか,
そういう部分でごちゃごちゃ言ってる人もいるようですが,
まず基本に立ち返って考えるべきだと思います。
そもそも,
科学研究の一義的なモチベーションは,何かを知りたいという欲求なんですよね。
「これってなんだろう」ってことです。
その後に続く感情としては,
「もしかして,アレかな?」ってことでしょう。
「科学的に考えましょう」ってのは,
そういう個人個人が「アレかな?コレかな?」とか言っていると,
いつまでたっても知識が蓄積しないから,
皆が共有できる形で対象を評価して記述していきましょう,ってことだと思う。
そう考えると,
海底がどうなってるか知りたくって,
実際に海底に潜ってみて花崗岩の露頭を見つけ,
「これはアトランティスかもしれん!」って思うことは,
もっと踏み込んで言えばそう外に向けて発言することまでもが,
立派な調査の一部なのではないか,
ということなんです。
「知りたい欲求の発露」「行動」「感覚的理解」「科学的裏付け」
の順に調査が進むのだから,
別に「アトランティスや!」って言っても,
何の問題もないですよね。
今回の騒動の問題をあえていうなら,
「感覚的理解」である「アトランティスや!」と,
「科学的裏付け」が分離されてないことなんじゃないかな。
なんせ,
「アトランティス」自体がそもそも「科学的」でないんだから,
そこに「科学」を持ち出して「年代が違う」とか言って火消しにはしるのは,
かえってアホを露呈していると思うわけです。
そんなわけで,
世間が盛り上がって,
会社の名も下げず,
エセ科学のそしりを受けない文例を考えてみました。
「わたしは露頭を目にした瞬間,『これはプラトンの言ったアトランティスだ!』と感じた。
それは潜って見た人間にしか感じられない「啓示」のようなものだった。
もちろんプラトンの言うアトランティスの存在に科学的根拠はない。
わたしがブラジル沖で見たものが何であったかは,今後の分析が明らかにしてくれるだろう。
しかし,あえて言いたい。
「アトランティスを見た!」と。」
ぐらいでしょうか。
一般公開向けに,ワンピースネタでも考えてみました。
「わたしの名前はヒロシ・D・キタザト。
普段,Dを名乗ることはない。
それはDを継ぐ者だけが知る存在を世間に知られぬためである。
わたしの祖父も生涯,Dを名乗ることはなかった。
しかしいま,QUELLE2013の名をかり,しんかい6500がパンドラの箱を開けてしまった。
だから私は,一族の掟に従い,世界に向けて発表しなければならない。
「この世のすべてをブラジル沖に置いてきた。アトランティスは実在する!(ドン!)」。
(シバサブロウ・D・キタザト) [未完]
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(略)
現地調査のリーダーで、海洋研究開発機構の北里洋さんは「実際に潜水調査船に乗って、海底で花こう岩を確認できたときはとても驚き、感激した。伝説のアトランティスとは出来た年代が異なるようだが、大西洋に『大陸のかけら』を見つけた、意義のある発見だと思う」と話しています。
(略)
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ボクが聞いた範囲の調査概要は,
昔,ブラジル沖でドレッジをして,花崗岩が採れたことがあった。
でも転石かもしれないから,今回,そこに潜航してみた。
そしたら花崗岩の露頭が見つかった。
海で出来ないはずの花崗岩帯が海底にあったということは,
・かつて大陸だったものが,
・大陸と分断して,
・海に沈んで,
存在しているということで,
科学的に非常に意義深い観察結果である。
今後,岩石の化学分析をすることで成因・生成年代が明らかになるだろう。
ということです。
これに対してアトランティスをWikipediaから引用すると,,,,
『アトランティスは、古代ギリシアの哲学者プラトンが著書の中で記述した、大陸と呼べるほどの大きさを持った島と、そこに繁栄した王国のことである。強大な軍事力を背景に世界の覇権を握ろうとしたものの、ゼウスの怒りに触れて海中に沈められたとされている。』
『プラトン(紀元前427年 - 紀元前347年)は、古代ギリシアの哲学者である。ソクラテスの弟子にして、アリストテレスの師に当たる。』
ということです。
それはさておき,
うちの研究所の研究者が「アトランティスとかいう妄想」を言ったとか,言わないとか,
そういう部分でごちゃごちゃ言ってる人もいるようですが,
まず基本に立ち返って考えるべきだと思います。
そもそも,
科学研究の一義的なモチベーションは,何かを知りたいという欲求なんですよね。
「これってなんだろう」ってことです。
その後に続く感情としては,
「もしかして,アレかな?」ってことでしょう。
「科学的に考えましょう」ってのは,
そういう個人個人が「アレかな?コレかな?」とか言っていると,
いつまでたっても知識が蓄積しないから,
皆が共有できる形で対象を評価して記述していきましょう,ってことだと思う。
そう考えると,
海底がどうなってるか知りたくって,
実際に海底に潜ってみて花崗岩の露頭を見つけ,
「これはアトランティスかもしれん!」って思うことは,
もっと踏み込んで言えばそう外に向けて発言することまでもが,
立派な調査の一部なのではないか,
ということなんです。
「知りたい欲求の発露」「行動」「感覚的理解」「科学的裏付け」
の順に調査が進むのだから,
別に「アトランティスや!」って言っても,
何の問題もないですよね。
今回の騒動の問題をあえていうなら,
「感覚的理解」である「アトランティスや!」と,
「科学的裏付け」が分離されてないことなんじゃないかな。
なんせ,
「アトランティス」自体がそもそも「科学的」でないんだから,
そこに「科学」を持ち出して「年代が違う」とか言って火消しにはしるのは,
かえってアホを露呈していると思うわけです。
そんなわけで,
世間が盛り上がって,
会社の名も下げず,
エセ科学のそしりを受けない文例を考えてみました。
「わたしは露頭を目にした瞬間,『これはプラトンの言ったアトランティスだ!』と感じた。
それは潜って見た人間にしか感じられない「啓示」のようなものだった。
もちろんプラトンの言うアトランティスの存在に科学的根拠はない。
わたしがブラジル沖で見たものが何であったかは,今後の分析が明らかにしてくれるだろう。
しかし,あえて言いたい。
「アトランティスを見た!」と。」
ぐらいでしょうか。
一般公開向けに,ワンピースネタでも考えてみました。
「わたしの名前はヒロシ・D・キタザト。
普段,Dを名乗ることはない。
それはDを継ぐ者だけが知る存在を世間に知られぬためである。
わたしの祖父も生涯,Dを名乗ることはなかった。
しかしいま,QUELLE2013の名をかり,しんかい6500がパンドラの箱を開けてしまった。
だから私は,一族の掟に従い,世界に向けて発表しなければならない。
「この世のすべてをブラジル沖に置いてきた。アトランティスは実在する!(ドン!)」。
(シバサブロウ・D・キタザト) [未完]
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