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自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
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どういう研究者になりたいか,みたいなことを考える時に,研究者である以前にその人の特徴はどういうもので,それはどういう対象に取り組むときに最も効力を発揮するのかというのを考えるわけです。

同じ作業を狂い無く繰り返しできるとか,狙っている結果が出なくても想定を信じてブレずに続けられるとか,複数の仕事を並行して進められるとか,まぁとにかく色々な側面で,人としての特徴ってのはあると思う。

その特徴ってのが,必ずしも今まさに取り組んでいる研究とマッチしていないということも,ままある。それは研究を始める時のテーマ決めってのは往々にして先生が適当に指定したもので,その延長線上に自分の研究が置かれるためで,しばらく研究を続けてから,自分の特徴と照らし合わせて,もっともマッチしているところに落とし込むというのは(しかも一定以上の業績を出し続けながらテーマを変えていくというのは),かなり難易度の高いことだ。

なにより,自分の特徴というのを自分で正確に把握するというのは難しい。好きな研究テーマが,自分の特徴とマッチしていないときに,特徴ベースでテーマを選ぶことはマレで,やはり好きなテーマに取り組んでしまうだろう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そんな一般論があるとして,じゃあボク自身はどうなんだ,ということである。まったくの偶然なのだけれども,たぶんボクの特徴は,航海調査で研究を進める業界に向いているんだと思う。

ボクは,ある物事を眺めるときの視野・視点・深度を自在かつ適切な具合に変えられるという特徴がある(と思っている)。他人の研究をパッと聞いてポッとわかったり,あの話とこの話は似ているようで違うとか思って見たり,そういうのって結構な異能みたい。いつだったか誰かに言われて(ヤマドンかな?),たしかにそれは全然苦じゃないし,逆にみなと話が合わないのはそういうことなのかもなぁなんて思ったり。逆に言えば,何かに没頭して集中的に取り組んだり,ある立場に身を置き続けたり,そういうことは苦手なんだけどもね。

あー,今日はここまで。
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海洋系の某独法で働く研究者が思ったことをダラダラと綴っています
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