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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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自分の信条として,
これは絶対にやりたくない,ってことがある。

そんなやりたくないことを強要されるような,
そういう環境に身を置くのは良くない。
別の動機で乗り越えられるかもしれないけども,
その動機が枯渇した時には大変なことになる。

仕事の選択では,特にそれが大事だ。

今のこの国で生きていくためにお金が必要で,
お金を得るためにすることを仕事とするなら,
仕事には自分の生命がかかっている。
そんな生命がかかっていることをするという自分の生活環境が,
自分の信条に反するものであるってのは,
つまりは自分の生存条件と生存理由が相反しているようなもので,
あやうい。

はとくん(http://haliotis-hato.blogspot.jp/)は,
その危険性に身が引き裂かれそうになっていたけど,
(子供の誕生をきっかけに?)
自分の中で大事なものを大事にするために,慣れてきた環境を飛び出した。
このジャンプはすごく勇気のいるもので,
その決断を下したこと自体に敬意を抱くわけです。
ジャンプの着地点に自分の生存条件がかかっていて,
にもかかわらず着地点がほとんど見えない状況で,
それでもジャンプしたってのは,
1つは根底の部分で「どこでも生きていける」っていう自信があって,
もう1つは「やりたくないことはやりたくない」っていう信条があって,
そういうことなんだろう(どういうことなんだ?)

翻ってボク自身には,
「どこでも生きていける」ってほどの自信がないわけで。
「やりたくないことはやりたくない」っていう信条はあるんだけど,
それが「でも生きていくためには」に勝てなくて,
こうして研究を続けている理由にもなってしまっていて,
なんだか良くないなぁ,と思い続けていて,
やっぱりそういう態度ってのがアウトプットにも反映されていて,
それを看破されてしまうとギクリとしてしまって,
フラフラになってしまう。

「科学研究なんてものは,もっと規模を縮小すべきだ」
っていうことに気付いたのが,
ボクが科学研究をして到達した1つの信条で,
もうそこに到達した以上は,
科学研究のステージから降りるべきなんだ。
「中の声で改革」なんてことも一時期は考えたけど,
その間,口に糊する手段が科学研究ってのも,やっぱりおかしい。

ジャンプする勇気。
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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