自由と信念の箱船で恍惚と不安を抱きストロングスタイルで爆進します!
社会人になっていつの間にか知り合っていた一派(つまり単なる友人)で熱海旅行が企画されたので行ってきた。一派のリーダー的存在(?)が海外赴任からの一時帰国をされるのに合わせたもの。「日本で友人に会ってだらだらする」という具合で。
本体は昼前集合でビーチコーミングなどをカマしておられたそうだが,こちらは都合により午後から。一号ナギは土日の両日にサッカーがあり,三号タマは旅行に連れて行くのは難しいお年頃(イヤイヤ期)なので,二号リュウのみを連れ出す。午前中は幼稚園の授業参観だったそうで,12時過ぎに家を出る。
大船でシュウマイやらカラアゲやらを買い込んで意気揚々と東海道線に向かったが,快速アクティーは満席だったので立ち食いする。すぐに一席空いたのでリュウを座らせたが,次の駅で杖を突いたお婆さんが乗ってきたので「こういう時は譲りなさいよ」という教育的指導とともに立たせる。せっかく立つのだからと運転席まで移動したが,窓の位置が高くて前が見えない。残念。左手に見える海で気を引きながらなんとか熱海に到着。リュウはすっかり不機嫌モード。
熱海駅で同じく子連れ途中参加の母子と合流。先方のツーとリュウは同じ5歳で,生まれも1日違いとのこと。リュウは大人相手に物怖じしないのだが,ツーはまだモジモジ。タクシーに乗り込んで本隊の待つ台湾茶屋へ。運転手がお喋りなオジサンだったので,いつものように自分に適当な設定を作って相鎚を打ち気持ちよく喋ってもらう接待モードを発動した。後からツー母に「人格障害なのかと思った」と言われてしまった。違うよ。人格障害なんじゃないよ。何でもガチ回答&理詰めで押してしまう対人能力障害な素の自分を出さないために,いい加減なキャラ設定をして乗り切る対人スキルなんだよ。
台湾茶屋は,正面に初島を望みつつ,ホスピタリティが服を着て歩いているようなオジサンの給仕で,おいしい茶と菓子をいただくという,素晴らしいとかしか言いようがない場所だった。だったんだけど,すっかりコンビ芸を繰り出し始めたキッズがうごめきはじめ,茶瓶を倒しそうで怖いから縁側に封じ込めたら景色が見えなくなって,挙げ句に障子を破る不始末までやらかしてしまい,申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった。なお茶屋では本隊とは別テーブルで,合流したのに目も合わないし会話もないという不思議さであった。
いったん宿(ワンルームマンションの部屋貸しみたいなところ)に戻って荷物を置いて,日帰り入浴に向かう。この辺りから唯一の男性大人参加者にリュウが懐き「先生!先生!」と呼び始めた。なぜ先生なのかは不明。男組四人で男風呂に向かう前にツー母に確認したところ「頭から湯をかぶるのに抵抗がある」とのことだった。ということで,バンバン頭からかけて洗ってやった。半ベソではあったが,それほど泣き叫ぶでもなく(頑張ってガマンしていたんだろうけども)問題なかった。偉いぞツー。
日帰り入浴を出た足で,二年前にも行った居酒屋へ。最初,給仕をしているオバサンがあきらかに不機嫌であったが,どうやら忙しくてテンパってただけのようで,他の客が減ってからはサービスも良くなっていった。テーブルが2つに分かれているのを良いことに,リュウは先生に丸投げして,のんびり飲食する。キッズが飽き始めたので父子母子4名で先に宿へと戻る。リュウとツーの2人を布団に入れ,2人だけを残して別部屋に移動して様子を見たが,5分と経たずギブアップしたので,しばらく添い寝などで寝かしつけをする。ここらで本隊がコンビニ袋をぶらさげて宿に戻ってきたので合流(リュウは一人で寝られる便利な能力を持っているので放っておいて問題なし)。部屋では「ストリッパー話」を蒸し返され罵られるなどのかわいがりを受けつつ01時ぐらいまで飲む。
06時に目覚めたリュウが「先生!もう6時だよ!起きなきゃ!」とか騒ぎ出したし,ツーも母が寝ていて退屈なのかウロウロしているので,慌てて2人を連れ出す。散歩とか言うとまた「早く帰ろうよー」がはじまりそうなので「熱海探検隊だ!」という名目を立ててみたところ思いのほかノってきた。海を眺めて,波打ち際で誰が一番奥まで足跡をつけられるかをやって,ブラブラして,コンビニによって,帰る。「探検隊はウンチとかシッコとか言わないんだぞ」って言ってみたら,「探検隊は○○だ」という善行題目を唱える流れになり,「探検隊は大きな声で返事する」「探検隊は疲れたとか言わない」「探検隊はテキパキ歩く」「探検隊は終わりと言われたらすぐ止める」など普段叱られているような内容を吐露しはじめた。なんや理解しとったんやな,と。探検隊全行程で一時間ぐらいは稼いだと思う。
部屋に戻ったらムクムク起き出してきて,屋上露天風呂に行く組や,コンビニに朝ご飯を買い出しに行く組や,部屋でオリンピックのハイライト集を見る組などにわかれて行動。部屋でゴロゴロしながら会話もせずスマホをいじってるだけの時間が30分ぐらいあったけど,そういう時に張り切って話しかけたりしない関係が良いよなぁとシミジミする。
10時のチェックアウトで,本隊は純喫茶で引き続きダラダラするとのことだったが,キッズが暴走することは火を見るより明らかなので離脱して帰路につく。駅まで歩きながら「顔の似てない同年代の子供二人を連れて熱海の朝を歩く男女」というこの状況は世間から見たら一体どういうことになるんだろうね,というようなことをポツポツ話す。足湯を経てゴージャスに新幹線で帰る母子と別れる。
大船構内でラーメンを食べて帰宅。ちょうど一号ナギがサッカーから戻り,一号二号を連れて一色海岸に向かい一時間ほど歩いて帰宅して17時に早めの夕飯を食べさせて18時には自室に引っ込んだ。疲労困憊。しかし良い週末であった。
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本体は昼前集合でビーチコーミングなどをカマしておられたそうだが,こちらは都合により午後から。一号ナギは土日の両日にサッカーがあり,三号タマは旅行に連れて行くのは難しいお年頃(イヤイヤ期)なので,二号リュウのみを連れ出す。午前中は幼稚園の授業参観だったそうで,12時過ぎに家を出る。
大船でシュウマイやらカラアゲやらを買い込んで意気揚々と東海道線に向かったが,快速アクティーは満席だったので立ち食いする。すぐに一席空いたのでリュウを座らせたが,次の駅で杖を突いたお婆さんが乗ってきたので「こういう時は譲りなさいよ」という教育的指導とともに立たせる。せっかく立つのだからと運転席まで移動したが,窓の位置が高くて前が見えない。残念。左手に見える海で気を引きながらなんとか熱海に到着。リュウはすっかり不機嫌モード。
熱海駅で同じく子連れ途中参加の母子と合流。先方のツーとリュウは同じ5歳で,生まれも1日違いとのこと。リュウは大人相手に物怖じしないのだが,ツーはまだモジモジ。タクシーに乗り込んで本隊の待つ台湾茶屋へ。運転手がお喋りなオジサンだったので,いつものように自分に適当な設定を作って相鎚を打ち気持ちよく喋ってもらう接待モードを発動した。後からツー母に「人格障害なのかと思った」と言われてしまった。違うよ。人格障害なんじゃないよ。何でもガチ回答&理詰めで押してしまう対人能力障害な素の自分を出さないために,いい加減なキャラ設定をして乗り切る対人スキルなんだよ。
台湾茶屋は,正面に初島を望みつつ,ホスピタリティが服を着て歩いているようなオジサンの給仕で,おいしい茶と菓子をいただくという,素晴らしいとかしか言いようがない場所だった。だったんだけど,すっかりコンビ芸を繰り出し始めたキッズがうごめきはじめ,茶瓶を倒しそうで怖いから縁側に封じ込めたら景色が見えなくなって,挙げ句に障子を破る不始末までやらかしてしまい,申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった。なお茶屋では本隊とは別テーブルで,合流したのに目も合わないし会話もないという不思議さであった。
いったん宿(ワンルームマンションの部屋貸しみたいなところ)に戻って荷物を置いて,日帰り入浴に向かう。この辺りから唯一の男性大人参加者にリュウが懐き「先生!先生!」と呼び始めた。なぜ先生なのかは不明。男組四人で男風呂に向かう前にツー母に確認したところ「頭から湯をかぶるのに抵抗がある」とのことだった。ということで,バンバン頭からかけて洗ってやった。半ベソではあったが,それほど泣き叫ぶでもなく(頑張ってガマンしていたんだろうけども)問題なかった。偉いぞツー。
日帰り入浴を出た足で,二年前にも行った居酒屋へ。最初,給仕をしているオバサンがあきらかに不機嫌であったが,どうやら忙しくてテンパってただけのようで,他の客が減ってからはサービスも良くなっていった。テーブルが2つに分かれているのを良いことに,リュウは先生に丸投げして,のんびり飲食する。キッズが飽き始めたので父子母子4名で先に宿へと戻る。リュウとツーの2人を布団に入れ,2人だけを残して別部屋に移動して様子を見たが,5分と経たずギブアップしたので,しばらく添い寝などで寝かしつけをする。ここらで本隊がコンビニ袋をぶらさげて宿に戻ってきたので合流(リュウは一人で寝られる便利な能力を持っているので放っておいて問題なし)。部屋では「ストリッパー話」を蒸し返され罵られるなどのかわいがりを受けつつ01時ぐらいまで飲む。
06時に目覚めたリュウが「先生!もう6時だよ!起きなきゃ!」とか騒ぎ出したし,ツーも母が寝ていて退屈なのかウロウロしているので,慌てて2人を連れ出す。散歩とか言うとまた「早く帰ろうよー」がはじまりそうなので「熱海探検隊だ!」という名目を立ててみたところ思いのほかノってきた。海を眺めて,波打ち際で誰が一番奥まで足跡をつけられるかをやって,ブラブラして,コンビニによって,帰る。「探検隊はウンチとかシッコとか言わないんだぞ」って言ってみたら,「探検隊は○○だ」という善行題目を唱える流れになり,「探検隊は大きな声で返事する」「探検隊は疲れたとか言わない」「探検隊はテキパキ歩く」「探検隊は終わりと言われたらすぐ止める」など普段叱られているような内容を吐露しはじめた。なんや理解しとったんやな,と。探検隊全行程で一時間ぐらいは稼いだと思う。
部屋に戻ったらムクムク起き出してきて,屋上露天風呂に行く組や,コンビニに朝ご飯を買い出しに行く組や,部屋でオリンピックのハイライト集を見る組などにわかれて行動。部屋でゴロゴロしながら会話もせずスマホをいじってるだけの時間が30分ぐらいあったけど,そういう時に張り切って話しかけたりしない関係が良いよなぁとシミジミする。
10時のチェックアウトで,本隊は純喫茶で引き続きダラダラするとのことだったが,キッズが暴走することは火を見るより明らかなので離脱して帰路につく。駅まで歩きながら「顔の似てない同年代の子供二人を連れて熱海の朝を歩く男女」というこの状況は世間から見たら一体どういうことになるんだろうね,というようなことをポツポツ話す。足湯を経てゴージャスに新幹線で帰る母子と別れる。
大船構内でラーメンを食べて帰宅。ちょうど一号ナギがサッカーから戻り,一号二号を連れて一色海岸に向かい一時間ほど歩いて帰宅して17時に早めの夕飯を食べさせて18時には自室に引っ込んだ。疲労困憊。しかし良い週末であった。
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